
Hachiro
@Hachiro
2026年7月25日

史上最高の投手はだれか 完全版
佐山和夫
読み終わった
ebookjapan
At the old ball game
電子版読了。
完全版として加筆された第27章以降の充実ぶりが凄まじい。元の本を読んだ方であっても是非とも [完全版] を手に取ってもらいたい。
そして、この完全版出版後のMLBの大きなニュースに触れておこう。2020年12月、MLBは「1920年から1948年までの7つのニグロリーグをメジャーリーグとして認定する」と発表した。ニグロリーグの記録もMLBの公式記録になった。でも、それでもサチェル・ペイジが投げ続けたごく一部の記録に過ぎないのだけど‥。
完全版での加筆部分によると、サチェル・ペイジは、1934年終盤からビズマークというセミプロのチームに所属している。ビズマークはメジャーリーグのチームでもニグロリーグのチームでもない、白人も黒人も所属する人種差別のないチームだ。そしておそらく当時の世界最強チームだ(当時プロリーグは人種で区分されていたのでプロリーグには参戦できなかった)。このチームは1935年に初めて開催された裏ワールドシリーズ (National Baseball Congress World Series) で、当然のように優勝しサチェル・ペイジがMVPを獲得している。なんとも凄いエピソードだ。
著者はサチェル・ペイジをきっかけにこの1935年に開催された裏ワールドシリーズのことを調べていて、別の興味深い話題を見つけてしまい1冊の本を書いている。次はその本『1935年のサムライ野球団』を読むつもりだ。
