ぱぬ "GOAT Summer 20..." 2026年7月25日

ぱぬ
ぱぬ
@OnAkAsuitA_pp
2026年7月25日
GOAT Summer 2026
GOAT Summer 2026
宮島未奈,
尾崎世界観,
山内マリコ,
,
麻布競馬場
なんと、今までのGOATはまだ読み終えていないのに、最新刊を読み終えてしまいました。たぶん、「食」というテーマが私にぴったりだったから。小学生のとき、図書室で見つけた「わかったさんシリーズ」を一気に読破する(しかも大人になってから全巻揃えて持っている)ほどには食べ物の本が好きな私にはぴったりのテーマでした。終始美味し楽しかった!特に印象的だったものをまとめようと思います。 〇麻布競馬場「お魚焼けたよ」 かなり刺さりました。なんかもう出てくる人達の人間関係が全部ぜんぶ薄っぺらく感じてしまったのは私だけでしょうか。最後まで読んだとき、その終わり方についため息をついてしまいました。 〇前川知大「ゆんちゃん、お弁当!」 主人公とおばあちゃんの間にある、2人だけの関係性。近くて深いからこそわかる、おばあちゃんに対する理解。死がたまたまそこに介在することで、他人が暖かくそれを解釈しようとすることのうざったさ、すごく分かるなと思いました。とりあえずおばあちゃんに会いたい。会いに行こうと思った。 〇青柳碧人「猫が大腸に棲みついた日」 これを読んでから先輩とアヒージョ食べた時、「猫が大腸に棲みついちゃって、アヒージョ食べるとそれが増えちゃうって話があったんですよ」と言ったら、すごく変な顔された思い出(そりゃそう)。アヒージョ食べる度に、ニャコチャチンを思い出してしまいそう。 〇中西智佐乃「食い扶持」 自分は奪われる側だと思っていたとしても、奪う側である可能性もある。それに対して自覚を持てない、受け入れられないことの愚かさが怖い。短いお話のなかで、人間の嫌なところをたくさん見ました。 〇三木三奈「熊手」 言葉も行動も、全てが生々しくリアルだったのが印象的だった作品。日々のくすぶりがお酒によって表面化しちゃう感じも、そのことを全然覚えていない感じも、でもその人のことだけを責めるのもなんだか違うなという感じも、読んでいて胸が苦しくなりました。あと文章がとにかく好きでした。 2026/7/25
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