
藤宮
@huji38__
2026年7月25日
丕緒の鳥 十二国記
小野不由美
読んでる
落照の獄
瑛庚・・・秋官司刑(裁判官的な存在??)
清花・・・瑛庚の妻
李理・・・瑛庚・清花の娘
駿良・・・狩獺に殺された子供
狩獺・・・駿良及び16件の殺人23人を殺害
主上・・・劉王 賢君と言われていたがここ最近は不能
これはホントに難しかった。狩獺という男を死刑にするか終身刑といった禁錮刑にするかの話。
昔は柳国自体酷刑はあったみたいだけど時代錯誤といった認識から死刑などは用いずと主上が判断したんだよね。でも狩獺という男は何人も殺害し今回の話以前にも3度ほど捕まって顔に黥を入れられるほどの人間。被害者の家族や民は『狩獺を死刑にするべき!!』と声高に伝えるけど瑛庚やその他司法を司るものはこれで良いんだろうかと悩む。その悩みも今回死刑を使用すれば今後またこういった事態が起きた場合死刑になるのでは?死刑乱用になってしまうのでは??といった思いから。
実際主上が死刑を用いるなと言ってる訳だし悩むよね。ホントにここはずっと押し問答って感じだった。その中で清花は被害者遺族を家に招くんだけど確かにそれやっちゃうと瑛庚が死刑と判断しだ場合遺族と話したからだろ!?って余計揉めちゃうよね。
で、結局決め切れなくて狩獺と会話をする事に。そこで反省の意が見られるなら死刑は、、、と瑛庚は考えているが狩獺は『どうせ自分の事は殺したいんだろ。なら殺してみろよ』と言われ反省の意は見られず…。
結果としては瑛庚は狩獺を死刑としたが狩獺は高笑い。狩獺は法に勝ったみたいなもんだもんな〜と。この一件はずっと心に残るんだろうな…。
狩獺を処刑しても結局はこの人1人だけではないし今後もっと起こり得るかもしれない。国が傾き始めてるから。
王が居ないと国が傾くと散々随所で言われてきたけど戦争だけじゃなくてこういった人の心に澱のようにたまる事件も起こるんだなって…。
どの国にも賢君が欲しいね…。