丕緒の鳥 十二国記
283件の記録
桃木綿@momomomen2026年10月6日買った読み終わった恥ずかしながら、シリーズ全部買っていながらこれだけ積んでたのをやっと読んだので…。 「王とか麒麟が出なくて暗い話か〜うーん」という幼稚な理由でパスしてたの、本当もったいなかった! 同じこと考えてる皆さん、もったいないですよ〜〜! 1.表題作 「鳥を射って、割れる」ことへの蕭蘭の答えがとても良い。死からの再生という、あの世界の感覚とも合うんでないだろうか。 この短編集の他の作品を読んでからまた思い返すと、丕緒が作ってきた悲しくて辛い鳥達は何にもならなかったんではなく、悲しく辛い方向へと王朝を一歩呪ってしまっていたのかもしれないな、とも思った。 2. 死刑の是非を問う思考実験のような一編。 「経済的な制約から終身刑は無い」「王の意向、天の意向というファクターがある」という点で、蓬莱とまったく一緒では無いものの、ほとんどこちらでも同じ議論となるような。 死刑執行は「改心することのないけだものが、この世には存在する」という表明になり、その逆は「あまねく全ての人間の善性を信じる」というメッセージになる。 柳が手放したのはそれなんだろうな。 劉王、何考えてるんだろうなあ。国を息子に継がせたかったのかな。そんでお膳立てするだけして、そこで詰んじゃったとか? 完全に妄想だけど、国の礎を作って禅譲する気だったが「同姓の王は連続しない」ルールを知って嫌になっちゃった、とか。 3. 主人公の手を完全に離れ、何が何だかまったくわからないまま意思が汲まれている決死のリレー。 荒廃した人心を王が照らしてゆく、お膝元から国への期待が広がっている、というのはこういうことなのだろうな。 最後に託された「話のわかる新しい地官遂人」とは帷湍で、民とも直接話すほどに低い身分だったんだなあ。そこから、彼は特権が与えられていて禁門も通れるし王の側近をしている。このショートカットはすごく大きいだろう。 思わずこの辺の確認のために海神引っ張り出しちゃった。尚隆の采配がまさに効いているんだね。最高。 国中の里木に実がなるようになったら、今度はまた標仲の仕事になるんだろうね。頑張って欲しい。(と、500年前の話にいうのも不思議だけれど) 4. 陽子即位ではじまり、陽子即位で締め。 社会不適合な学者達と、慶の荒波に揉まれた聡くて頑張り屋の女の子と、自然のなかの生き物達。 4編の中でもいちばん繊細な話なんじゃなかろうか。 偽王即位については態度を濁しつつ、新王即位は確信するのは科学者らしいなーって笑っちゃった。悪魔の証明って難しいんですよね。

あるる@aru_booklog2026年10月3日読み終わった再読中落照の獄がすごく好きな話で、何もハッピーエンドではないけれど善く生きるとはどういうことで、それに相対するものは何かが自然に書かれていると思う。死刑制度は誰のためにあるのか、法の限界は何かが問われている世界のファンタジーは面白い。



アルト@jako56562026年9月26日読み終わったシリーズ初短編集。 『落照の獄』と『青条の蘭』が好み。 瑛庚の妻の言動にイライラした。 けど、現実の裁判官のお身内の方々はどんな思いがあるのか少し気になった。

- 高橋@takaryo2026年9月19日読んでる読み終わったひしょのとり 激良い 美しいし、素直に感動した 梨の花を透かして、市井と重ね合わせる想像力、手元を動かしものをつくるということ それこそが、現実との向き合い方!! なんという宣言か そして、伝わる人間、伝わる王には伝わるのである 落照の獄 自分の意見を持つことが出来ない。父の意見がわかるやいなや、それを自説として憚らず、その上に論拠や論旨を勝手に増幅させる、理想が肥大する、そして根本から誤っている ←ひどい、ごめんなさい、本を読んでいて、そんな読み方しかしてないし、そんな生き方しかしてません 反射、 殺刑を求めるのが理屈ではないのに対し、殺刑否定には理屈しかございませぬ ←!!! 野蛮、としか言えない その反面、殺しを躊躇うのも反射 死刑を決められ、高笑いする犯人との間には、格子が、格子でしかありえないものが、それによってしか権力が成り立たないものが、落照に、朱色の強い西日に染められて、、、、ただ隔たりがきつく、あるいは美しく、、!!照らされて!!! さかきばらは知ったときの、個人的な絶望が凝縮されている

目眩@etemotust2026年9月16日シリーズ最初は王と麒麟の話が続き、風の万里〜で王ではないが王に近しかったり海客だったり特殊な立場のキャラクターが出現して深みが出て、さらにこの作品ではいままでよりはマジョリティな立場の民の目線で描かれる十二国の様子。 これまでの作品ではたとえ王でも1人の人間であるということ、個人としてどのように重積を担うかの信念に想いを馳せることが多かったけど、今回は王の在(不在)と選択により民の生活がどれほど容易く変化させられるかを通して、いかに王の存在が遠く大きいかを痛感する巻だった。 十二国記の世界では、王がいないだけで国が荒れていくという設定が苛烈でよくできてるな〜と思う。いかに悪政でも玉座にいるだけで、防がれることがあるってすごい世界だよ。みんな気負いすぎず長い治世をもたらしてくれという気持ちにもなるわ、これは。- 鱗拾い@urokohiroi2026年9月15日読み終わった再読了最後の『風信』まで読了! 『風信』は表題作と対になる感じだったなー。 主人公の当然の怒りと、それとは異なる、目の前のことを少しだけよくする営みの話。 どちらが良いとも、どちらかだけで良いとも言われてないけど、それも一つの現実との向き合い方たりうるよね、と。 シリーズの順番から言って絶対に読んでるはずなのにほぼ覚えてなかった。 今読んでみて忘れたくない作品ばかりだというのに……
つちのこ@mt_42026年9月15日読み終わった丕緒の鳥が出ると発表があった時、新刊が出ることあるんだ!?!?と驚いたことを思い出す。それがもう十年以上前だし、そのあとも新刊が出たし小野先生本当にありがとうございますという気持ちしかない。 どの話を読んでもあの国のあの時代の話かぁ、と思えるのが不思議。どの国のどんな時代にも懸命に生きてきた人たちがいる。 『落照の獄』は最初に読んだ時が今もずっと何が正解か考えている。
余白@ruisui2026年9月15日読み終わった十二国記 エピソード5になるのかな?短編集でした。 最初と最後の話が慶国舞台、 二つ目の死刑の話が柳国、 三つ目の希望のバトンの話が雁国 どの話も王がや麒麟が主人公ではなく、民衆の話(役人含む)。 柳国の話は、とても重くて、終わりも未来が見えない終わり方。 他の三つは少し希望の見える終わり方をしている。 どの話も甲乙付け難いくらい面白かったけど柳国を舞台にした話と雁国を舞台にした話が特に刺さりました。




- 鱗拾い@urokohiroi2026年9月15日読んでる再読中『青条の蘭』まで読了。 視点がフッと浮いたところからがめちゃくちゃ“祈り”だった。 ラストはそういう示され方なのーーと思ったけど、ちゃんと場面として書いちゃったら表題作と被るもんなぁとは読んでる間も薄々思ってた、うん。 徴だけを焼き付けて暗転するような終わり方も好きですわよ。 植物とか薬とかの話は上橋菜穂子が読みたくなるなぁ。

- 鱗拾い@urokohiroi2026年9月14日読んでる再読中『落照の獄』まで読了。 本編の本題からはやや逸れるが、 「『どうせ俺は屑だ』という甲羅の中に逃げ込んで、永遠にそこに留まり続ける。いかなる言葉もこの男を諭すことはできないし、そればかりか、傷つけることすらできない。」 というところで、 『月の影〜』下巻の陽子が自分をバカだと言った後に「自分を卑下して満足してるんじゃない」と付け加えたことや、 『風の万里〜』下巻の祥瓊が自分を可哀想と思ってしまうことについて「それは違う、って諭されると、腹が立ってしまうのよね」と振り返っていたことなどが頭を過った。 このシリーズ、「自分は〇〇だ」と己の内外に声明を出してしまってそこから抜け出そうとしないことに対して一貫して厳しい。 私自身、以前は度々自分のことを屑と言っていたんだけど、ある時期からこの「卑下して満足する」構造に気づいて、それからは別の言い方を探すなりして、少なくとも口に出して言うのは我慢してるんだよね……。 だからと言って、悪いところの多い自分を「屑じゃん」と思うことが減ったわけではないんだけど……。 この辺は少し前に読んだ別の作者の短編でも思ったな。 そういう時期なのかもしれない。 本題に近いところでいうと、償うとか悔い改めるということに関して自分の読みたいリストに入っている本のあれこれが思い出された。 後でざっくりそこら辺のテーマのリスト作ろう。

- 鱗拾い@urokohiroi2026年9月13日読んでる再読中表題作まで読了。 もう会えない人が置いていった答えを見つけることと、誰にも届かなかった思いが誰かに届くこと。 どうしてこんな美しい話を忘れていられたんだろう。
いま@mayonakayom222026年9月12日読み終わった民の視点からの十二国記、『落照の獄』での問いかけは胸に重くのしかかる。 十二国記シリーズということを抜いても素晴らしい短編集。解説がとてもよい。




ユメ@yume_bookworm2026年9月12日読み終わった感想再読表題作「丕緒の鳥」の他、「落照の獄」「青条の蘭」「風信」の計四編を収録した、珠玉の短編集。 『十二国記』シリーズの長編の主役となるのが王や麒麟であるのに対し、この短編集ではおそらく歴史には名を残さないであろう下級官吏や市井の民にスポットライトが当てられている。いずれの短編も国が不安定な時期を舞台にしており、そんな中でも懸命に己のすべきことをなし、日々を生き抜こうとする人々の姿が心の琴線に触れる物語ばかりだ。 四作中、三作は新王の登極前後の話であるのに対し、「落照の獄」だけは国が傾き始めた頃の様子が描かれている。他の三作に見てとることができる、苦しい状況下でようやく兆した希望に対し、「落照の獄」は絶望感に満ちており、この対比に王という存在の責任の重さを改めて突きつけられた気がした。 今回の再読で最も心に残ったのは、「青条の蘭」だ。十二国の世界には、王が現物を手にして路木に願うことで、翌年に国中の里木にその植物の実がつくという理がある。「青条の蘭」においては、王不在の荒れ果てた時代に山毛欅の病が流行し、人々の暮らしをますます脅かすのだが、下級役人が苦節の果てに薬となる野草を発見し、ようやく践祚した新王の元へ届けようとする。 その険しい道程を、名もなき善意の人々のリレーによって乗り越えてゆくのにも目頭が熱くなるし、舞台となる国名が徹底して伏せられている構成も巧みだ。終盤、彼らが目指す都、王宮の地名がとうとう明かされたときの、かの新王なら彼らの願いを必ず汲んでくれるだろうという安堵と感動が忘れがたい。



TOMOCK@To_mock2026年9月11日読み終わったこの短篇集は、どの問いかけも重い。政治に対しての関心無関心の問題や、死刑と人の尊厳の話、自然の多様性をいかに守ってゆくか、科学的な実証の積み重ねと文化をいかにして守り続けるのか、どれも新書や人文書のような内容。それを短編の物語でやってしまう小野不由美先生。こうしたものの背景を普段から下敷きに持っていないと気がつけないのかも知れないけれど、様々な本を読んで帰ってきたからこそ、新たに考える事が出来たように思う。


セーラ@sarah_note2026年9月9日読み終わった短編4作からなる十二国記の役人や民に焦点が当たる作品。 どれも恵まれた時代ではなく、苦しく荒れた時代を描いたもので、それぞれの立場の苦悩や葛藤を描いていて、心に刺さるものがあった。 それでも力強く生きていく人々、大体が勇気づけられる終わりだった。 はっきりとここが面白い!とは言えないけれども、またしばらく経ってから読み返したい作品でした。 その時には儀式などの知識を得て、じっくりじっくり時間をかけて読みたい。 きっと史実に基づいた知識があればもっと楽しめる。
u m i@u__mi732026年9月5日読み始めた風の万里が手元にないので一旦飛ばしてこちらへ。(風の万里はまたそのうち…) ひとつめのお話「丕緒の鳥」を読み終えた。読むだけじゃなくて実際に目や耳を使って見てみたいなと思った。
黎@REI_26292026年9月3日まだ読んでる初めての十二国記シリーズ中の短編集とのことで。 2作目の「落照の獄」まで読み終わりました。 いやぁ...ラストの牢での会話が...強烈です。敗者と勝者が明確になった瞬間のシーンが頭の中で鮮明にイメージ出来てしまって精神的なダメージを受けました...。



菱葩@msg_122026年8月30日読み終わった(何回目かの)再読。読み始めるのも気が重く、頑張って本を開いても1ページ1ページが重くて遅々として進まず、読み終わるのが本当に本当に大変でした。一日で読み終わらず二日かかりました…。

- こまち@komachi03192026年8月27日読み終わった新作を前に全巻通読3回目。 どの話も地に生きる民の話で、短編ながら重い。読み返す度に読後考えてしまう話や、民から見た王の話を通して王という立場の重さを再認識したり。 そして荒れた国土で苦しむ民の話を読みながら、この通読の最後にやってくる白銀4冊のあの重苦しい描写を思い出しています。 あと、辻真先先生の解説が実に読み応えがありました。


東風@reads-ko32026年8月23日読み終わった大昔に読んだ時は 美しくて、儚くて、表題作が一番好きだなぁと感じていた記憶があったんだけど 十数年ぶりに読み返してみて「風信」でぼろぼろ泣いてしまった 大丈夫、必ず良い国になるよ。

草大福@yadokari152026年8月18日読み終わった新刊に向けて長年の積読をついに読んだ。 つらい……。そうだった、十二国記はヘビーノベルなんだった。 辛い中にも一縷の希望を持てる展開と、美しい文章に久しぶりに触れて何だか嬉しい。 青条の蘭のラストの展開は、現代にも通づるところがあるように思った。 難しいところはわからないけど、これは国のためになるらしいと、面白半分でも若者が政治に携わったり、未来のためになるならと、幼い子を持つ母親が手を貸したり、ファンタジー、現実、時代、情勢を超えて、共通するものはあるのではないかと思ったりした。 最後の話はしんどい中にも救いがあってよかった。マルハナバチやツバメに涙する彼女たちと一緒に泣いた。目の前のできることをやるしかない。


スカイ@skygrey2026年8月18日読み終わったaudible再読『風信』 はじめの方の女性を追い出す場面が辛い。 自分のできることを一生懸命にがんばる姿がいいな。 セミの生態に詳しくないんだけど、地中を移動するものなのかな?オリジナルの設定かな? 外に出るとツクツクボーシが鳴き始めていて、夏の終わりを感じる。

スカイ@skygrey2026年8月16日読んでるaudible再読『青条の蘭』 初読時は雁が舞台だと終盤まで気づかなかったな。 終盤の名もなき人たちのリレーが好きだ。 「希望が入っている」という情報だけで、見知らぬ人からの頼みを聴き、一生懸命に駆けてくれる。この国はまだまだ捨てたもんじゃない、という生きる力が湧いてくる。
スカイ@skygrey2026年8月15日読んでるaudible再読『落照の獄』 重い。前回も死刑の是非について悩まされた。 今回思ったこと ・犯人を教化できるかどうか、市民が納得できるかどうか、濫用せずにうまく法律が使えるかどうか、はそれぞれ別の問題だと思う。死刑をする/しないでそれぞれの問題点を対立して出しているけれど、観点がずれているように感じた。 ・「目には目を」でいいのか ・死刑執行人への配慮が必要(配慮してまで死刑が必要なのかも含め) 私は ・教化できるかもしれない(今すぐには無理だとしてもいつかは通じるかも) ・法をもっとブラッシュアップさせて、抜け道を塞いでいく。法の信頼性を高める。 ・法によって裁かれることが真っ当に行われていたら、私刑に走らず犯人を法に引き渡すようになると思う。 ・死刑執行人なんていない方がいい。 ・重大犯を食わす税金が無駄、と感じないように福祉を充実させる。 と考える。 性善説を信じたいし、もしも自分や近親者がうっかり罪を犯した場合にやり直す機会が与えられてほしい。 現代日本に通じる部分が多々あるため、読むのが辛かった。 柳の国が傾き始めているから、法の信頼性が下がり、国民感情が激化しているんだろうな。そのあたりも、現代日本と通じてしまって辛いな。
スカイ@skygrey2026年8月14日読み始めたaudible再読この『丕緒の鳥』は2014年ごろに購入してずっと積読していて、2019年9月に『白銀』発売に合わせて初めて読んだ。 『青条の蘭』がおもしろかった記憶。 テーマが重くて、なかなか再読する気が起こらなかった。 2025年12月に『風の万里』を再読了してから『丕緒』がaudibleに配信されてもなかなか気が乗らず、『白銀』4巻のaudible配信に合わせて読もうと思うもののまず先に明るい『図南』を読むことにしたくらいだった。『図南』再読了で勢いをつけて読み始める。 『丕緒の鳥』 陽子がいい王様として踏み出した感じが窺えて嬉しい。
藍@indigo20172026年8月10日読み終わった殺刑というものの存在を認めるのかの葛藤した挙句、豺虎に敗けてしまう刹那が哀しい 「俺はお前たちの物語にはならない」と豪語したMIU404の菅田将暉となぜか重なって、ああ都合良いようにはいかないのだと

藤宮@huji38__2026年7月30日読み終わった王が居ないと国は荒れると言われていて陽子たちパートでは妖魔が襲来したり戦争が起きたりっていう分かりやすいと言ったら何だけどの荒れ方。 この丕緒の鳥は人の内面って感じがしたな。 特に落照の獄がホントに心に来て…。結局あれは何が正しかったんだろうなって読み終えても考えちゃう。小さい子を殺害した上にそれ以外にも20件ほどの犯罪履歴がある人を国が死刑を用いるなと言ったら用いないべきなのか。でも民からしたらそりゃ死刑にするべし!!ってなるしな〜と。 ちょっとまだ理解出来ていない部分も多いためまた読み返そ。
藤宮@huji38__2026年7月25日読んでる落照の獄 瑛庚・・・秋官司刑(裁判官的な存在??) 清花・・・瑛庚の妻 李理・・・瑛庚・清花の娘 駿良・・・狩獺に殺された子供 狩獺・・・駿良及び16件の殺人23人を殺害 主上・・・劉王 賢君と言われていたがここ最近は不能 これはホントに難しかった。狩獺という男を死刑にするか終身刑といった禁錮刑にするかの話。 昔は柳国自体酷刑はあったみたいだけど時代錯誤といった認識から死刑などは用いずと主上が判断したんだよね。でも狩獺という男は何人も殺害し今回の話以前にも3度ほど捕まって顔に黥を入れられるほどの人間。被害者の家族や民は『狩獺を死刑にするべき!!』と声高に伝えるけど瑛庚やその他司法を司るものはこれで良いんだろうかと悩む。その悩みも今回死刑を使用すれば今後またこういった事態が起きた場合死刑になるのでは?死刑乱用になってしまうのでは??といった思いから。 実際主上が死刑を用いるなと言ってる訳だし悩むよね。ホントにここはずっと押し問答って感じだった。その中で清花は被害者遺族を家に招くんだけど確かにそれやっちゃうと瑛庚が死刑と判断しだ場合遺族と話したからだろ!?って余計揉めちゃうよね。 で、結局決め切れなくて狩獺と会話をする事に。そこで反省の意が見られるなら死刑は、、、と瑛庚は考えているが狩獺は『どうせ自分の事は殺したいんだろ。なら殺してみろよ』と言われ反省の意は見られず…。 結果としては瑛庚は狩獺を死刑としたが狩獺は高笑い。狩獺は法に勝ったみたいなもんだもんな〜と。この一件はずっと心に残るんだろうな…。 狩獺を処刑しても結局はこの人1人だけではないし今後もっと起こり得るかもしれない。国が傾き始めてるから。 王が居ないと国が傾くと散々随所で言われてきたけど戦争だけじゃなくてこういった人の心に澱のようにたまる事件も起こるんだなって…。 どの国にも賢君が欲しいね…。
藤宮@huji38__2026年7月23日読んでる丕緒の鳥 丕緒・・・羅氏(陶鵲を作成する為の図案を作成する人??) 陶鵲・・・新王が起った時の射儀で射手によって射られた際に楽を奏でる陶製の鳥 祖賢・・・丕緒と関わりのあった当時の射鳥氏 謀反の意ありと判断され処刑される 蕭蘭・・・丕緒と関わりのあった羅人(陶鵲を作る専門の工匠)予王時代に女性が迫害された為生死不明?? 青江・・・蕭蘭の弟子 丕緒が作った陶鵲で華々しい射儀で悧王から褒美を授かる。しかし悧王の在籍年数は60年ほど。その際に陶鵲を壊すのは吉兆ではなく凶兆である(陶鵲は国民であると判断した為)という意識を持ち始め予王時代に陶鵲を壊す事はダメだと伝えたかったのに予王には伝わらず…。その為陽子でも変わらないといった思いから陶鵲を作成する事が出来なくなっていたが青江と話す事によって蕭蘭の気持ちが分かる。そこで丕緒が本当に作りたい陶鵲を作る事が出来、陽子に見せる。そして陽子からは 「胸が痛むほど美しかった 忘れ難いものを見せてもらった」という言葉をもらい自分の意思が伝わったんだとなる。職を辞そうとするが陽子から「また見たい、今度は大仰しくなく個人的に」と言われて陽子について行きたいとなったのかなぁと。 陽子とかの表世界というよりそれを支える人って感じだったね。やっぱり陽子以前の王にみんな失望ばかりだったから陽子にも期待なんかしてなかったのに射儀によって丕緒の伝えたい事が陽子に伝わって多少なりは信じてくれる様になったんだなって。
wingfeet@wingfeet2026年7月18日読み終わったこれまでの王や麒麟の視点からではなく、官吏や庶民の視点からの物語を四作収録した短編集。非常に渋いが、こういう視点の物語があることで、十二国記の世界の厚みがかなり増している。 特に印象に残ったのが『落照の獄』と『青条の蘭』 前者は現代の死刑を巡る論考そのままの問題が展開され、裁判に携わる官吏の苦悩がひしひし伝わって、読者も共に胃が痛くなるような感じが味わえる。 後者は国全体を蝕みつつある樹木の病の解決策を、何とか中央に届けようとする官吏の苦闘の物語。最初は舞台となっている国の名前が巧妙に隠されている。途中で力尽き、動けなくなった主人公から受け継いだバトンを、市井の人たちがささやかな善意だけで協力して届ける過程で、やっと明かされる「ああ、この国の話だったのか」が超胸熱。






- まなみ@manami2026年7月15日読んでる(p286まで) どこの国の話だろうと思って読み進め、途中あまりのも居た堪れなくなって、心が晴れやかになるようなわかりやすいハッピーエンドはないんだろうなと思いつつも読み進めて、最後の最後に少しは救われた気がする
ときり@yukoringlet2026年7月6日読み終わった4つの短編からなる名もなき史官たちの物語 この短編の一つ一つに現実の私たちが、すぐすぐ答えを出せずにいるが考え続け、行動しなければならないテーマが語られている 未だ答えが出ないテーマについて、筆者は明確な答えをアピールしたり提示する立ち位置を用いずに、読者が登場人物と並走しながら、自ずとテーマに向き合えるように誘われる筆致は物語の重厚で緻密な設定に支えられているように思える 派手な人物は出てこない 淡々とページは進んでいく 読み終えて本をぱたっと閉じて 「すっげーな!」と声が出た
胡乱@Oolong_tea92026年7月2日再読。 最初に読んだのは学生の頃で、正直中身はほとんど覚えていなかった。 改めて読んだら、めちゃくちゃグッと来てしまった。 短編のはずなのに、なんだこの濃密な読書体験は…! 社会人になってから読むと、やっぱり感じ方変わるなあ。 全ての話に共通して、自分の職務における使命感を強く背負っている人ばかりで、どんなに辛い世の中でも、それを全うするという気概に心打たれてしまった。 特に「青条の蘭」が好き。民の「希望のリレー」のシーンが本当に良すぎて、外で読んでいたのに泣いちゃうかと思った。最後にどの国のどの時代の話なのか明かされる構成もすごい。「ああ、ここの王なら絶対大丈夫だ」という安心感…「関弓」「玄英宮」の文字を見た瞬間、本当に光が差したかと思った。

プキ@pooky2026年6月29日読み終わった再読民についての4編。少女小説だった頃より、民に軸足が移っている気がするのは、ほんとにそうなのか、自分が大人になったからなのか。 2作品目で、最後の最後までどの国の話かわからない演出、まんまとやられた。最高。
さわら@sawara_sawara2026年6月28日読み終わったかつて読んだ十二国記再読シリーズ。 最初に読んだ当時は、ひっっさしぶりの十二国記に「わああ」ってなってた感覚が残っていて、新潮文庫版だとここに来るんだ、と驚き。 久しぶりに読んで、この4編すごく好きだなと思った。懸命に生きていく民の人たち(官の人も、この本ではかなり下っ端の人たち)がとても愛おしくて、美しい。
- 白湯@_sayu2026年6月20日読み終わった国の(中枢や地方の)役人たちが出てくるお話4篇 「丕緒の鳥」 式典の射儀で使う陶鵲を作る 「落照の獄」 死刑の是非 少し冗長に感じてしまったけどそれが懊悩を表すようでもある 「青条の蘭」 民の善意のリレー 胸熱 「風信」 暦を作る学者というかオタクというかな候風 オタクってキザなこと言うよねと思っちゃった 表題作がいちばん好きだった 陶鵲見てみたい 落照の獄はまだ読み込めていないけど王や麒麟の話を早く読みたいのでとりあえず読み進める 一周したらまた戻ってこよう 国と自然の盛衰がこんなにも密接に関係しているのか 野木になる卵果から人も植物も動物も生まれるものだけど、必要とされる植物を神が与えてくれるというシステムはおもしろい 今まででも本編に出てきていた設定ではあったけど、よりこの世界の理が分かるような後半2篇だった
栞@cbes_5o__2026年6月9日読み終わった十二国記の世界で民たちが王に抱く希望も失望もまざまざと感じさせられる短編集だった。青条の蘭では特にどこの国での話か最後まで分からず、新王即位と言われても彼らがどこまで報われるのか不安でしかたなかった中で、どこの国で、新王が誰なのかを理解したときの感情が忘れられない。 4篇とも違った読後感を味わえとてもよかった。

雨@ametrine2026年6月8日読み終わったこの巻かなり好きだ!民衆の物語なのでぐっと共感できるし、その切実さが心に迫る。ちょい役の市民にもそれぞれ確かに彼らの人生があるんだよなと思わされた。 とにかく今日をどうやって生き抜くかということに必死な人、身近な人だけでも守れたらと手を差し伸べる人、国の荒廃を憂えて必死でもがく人など、王の治世の裏で一市民たちが何を考えどう生きているかがこの巻で見られて、この世界がより鮮明になった。 「あの王のあの令のせいでこんなことが…!?」「あの時期のあの国はこんなことに…!?」という感じで、今までの巻にさらりと触れられていた内容が繋がっているのも良い。 以下個別の感想。 ・丕緒の鳥 儀式がとにかく美しい! 王に想いが伝わったシーンでは安堵から思わず深い息を吐いた。託せる王がいるというのはこんなにも未来に希望が持てるものなんだな。 ・落照の獄 倫理観が欠如した凶悪殺人犯に対して死刑を!と求める声も、死刑にしてなんになる、という声もどちらも理解できる。 判決によっては国の治安維持に大きく関わるうえに、王自体がこの件に(というか国そのものに?)興味を失くしているのがしんどい。悔しいね。 ・青条の蘭 山毛欅の病気は傾国の兆しだ、国に危機が迫っている、ということが最初包荒以外にはあまりピンと来ておらず、のちに状況が悪化する中でも市井の人々には伝わり切らないのがリアルで怖い。 標仲の手から離れた苗。「なんだかよくわからないが、これが国を救うなら」と詳しい事情もわからないまま、それでも何人もの人が協力をし希望を繋いでいくシーンに感動。人の心が生きていることが何よりも大事だと思った。 ・風信 安全なところにいると外の災厄のことを忘れてしまう、というのは仕方のない部分もあると思う。常に外の嵐を憂えていたら心が壊れてしまう。 蓮花は自分を責め、また呑気に研究に没頭する(ように見える)嘉慶たちを責めたけど、嘉慶たちは国のため自らにできることを粛々と行っていたんだよね。「じきにいい時代が来ますから」の言葉にやっと泣けた蓮花が、心を癒すことができるようになればいいな。



しき@shikishaa2026年6月7日読み終わった今まで読んだ十二国記シリーズの中で一番好き。短編集だから、細かいところ気にしなければこれだけでも読めそう。解説に書いてある通りこれは「民衆の物語」。現代の政治と司法に通じるものがあってグサグサ来るところがたくさんあった


- 近江@zundabra2026年6月4日読み終わった魔性の子から読み返し、順番間違えつつ丕緒の鳥読了。 次はいよいよ未読の白銀に入る。楽しみだけどきっとツラいんだろうな…最後に希望があると信じて読むけども。

六輪花@rokurinka2026年6月1日読み終わった殺人を忌む本能的な反射がない人を殺刑(死刑)にしても罰にはならないのではないかっていうのはちょっと分かる。けど、納得いかないよね。そういうことじゃないと思っちゃう。 最近、十二国記シリーズ以外の小説を読んでいないなぁ。まあ、ついに既刊を全巻買ってしまったのでこの流れはしばらく続くのだけどさ。
喬林@unnatural_672026年5月25日読み終わった久しぶりの十二国記シリーズ。2年ほど前からちまちまと読み進めているが、王が無能になって国が傾き始めて人心が荒んでいるみたいな描写を今の世情で読むのまあまあしんどい。『青条の蘭』のこれから発生するであろう危機的状況を説明しても真剣に取り合ってもらえない虚しさと焦りとか、もう他人事に思えないから。でも、最後まで読んでみると少しだけ前向きになれて、今読むのはしんどいけど今読んで良かったという気持ちになった。 表題作『丕緒の⿃』は超芸術的クレー射撃の設定と描写が溜息出るほどに良くて、小野不由美は天才だな……と思った。

風待ち🍃@kazemachi1431012026年5月24日読み終わったいろんな立場の人の、国に懸ける強い思いに触れられる短編集だった。 全部面白かったけど、中でも落照の獄は特に考えさせられた。作中でもすごく悩んで悩んで悩み抜いていたように、全てを満たす完全な正解はないんだよなと。
MoMo@euphMo2026年5月19日読了再読落照の獄は難しかった。 死刑制度の是非。皆の言い分もわかる。 今の日本と重ねつつ読んでしまう。難しいテーマだなぁ 馴染みのある国の話は、私にとっては読みやすかった
図書委員長@yoko_shichita2026年5月2日読み終わった「青条の蘭」は、いつも心打たれる トライ&エラーの積み重ねは、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』で描かれるあれこれをふと連想した 寒い国……柳か?と読み進めて、最後に明かされる宮の名に、深い安堵の溜息をつく
佐藤ぱん@satou_Reads_pan2026年4月16日audible多分これが短編と言われているやつ 世界観がしっかりしすぎていてモブ達の話も面白い! モブから見たメインキャラ、みたいな話が好きなのですごくよかった 裁判の話めっちゃバッドエンドだった
タックー@takku12212026年4月12日買った読み終わった⭐️⭐️⭐️20260404 短編4話。 最近仕事が忙しくてなかなか読まれへんかったけどようやく読了。 長いと先が気になって読み進めたいって思うけど、短くて区切りがあるとそうはならんから時間かけて読んでしまったかな。今作は国を動かすような王や麒麟の話ではなくもっとたみに近いところの話。今までと比べてあんまりワクワクせえへんかったかも。 20260412
もろこし@moco_7372026年3月19日読んでる青条の蘭:リレーやばい 泣いた ここまで落ちきった国で懸命に生きる民草の善性…!!!自分の家族、故郷を守りたい男たちの必死な生…!!!最後にどの国の話なのか明かされるのも粋だった。
もろこし@moco_7372026年3月17日読んでる丕緒の鳥:なんて美しい話。良い読後感。 落照の獄:前話に対ししんどい話。飯能一家殺害事件の判決を見た直後だったこともあり、法とは…刑罰とは…遺族の気持ち…と負の気持ちがループしている。しかし大切な話だ……しんど……
- 吉太郎@natsu_132026年3月16日読み終わった4章に分かれた短編集。 後半の2章は特に十二国記内に住まう民衆目線の物語。 以下、ややネタバレ ○ 丕緒の鳥 情熱を失い、淡々と職務をこなしていた技術役人が、国家の祭祀という大仕事を通じて再び己の矜持に向き合う物語。 架空の祭祀描写でありながら、あたかも過去に見たことのある美しい光景を脳裏で紡ぎ合わせたかのような、不思議な実感を伴う再現性に圧倒された。「決して現実に正面から向き合う方ではありませんでした。背を向けて、自分の両手とだけ向き合ってこられた方です。ただ、だからといって現実を拒んでおられたわけではないと思います」 この一節は、手先の器用な職人が抱える内面の不器用さを鮮やかに写し出しており、ものづくりの悦びと難しさ、そしてその先にある美しさを深く感じさせた。 ○ 落照の獄 死刑が実質的に廃止された国で、大悪人を処刑すべきか否か、法の番人たる役人が悩む姿を描いた一編。「理解できないものは切離してしまわなければ安らかではいられない」という本能的な拒絶と、「殺罪には殺刑を、これが理屈ではない反射であるのと同様、殺刑は即ち殺人だと忌避する感情も理屈ではない反射なのでしょう。(中略)その重みは多分等しいのではないかと」という倫理的な葛藤。 理屈を超えた二つの「反射」が等しい重さでぶつかり合う描写は、現代日本の死刑制度に対しても新たな思考の地平を広げてくれた。 ○ 青条の蘭 地方の役人が、文字通り自らの命を賭して民と土地を守ろうと奔走する物語。 「いつだって決意するのは造作もないが、決意一つで動くほど現実は容易くはない。」という言葉が、理想だけでは動かせぬ現実の厳しさを物語る。 主人公の志が名もなき民衆から民衆へとリレーされ、良い世を願う想いや祈りと共に渡っていく構成は、漫画『チ。』にも通じる信念の継承の尊さを感じた。 ○風信 家族を殺された女の子が暦作りを行う浮世離れした役人たちのもとで働く話。 過酷な政治を『冬』、民の安寧を『春』になぞらえてその境界に立つ人々の姿を描いている。 厳しい冬を知るからこそ際立つ、春の暖かさが印象的。平穏な世の礎を築こうとする名も無き役人たちの姿と仕事への矜持に深い敬意を覚えた。

- 🪩@mn092026年3月7日読んでる勢いづいて一気に十二国記を読み返している。まだ途中。 表題の「丕緒の鳥」の美しさとその最後に涙が出た。陽子の選ぶ言葉はいつも素直ながら重々しく研ぎ澄まされていて、相対したその人によってはグッと(心ではなく)体の底にあるものを掴まれる感じ。眩い光ではないけど重い扉から細い光が差すような希望として描かれている様に胸が熱くなる。以前この話を読んだ時はこんなことなかった思うのに、泣けてしまったことに自分でも驚いた。 今読み返している他の巻も含めて、学生か20代前半の時に読んだ時と違って、こんなに何度も十二国記で泣きそうになるとは思わなかった。 --追記 4編読み終わった。 ファンタジーだけどファンタジーではないリアルな世界。長編の方の華々しい王と麒麟の物語ではなく、ただ目の前のことに向き合って生きていく、自分たちにも重ねられるような、働く人たちの物語が描かれている。 正直、このシリーズでないと普通に読むのもしんどいしつまらないとすら思いそうな気もするけど、長編の方の面白さや王や麒麟のキャラが立っているからこそ、その麓でどんなことがあるのか、あの彼らが民から見てどんな存在なのかを知ることが面白い。ワクワクすらする。 基本的に直接王は出てこないけど、長編ではそれぞれのキャラはありつつ1人の人として人間味が描かれている一方で、こちらでは彼らが光を希望を与えるということ、また天地に影響を与えるほどの大きさや危うさを持っているという、いわば神に近い尊大な存在なんだなと改めて知ることができる。 長編も含めて、他の作品にはない唯一無二の構造と思う。 1番好きなのは表題作だけど、青条の蘭は物語の閉じ方の綺麗だし、特に最後のシーンの情景が目に浮かぶようで、映像化したら凄く良さそうだなと思った。 「じきに、いい時代が来ますから」にも じんわりと嬉しくなる。


Ropa@Ropa_282026年2月28日読み終わった#読了 丕緒の鳥/小野不由美 短編4編どの話も素晴らしく、そして、13年前に発売されたにも関わらず現代の様々な社会問題にも言及されているという…え?小野主上は預言者なのですか??と震えました。 どんな国も民の集合体で、一人一人が作り上げていて、その民を大切にできない国は滅びるんだな…と。 発刊順に呼んでいると思っていたら 公式のエピソード順に読んでいました📕こちらの短編集がエピソード8だそうです。


- ちほり@chihori2026年2月27日読み終わった十二国記読むの難しいし同じ世界の話だけどいろんな立場から物語が描かれているので、最初おそるおそるお話わかるかなぁって読み始めるんだけど、もやが晴れていくようにだんだん内容掴めていく過程が楽しい。そんな気持ちを4回も味わえた。


ぬ@tanu-nu2026年2月23日読み終わった再読完了@ 自宅あんまり再読してなかったので改めて。青条の蘭とかほぼ話を覚えてなくて、どの国のいつのあたりの話か考えながら読むのも楽しかった。話自体は胸がつまる話なんだけども。 【丕緒の鳥】…綺麗な話 【落照の獄】…苦くて重い話 【青条の蘭】…寒さの中にほんの欠片ほどのぬくもりを感じる話 【風信】…ちょっと切なくてあったかい話
歌@tingaling2026年2月21日読み終わった借りてきた民と国、民と王、それは私たち一般の市民と国やら権力を持っている人、と何ら変わりない。 お話しの中?いやいや、今もそのまま直面している現在の現実だ、と思う。届かない民の声、権力に振り回される民、死刑とは。 そんな中に、走る人が、言葉を尽くして考え抜いて動く人がいること。その希望も同じであってほしいし、自分に何ができるのか、考えて動くようでありたい。

TIKI@YM71D2026年1月30日読み終わった短編。 とろころどころに王や麒麟の姿が垣間見見えるのが良い。いろんな目線から国を見てみるのも面白い。 中でも、、、 なんのために死刑制度ってあるんだろうか、って、考えさせられた。 大切な人を亡くしたら、犯人を憎いと思うその反応、として捉えるとか、でも、やはり殺人は忌むべきものとしての理性とか、司法視点とか家族視点とか、、、ファンタジーものなのに、今の社会に通じる問題提起なのがすごいなぁ、、深いなぁ、、、
niwa@niwabun2026年1月16日読み終わったaudible市井の人々がメインの短編集 王様チラ見せあるよ! 陽子の前の景王に生活や家族をめちゃくちゃにされた人たちが丁寧に書かれてる。 いや、先王さ〜自分の感情一つでそこまでする!?!?他国の王と麒麟が「え!?麒麟相手に!?」ってドン引きしてたんじゃ……?? ありきたりな女の幸せを欲してるくせに、景麒🫶🫶🫶🫶ってなるの、おかしくね!? 穏やかさからかなり遠い系だけど!?!?!? めちゃくちゃにされたい系の女の選択じゃん! って読みながら頭抱えてた。 仙籍に入ってる人たちや軍の施設?で研究をして穏やかに暮らしてる人たちと、重い税や妖魔の脅威にさらされて生きるか死ぬかの市民たちの間に流れる深くて広い川を見せつけてくる内容だったのも印象的だった。 柳国の司刑の話しも、やたら公平さや正当な理由を欲して悩みまくってるけど、人の苦しみに寄り添わず「王様が死刑の責任取ってほしいよ〜」ってぱやぱやしてるのもすごく公務員らしかった。 お前が2回も離縁されそうなの納得なの。 とはいえ、ものすごい読後感だったなー!- libro@libro09212026年1月16日読み終わったミュージカルによる再ビームで再読。どこ国の話かはっきり描かれず少しずつヒントから読み解いていくのが楽しい。柳国の死刑の話とか書かれたころより今のほうが響く。

時雨崎@rainstormbook992025年9月28日読み終わったかつて読んだ昔読んだけど再読。やはり「落照の獄」の異才っぷりがすばらしい。 人並みに穏和な人間の世界からケダモノと指差される存在に対して、臭いものに蓋をするように切り離してしまうしかないのか。そういう分断を繰り返して、平和で綺麗な世界は保たれるものなのか。平和で綺麗な世界を保つための手段に殺刑を用いることは本当に正しいのか。 それでも殺刑にするのが一番ましな選択であるとき、その決断をしなければいけない人間と、実行しなければいけない人間にのし掛かる重みを、民衆はどれほど理解できているのか。 他三篇も、十二国記の舞台でありながら王でも英雄でもない役人や民衆たちが懸命に生きて、少しでも良い世の中にしようと切に願う感情がひしひしと伝わってくる。 泥臭いけど心に沁み入る群像劇が丁寧に描かれた短編集。



ついる@twillgreen2025年8月1日読み終わったこれまでのシリーズとは違う、4編からなる短編集。この4編で描かれるのは王や麒麟達の視点ではなくこの世界、それぞれの国で生きる民の視点での物語。傾き、荒廃してゆく国の中でそれぞれが、それぞれの立場で苦しみながらも生き抜こうとする姿が描かれている。そのリアルさに、ただ胸が苦しくなる。でも、だからこそいいのだと思った。




- こまち@komachi03192025年7月11日読み終わった再読中7/11再読。 前回は確か発売順で白銀の手前で読んだ『丕緒の鳥』、今回は『図南の翼』の前に読みました。 初読時と同様、一番印象に残ったのは『落照の獄』でしたが、この話については結構書いたので全体について。 これまでの王や麒麟という上の立場からの話でなく民目線のボトムアップな話は十二国記シリーズの中では珍しいのですが、だからこそ自分の経験と照らし合わせることができて、それがこのシリーズの理解を深めさせてくれるよう感じます。 あとは前回も書いたけど、陽子が登極する前の慶、特に予王の治世がめちゃくちゃやばいなとか、柳は蓋を開けたらすごくやばそうというのもありますが。 『青条の蘭』が尚隆登極時の雁の話で、最後の方で「新王によって任じられた新しい地官遂人は、話の分かる人物だと聞いた」とあるけど、これは帷湍のことですよね。初読時には気付かなかったので、遅ればせながら気付いて喜んでいます。


美甘樹々@jujuMikamo2025年7月10日読み終わった今年こそ読む積読本「青条の蘭」がすごく良かった。ところでこれだけ色々な国の色々なひとの話が出てきているのにもかかわらず氾王氾麟の話が全然出てこないということは、これはいつか本編で扱ってくれると期待して良いのかな?それはともかく、これでようやく、最新刊に挑める。と思ったのだけれど、姉に「戴国民の気持ちを充分に味わうべき」と言われたので半年置いてから読むことにした。


- こまち@komachi03192025年4月16日4/16読了。2日ですんなり読めました。 タイトルの『丕緒の鳥』をはじめとした短編4作はどれも国を支える仕事をする一般の人が、その仕事を通じて国を語るというスタイルでした。普段は王や麒麟を中心にストーリーが進むのとは違う視点で非常に興味深いものでした。 個人的には、法治国家として名高い柳を舞台に死刑制度の是非を扱う『落照の獄』が印象的です。 「殺人には殺刑をもっと報いる」ことについて「これは根本的な正義と言うより理屈を超えた反射なのでは」という作中の如翕の言葉は現代の日本でも同じことが言えるし、登場人物それぞれの意見や心理的葛藤も理解でき、非常に考えさせられる話でした。 また、四つの話全てで王が道を失うと天変地異や凶作に見舞われて国土の荒廃が進む点が丁寧に書かれていたのも印象的です。麒麟を通じて天意で王を選ぶというロジックと通じているのでしょが、王の治世が国の状況を左右するという設定が十二国記シリーズのポイントの一つであることは間違いないですね。 最後に慶の過去3代の女王の統治について書かれていたけど、これを読むと国民が女王を嫌がるのも仕方ないかな、と。「慶、やべーな」という感想しかないですしね。 でも、予王については、景麒があれだけ陽子にガミガミ言ってため息付きまくっているのを読んでいるので、それをやられてもなお奥に引きこもって機織りして、その口うるさい景麒に恋着した挙句にあれだけ狂ったことをやらかしたのがちょっと想像できないなとも思ってしまいました。

ひなこ@hnk9272025年4月7日読み終わったシリーズ読了@ 自宅うー!全部読み終わっちゃった。白銀の墟ではどれだけ王がみんなの希望になっているかを感じたけど、この本では王の手が届かないところでみんなが戦っている。現代に通じるファンタジーなので、自分ができることは何?って思わされる短編集。

- くまもち@reads_09011900年1月1日かつて読んだ短編集。今までのシリーズで出てきた登場人物たちがメインで出てくる訳ではないのに引き込まれる。 十二国記の世界で懸命に生きている市井の人のたちの話。 青条の蘭はぜひどの国の話か知らないまま読んでほしい。 この国と王にもこんな時代があり、今に繋がっているのかと思うと感慨深い。


カナデ@mochima31900年1月1日かつて読んだ『風信』 タイトルのこの言葉をはじめて知って、意味を調べた。 十二国記の中で描かれる人物は、まるですぐ近くに居る人のようだなと思うことがある。名もなき人たちが切なくていとおしい。
カナデ@mochima31900年1月1日かつて読んだ『青条の蘭』 十二国記シリーズの短編集『丕緒の鳥』に収録、三つ目のお話。 途中、込み上げてくるものがあって泣きそうだった。泣く寸前だった。人目がなければ泣いていたと思う。 ある下級役人が一つの筺を運ぶ。中に入っているのは希望だ。役人は力尽き、力尽きた役人の後を一人の男が引き継ぐ。男の後に若者が引き継ぐ。その後は子供を抱えた女が、女の後にまた別の男が…役人以外の者たちは箱の中身を知らない、詳しい事情も知らない。名もなき民のリレーが続く…静かな、厳かな緊張感と緊迫感…十二国記はすごい。
カナデ@mochima31900年1月1日かつて読んだ十二国記シリーズ、ひとつ目の短編集。タイトルになっている『丕緒の鳥』を読みました。丕緒というのは人の名前。祭礼に使用する「作りものの鳥」を作る下級官僚です。 彼の暮らす国はもうずっと長い間、荒廃の時代にあります。彼は国を憂い、憂うことに疲れ、絶望しつつあります。 ——この国は駄目だ。 声を上げることにも、上げるべき声を探すことにも惓んだ。 (本文引用:56ページ) この一文に想わずハッとしてしまった… この話だけでなく、十二国記を読んでいるとこんな風にハッとすることが多い。物語の中の出来事だけれど、自分が今生きている世界のことのように感じてしまう。 ただ十二国記の世界には、最後には必ず光が差し込んむですね。その光は偶然生まれたものではなくて、誰かが苦労して勝ち取った末に手に入れたものなんです。 誰かの勇気が、別の誰かの心を温めたり、誰かの胸の内に熱を吹き込んだりする…そんなお話だなあと思いました

































































































































