
穂
@pachica
2026年7月26日
夏帆
村上春樹
読み終わった
第3章までをするすると読み進めていたのに
第4章に入る頃に急に眠気におそわれて、
少しずつ眠りながら物語を進めた。
最終的に今日の昼頃には読み終わったけれど、
読み終わった途端にまるでスイッチを切るみたいに意識がなくなって、気づくと夏の熱気に蒸された部屋の真ん中で倒れていて、私は汗だくで頭が少し痛くて、窓の外はさっきまではカラッと晴れていたはずなのに、バケツを返したような大粒の雨がちょうどやってきたところでいつも見えるはずの目の前の道路さえ霞んでよくわからないものになっていた。
ベランダでは彼が急いで私が今朝干した洗濯物をソファに向かって投げ入れていて、雷のごろごろとした音がどこからか響いていた。
まるでこのお話の延長のようなところに私はいて、
自身の夢みたいにこのお話を私は忘れて、
でも意識してないけど心臓が動いているみたいに、
なにか重要なところにこのお話はきっとあって、あったままなんだろうな、と思った。



