夏帆
550件の記録
しんや@shinya662026年8月13日読み終わった村上春樹の入門書としては、「羊をめぐる冒険」と「ハードボイルドワンダーランド」の2冊を勧めていたが、文庫化すれば「夏帆」が最適かと思う。そのぐらい物語に入りやすく、読んでいて楽しい。
jyue@jyue2026年8月12日読み終わった読書日記8月某日 本日も涼しい日、というよりもはや肌寒い。なにかを思い出しそうな、昔の記憶がぶわあっと蘇ってきそうな気候だった。家族とキャンプへ行った朝とか、制服を衣替えした通学の夕方とか、そういう細かな記憶の粒みたいなものが、点点とばらばらに思い出された。 今日は突然自由な時間が出来たから『夏帆』の続きを。そして読み終えた。いろんなこととの境目が曖昧でぼんやりとしていて、その歪みからふいにふしぎな出来事が起こり、でもきっと世界にはそういうふしぎがいくつかは必ずあるんだろうな、と思わせてくれた。これは最近読了した江國香織の『ブーズたち 鳥たち わたしたち』から時間をあけずに読んだのが、奇跡的に成功したといえる。あの本も、すこしふしぎで、動物や生き物たちがかわいい物語だった。 さて今年の夏は欲しかった待ちわびた本たちがどんどこ発売されるということで、忙しい。あれとこれは予約できるけれど、それはSOLD OUTだ、という本があり、図々しくも本屋さんへ連絡をしてみた。なりふりかまってられない。






jyue@jyue2026年8月11日読んでる読書日記8月某日 涼しい一日。真夏のまんなかに突然ポケットが出来たかのような気候だった。ここ数年で、8月に一度もエアコンをつけなかった日などないんじゃないだろうか、今日は一度もつけないまま過ごした。今年はお盆休みを取れなかったから、わたしも家族もふつうの平日として生活をしていて、なんだか夏らしいことをしないまま8月が終わりそうだなあということで水遊びをした。いつまでも忘れないだろうなと思う時間が瞬いた。図書館で5冊ほど本を借りたけれど、どれもなんだか読みにくく、結局途中で止めていた『夏帆』へ戻る。 そういえば来月は文学フリマがあることを思い出し、でもインテックス大阪って遠いなあと思い、またギリギリまで行くか悩むことになりそうだ。去年は距離のせいで見送ってしまった。今年も、行きたいなあ、遠いなあ、の繰り返し。






綾丸きまぢ@quimadi2026年8月11日気になる読み始めた借りてきた@ 自宅村上春樹さんの新作『夏帆 The Tale of KAHO』を読んだ。冒頭の暴言を吐く男や、武蔵境を知るブラジルのアリクイ、シロアリの女王に乗っ取られた母親、守護天使の登場など、奇抜な展開の連続で正直よく分からなかった。深い意味や考察もありそうだが、まずは文庫化された際にもう一度じっくり読みたい。- はぽしゅ@hap_oo_shw2026年8月10日買った読み終わった読書メモ読了。村上春樹の新刊ってことで購入して積んでいた。淡々とした日常に幻想が混ざって、それでも理性的な感じがクール。形ではなく、己の納得が肝要ということですかね。村上春樹は騎士団長殺し辺りから読めてないから、今年中には読みたい。
ゆりーか@ediokun_33562026年8月9日読み終わった村上作品では初めての女性主人公長編。 私がこの作品を読み終わってまず感じたのは「違和感」でした。 この作品は極論的な言い方をすると「娘が母をどう殺すのか」という話です。 そして、私の感じた違和感は、「以前の村上作品の雰囲気が戻ってきたみたいだ」でした。 逆を言えば、最近の村上作品っぽくはないなと言う印象です。 もっと言葉を選ばずに言えば「村上春樹作品を学習したAIに書かせたみたいな作品」と言うのが素直な感想です。 私はAIを使って作品を書くことに対しては否定的ではない立場ですが、「『以前の』村上春樹先生らしすぎる」点には大きな違和感を受けました。 物語としては、ラストで主人公の夏帆が涙を流した理由は何だったのか、と言うのが読み終わった後も自分の中で消化できておらず、わかりやすいハッピーエンドではなく、読後に考えさせられる点は村上春樹先生らしい話の終わり方だと感じました。 総評としては、「以前の村上作品を踏襲し、独特のまどろっこしい文体を用いて、最後は読者に物語の意味を考えさせる『The 昔の村上作品』」と言うのが私の感想です 村上作品、特に昔の村上作品が好きな人にはぜひ読んでいただきたい1冊です。
まりも@knakooo2026年8月9日読み終わった村上春樹の初女性主人公の物語。 ふわふわした不思議な感覚なまま、あっという間に読み進めてしまえるのはなぜ。 ここ最近の作の中で一番好きかも。親と子の関係が変化していくこと、自分の世界を生きること、個人の感覚に刺さる部分がありつつも、動物たちが出てくるのが楽しくてファンタジーで好き。
高尾清貴@kiyotakao2026年8月9日読み終わった満を持して読んだ。 オイディプス神話って、息子視点でずっと捉えてきていたけど、親目線で言えば、もしかしたら、子から親へ赦しを与える物語なのかも、と思った。 この物語のように、ありくいだけが死んで、母親が生き残るなら、という話だけれど…
どら猫さとっち@satocchi_4282026年8月9日読み終わった村上春樹が初めて女性を主人公にした長篇小説。そのことあって、どんなものかと読んでみた。これは村上版不思議の国のアリスか、あるいは親子の毒と闘う女の子の成長小説か。交際相手からの一言で、夏帆は自らを見つめ直すことになる。その大きな要因が、母親にあることを知る。その裏ではシロアリの女王の存在が…。夏帆はそれでも向き合わないわけにはいかない。今まで「ぼく」という主題の物語を書いてきたが、「わたし」の主題の物語を試みたかったのだろう。それが成功したかは、読み手次第といえるかも。
ひこ@newsoulre10102026年8月8日読み終わった作者初の女性一人称による小説はルッキズム、毒親との戦いなど若い女性を取り巻く問題を様々なメタファーを使って提起!おおっとなったけれど結局いつもの村上春樹の物語で物足りないようなホッとするような。毒親というか母親に対する解像度低くて唖然とするが、ハルキストは春樹にそういう生々しさは求めていないのかも。 ジャック・ケルアックとかをしれっと出してくるおセンスは健在すね。どうでもいいけどカルザス指揮のブランデンブルク協奏曲は他の作品にも出てこなかった?よほどお気に入りなのだろうか
六@69rikka2026年8月8日読み終わった途中まで、「これは夏帆の内面でだけ起こってることなんじゃないか、病気などで見ている幻覚なんじゃないか」としか思えず、スケールが小さすぎる、この人はもう幻想の中に飛び込んでいくことはできないんだ、「街と、その不確かな壁」で示唆されたように……と思ってたんだけど、最後の方で猫について「私がこの猫に従うというのはつまり、私が私自身の内声に従っているということなのだ」と考えるに至り、そこに自覚があるならいいか……と思った。 母殺しの物語としては、うーん、もう一段階なにかあったんじゃないかな。でも自分を殺せという母親の声も夏帆の内声であって、母親本人とは関係ないものなのかも。だからこそ夏帆は「私は昨夜実際にこの人を殺してしまったのかもしれない」と考えるんだろう。

ぴー太@ystit2026年8月8日読み終わった「ねえ、みんなそうやっていつかはいなくなってしまうのよ」 親はいつまでも昔の親ではなく、歳を重ね、関係も変わり、やがてはいなくなる。 親を親としてしか見られなかった子供が、親もまたひとりの人間であることを受け入れ、自分の幼少期やノスタルジーから決別していく。 寓話的で奇妙だけれど、でも読後に残る感情は、意外なほどすごく身近なものだった。


wtb_km@wtb_km2026年8月8日読み終わった読み進めたい欲を駆り立てられる村上春樹節満載。 が、自分が大人になったせいか、10代、20代の頃に読んだ作品群のような感動はなかったかも。 何なら主人公とその母の、女を感じさせるストーリー部分には嫌悪感すら抱いてしまい、途中読むのをやめようかとさえ思ってしまった。執拗に描かれる母娘エピソードに、自分のなかにある複雑な感情を刺激された部分もあったか...。そういった意味では揺さぶられる作品だったといえるのかも。
みかげ@riml_042026年8月8日読み終わった喋る動物が出てくるパターンの話が好きだから、すごく好みだった。ありくいの奥さんがかわいい。かえるくんを思い出す。 モーターサイクルの男が最後に出てきた時の科白が心に残った。 「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」 そのとおりだなと思う。 現実と非現実の世界が混ざって、どこからが現実なのかよく分からなくなる感じが好き。 ありくいに引越ししろと言われたり、シロアリの女王に身体を乗っ取られたりとか、実際には起きないことだけれど、どこかではそういうことも起こるのではないかと思えて、自分が今生きている世界が全てではないと思えるから。



- みたらしもちこ@GNRf22026年8月7日読み終わった感想久しぶりの村上春樹。 普段あまり読まないジャンルなので、「不思議な世界観だな」という感想。 私はあまり村上春樹作品を読んだことがないので、1Q84に続き2作目。 他の人の感想を読むと、そういう捉え方するのかと面白い。 読む年齢、タイミングによって毎回感想が変わりそう。 誰かがジブリ作品に例えていたけれど、ジブリも観る年齢、タイミングで大きく捉え方が変わる点では似たようなものがあるかもれしれない。

小林はやき@hayaki2026年8月6日読み終わった絵本作家である主人公が、アリクイの夫婦やジャガーやシロアリの女王というある種ファンシーな登場人物と関わりながら進む物語ではあるが、迫られる決断は物騒だ。
ゆん@yk505252026年8月3日読み始めた2026/8/3 読み始め 久しぶりに本を開く。 とても楽しみにしていた本。 発売日に買ったけど、資格試験を控えていたため 1ヶ月我慢して、今日ようやく読み始め。 うれしい☺️ ゆっくり読もう。
きみまめ🫛@kimi_mame2026年8月1日読み終わった相変わらず夢と現実を行き来しているような話で心地よかった。ミステリーのようなサスペンスのようなファンタジーのようなヒューマンドラマのようなお仕事小説のような。いろいろな要素が絡み合ったずっと読み続けたくなる小説。
しゅさい@syusai2026年7月31日読み終わったやっと読み終えました…これで人様の感想を覗けます。よかった。 夏帆、春樹、あえてですよね…ハルキ、病状はどうなんでしょうか。心配です。また書き下ろし長編を読ませてほしい。 今作、若い女性が主人公ということでかなりマイルドな印象です。労る、癒し、穏やか。なかなか怖い描写もありますが、夏帆さんって気さくで素敵な女性ですし、すごく親しみやすいので安心して読めました。1Q84もですが、最近のハルキ作品の女性陣はかなり感じが良い気がします。本人もどっかで最近は女性のほうがサバサバしてるから書きやすいと言ってたような? 例のごとく、メタファーだらけだ!?何が何を意味してるんだ??ってちょっと苦笑いしましたが、ラストの「みんなそうやっていつかはいなくなってしまうのよ」が、、、、結局いつか物語れなくなるときがくる、イマジネーションの世界との別れがくる、みたいな意味に思えてすごく切なかった……。まだハルキの本読みたいよ……。
Kiyoko@bookkiyo2026年7月31日読み終わった医療の職につき癌で父を亡くした自分には、ありくいの通路は感染経路に、シロアリの女王は理不尽な病気に思えた とぎやの主人は手術のために刃物をとぎ夏帆は以前の世界に戻りたいと思いつつ母を刺す 村上春樹の本はその時の自分に合わせて解釈してしまう、今回の話は自分には合ってた気がする

りゅーいち@ryumachi32026年7月31日読み終わったひさびさに村上春樹を読んだ。夏休みの課題図書みたいな感じでわくわく読めた。 村上春樹作品だけど、途中に細田守監督作品を見ている気分になったり、宮崎駿監督作品を見ている気分にもなった。 20代前半の頃に海辺のカフカや世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを一生懸命最後まで読んだ結果、読むの大変だったし、どういうお話しだったのかがいまいち理解できず、村上春樹は自分にはわからないやと思っていた。 夏帆はおもしろく読めた気がする。この話が他の作品より読みやすいのか、それとも自分が歳をとって春樹作品の受取り方が変わったのか、どっちなんだろう。 絵本作家の主人公を通して、村上春樹ってこんな感じで作品を作ったり、世界を認識していたりするのかなと想像できてよかった。

鱒二@masuji1232026年7月31日読み終わった久しぶりに読む村上春樹の小説。出だしから一気に物語に引き込まれ、一気に読み進めてしまった。やはり文章のリズムが非常に心地よい。主人公の夏帆はもちろんのこと、夏帆の母親、父親、それぞれの視点でいろいろな解釈が語り合えそう。アリクイとか、モーターサイクルの男とか絶妙に不思議でそこがまた面白い。
ayumi@a__27062026年7月30日読み終わったごく普通の絵本作家・夏帆は、デート相手に「君みたいな醜い相手は初めて」と告げられる。 純粋に驚く夏帆だったが、その日から彼女の周りで奇妙な出来事が起こりはじめる。 友人の名前と同じだったので気になって購入。初村上春樹。 第2章の途中までは独特な言い回しや言葉選びが鼻につくような感じがあったけれど、段々引き込まれて気にならなくなった。 気難しい内容のイメージがあったけれど、意外とそんなことはないようなので(今回が例外かもしれないけれど)、他の作品も読んでみたい。
- たちゃ@am00_00_002026年7月30日読み終わった本久々に読んだ村上春樹。映画「君たちはどう生きるか」を見た後の感覚と近い読後感。冗長さと既視感と作家性。つまらなくはなかったけど、まぁこんなもんかぁという感じ。 三人称なのに一人称っぽくて、括弧と倒置法を多用する地の文にずっとうっすら違和感があってノイズだった。どういう試みがあったのか知らないけど、シンプルに下手にも読めてしまう(ページは忘れたけど、”困った顔をして「困った……」”みたいな箇所があって、ここはマジで下手だろと思った。編集も校正も何も感じなかったのだろうか?)。あとこの話の時代設定っていつなんですかね?90年代みたいでとても現代には思えなかった。 “詳細は言えないけど意味深なことを言うやつ”が今作も出てきて、未だにこういう人物出してるのか、と鼻白らむ。特別彼のファンでない自分にとっては、手癖で自作を再生産しているように思えてしまう。それが村上春樹的というなら、自分は本当に合わないのだな。 とはいえこの歳で新作書いてるのは凄い。あと登場人物の誰にも感情移入できない(或いはさせない)のも凄い。



ヴァイオレット@violet51092026年7月29日読み終わった夏帆The Tale of KAHO/村上春樹 「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」友人に紹介されたブラインドデートの相手は食事後にこんなことを言って去っていった。ここから夏帆には不思議なことが起こり始める、というお話し。ハルキワールドはそのままにけっこうハルキ初心者にも読みやすくておもしろい作品だと思いました。次はあるのだろうか? #読了 #読書 #夏帆
磯野直@naoisono2026年7月28日読み終わった焼き直し感が多かったここのところの作品に比べて、フレッシュでありながら手に馴染む道具のような 穴に落ちた女を探しに行く男とは別の世界を生き、自分の力で再生する女の物語 村上春樹の筆致で読める幸せがある
yomitaos@chsy71882026年7月27日読み終わった@ 自宅陰謀論者|差別主義者が政治を動かすようになってしまった、この日本という国に絶望しているからかもしれないが、私は『夏帆』を抵抗の物語として受容した。 ある種の毒親として描かれる母親からの脱却が、夏帆が描く絵本の物語の変容と並べながら記述されていることで、「父殺し」ならぬ「母殺し」の物語としても読めると思うが、だとすると随分陳腐でありきたりな、今さら村上春樹が書くべき小説だとは思えなかったのも大きい。 母は女王シロアリという悪の権化のような存在に心身を乗っ取られ、急速に変容している。もともと親愛の情を抱く人ではなかったにせよ、露悪的な振る舞いをするようになった母に困惑しているのは夏帆だけではなく、信頼のおける叔父もそうだった。なのに、長年ともに生活しているであろう父は気づいていない。いや、分かっていて見て見ぬふりをしているようにも見える。 母の急変は、それまで「普通の人」だった人間が急に差別的な思想を持つようになる、いわゆるネトウヨ化と見做せる。そうなるに至った経緯≒原因としてはYouTube動画やヘイト本などいろいろあるだろうが、単一のものではない。 「結果には必ず原因がある」という言葉は普遍的で、誰もが疑っていないように感じるが、だからと言って納得できるかは別問題だ。母が急変したのは、悪意を持つ女王シロアリが取り憑いたからだという原因を教えてもらったところで、「なるほど」とはならない。 冒頭で夏帆に「君みたいに醜い相手は初めてだよ」と残酷な言葉を投げかけてくるモーターサイクルの男は、強調するように太字のセリフで以下のように語る。 「ひとつ心に留めておいてもらいたいことがある。それはね、我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ。」 母の変容を原因と結果の法則から導いたところで、そこに等価性は見いだせない。夏帆は武蔵境の自宅の底に住まうありくいの夫婦(特に奥さん)から助言を受け、母を救う、あるいは折り合いをつけるための物語を紡ぎはじめる。 これは現実の物語としても、描く絵本の物語としてもそう。むしろ、現実を理想的なものとするために絵本の物語を変容させているように見える。つまり、結果に納得いかないから原因側を改変している。これは結局のところ、原因と結果の間に等価性を見いだせないからだと私は理解した。 小説では、「母殺し」に成功した夏帆が元の生活、いや人生を取り戻していくように語られる。けれど、私には変容した母と折り合いをつけるために折衝を続けるのではなく、強硬的な殺傷行為を行って悪意の部分だけを排除したように読めた。変容した悪意の部分だけを殺す? そんなことが可能なのだろうか。それは例えば、「陰謀論者の脳に介入して、陰謀論部分を切除したら善良な人間に戻る」と言っているようなものだ。個別具体的な原因などというものは無いのだから。 夏帆は自分が思う理想的な物語(=自分が描く絵本)に合うように現実を改変したのではないか。それが表題の英語部分「The Tale of KAHO」の意味合いなのではないか。 夏帆に辛辣な言葉を投げかけるモーターサイクルの男は、「自身は女性の人権に配慮できる現時代的な中年男性である」という自己認識の、自称リベラルな差別存知論者と解釈できる。差別はいけないけれど、相対的に女性が差別される側にあるのは、ある種仕方のないことだと受け止めている自称守護天使(≒パパ活おじさん的?)って、果たして夏帆の味方だと言えるのか。 ありくいの夫婦もそうだ。何かにつけて夏帆の側に立つ素振りを見せ、諸悪の根源として女王シロアリを持ち出すが、この夫婦を信頼する理由は特に無い。自論補強のためにシロアリらを使っているようにも見える。 世の中が極端に人種差別的になっている中、良識を持つ側であり続けるためにはひたすら抵抗の精神を抱えていないといけない。私は「人の本質は悪」だと思っているので、基本的には負け戦が続く。夏帆は良識ある人だと思うが、モーターサイクルの男やありくい夫婦などの疑わしい存在にかどわかされながら、苦しいまでの撤退戦を続けているように感じられた。 子どもを読み手に描かれる絵本は、やはりどこか「絵空事」になる側面がある。現実世界はそんなにきれいなもんじゃない。それを分かっていて、「こんな嘘みたいな世界が現実になればいいのにな」という、少しの希望が込められているように思う。夏帆の描く絵本は、自分の非現実じみた体験を経て変容していくが、そこに私はわずかばかりの抵抗の精神を垣間見た。






itshin@it_shine2026年7月27日読み終わった読み終わった。雑誌で読んでいたけれど、改めて。 全体を通して読んでみて、この読後感は何かで感じたことがあるな、と思った。話は全然違うのだけど、ジブリの映画『千と千尋の神隠し』になんとなく読後感が似ているのではないか。テーマも多分全然違うし、何も共通するところなんてないのかもしれないけれど。 現れては消えていく、象徴的な登場人物たち。そして、訪れる結末。日常をそうして繰り返していくのだ、という感触。夏帆という名前。人称は揺れる。比喩がとか性的描写がとか、そういうことは構やしない。 面白かったのか、というと良くわからない。話が分からなかったのではないと思う。 でも、個人的に、今、自分自身が変わりたい、変わりつつある、変わろうとしている、そういう過渡期で、そういう意味では、自分にとって象徴的な読書体験だった。どうやってそういうことがもたらされるのか、って。









花蝶@hana-choh2026年7月26日読み終わった久しぶりの村上春樹。なんだかんだ言ってもやはり読むとどんどん引き込まれて行く。 すごく読みやすく面白かった。ワクワクしてページを捲る手が止まらなかった。 楽しい読書時間でした。




乖離@karu2026年7月26日読み終わったこれも読んだ。投稿までに少し日が経ってしまった。 期せずして宇佐見りんの『かか』を読んだばかりだったので母と娘の近さと遠さみたいなことを考え続けてしまって感想が書けなかった。 母と娘の不和が描かれた物語って申し訳ないような居た堪れないような微妙な気持ちになる。 村上春樹はプロットというか題材的にハマらないときがあるけど文体がかっこよくて好き。





Σ@siguma_rain2026年7月26日読み終わった@ 自宅知り合いに薦められて読んでみました。 村上春樹さんの作品を読んだのはこれで3作目でしたが、本作はとても自分好みな作品。 現実のような、非現実のような世界観はもちろんのこと、夏帆が書く絵本の構想が途中に挟まるという文章構成がとても効果的で、するすると文章が入ってきました。 何かものづくりを生業にしている人が主人公の作品というのは、個人的に作品自体にフォーカスが当たっていることが多いイメージなのですが、この作品は作品の中に秘められた作者の内面性が色濃く描かれていて、自分もものづくり(?)をしている人間としてとても好感を持ちました。 村上春樹さんの長編小説では、女性主人公の作品はこれが初めてとのことでしたが、主人公の心理描写に違和感もなく、すっと入ってきました。やはり作家というのはすごいものだと、改めて感心してしまいました。 村上春樹節を感じられるところも多くありながら、個人的には苦手としている性的描写が少なく、万人にお薦めできる作品だと思います。 村上春樹さんの作品を読んでみたい!と言われたら一番にお薦めできる作品と出会えました。
なかしまみさ@misa_k_s2026年7月26日読み終わった買うか迷ってたら(なんせ前作を未だに3年以上積んでるので…)、読んで感想を聞かせてくれるなら買ってやるとか言われたもんで、遠慮なく買ってもらってしまった!そして、条件があったので、発売から日を待たずに読めましたー! いつも村上春樹の作品って、普段から春樹読むよって人としか話もできないし、オススメもできないのだけれども、この作品は結構人に勧められるかも。 はっきり言って、なにか起きる話でもないし、なにか起きすぎる話でもある。意味は分からなく、まぁファンタジー。 ファンタジー苦手な人には読むの辛いかもしれないけど、なんか作風ちょっと変わった?いつもの感じの長編じゃない感じがする…。 私は動物好きなので、アリクイの夫婦にとても好感が持てたわ~。 猫も良かったし、とぎやも良かったな。 キャラクターが立ってた気がする。 村上春樹の長編は、文学と割り切った下ネタが結構出てきて、私はどの小説でも結構キツめの性描写があると、あーしんどってなるんですけど、今回そういう描写が少なくて、ほんとライトな気持ちで読めました。 夏帆とお母さんの関係とか、自立?と共存?みたいなことがテーマだったりするんかな。 海辺のカフカにも通ずるようなテーマがありそうなんやけど、なんせ昔の話を全然覚えてなくて…。 かと言って、また読み直すのもナァってな具合で今日に至ります。 私がなーーーーんにもやらなくて良くなったら、もう一度きちんと読み直していきたいなーって思います。 ただし、風の歌を聴けシリーズは近々読み直したい…! というわけで、今作は読みやすいと思います!

マヨナカ@mayonakasoda2026年7月26日読み終わった意外と「村上春樹の最初の一冊」にいいかもしれない。 どこを読んでもハルキ節。適度なファンタジー感。はじめて「万人に薦められる村上春樹」かも





穂@pachica2026年7月26日読み終わった第3章までをするすると読み進めていたのに 第4章に入る頃に急に眠気におそわれて、 少しずつ眠りながら物語を進めた。 最終的に今日の昼頃には読み終わったけれど、 読み終わった途端にまるでスイッチを切るみたいに意識がなくなって、気づくと夏の熱気に蒸された部屋の真ん中で倒れていて、私は汗だくで頭が少し痛くて、窓の外はさっきまではカラッと晴れていたはずなのに、バケツを返したような大粒の雨がちょうどやってきたところでいつも見えるはずの目の前の道路さえ霞んでよくわからないものになっていた。 ベランダでは彼が急いで私が今朝干した洗濯物をソファに向かって投げ入れていて、雷のごろごろとした音がどこからか響いていた。 まるでこのお話の延長のようなところに私はいて、 自身の夢みたいにこのお話を私は忘れて、 でも意識してないけど心臓が動いているみたいに、 なにか重要なところにこのお話はきっとあって、あったままなんだろうな、と思った。



勝村巌@katsumura2026年7月26日読み終わった村上春樹の最新刊を読みました。大変興味深い内容で一気に2周してしまいました。面白かったです。 テキストは加飾を削ぎ落とし、読みやすく、物語としては寓話性の高い、筆致としてはジュブナイル的とも読める表現になっていると感じました。 主人公が女性の絵本作家という点もこの作品の文体には影響しているのではないかと思います。村上春樹さくひんにはジュブナイルや絵本的なものとして、『羊男のクリスマス』や『不思議な図書館』、訳書ですが『空飛び猫』などもあります。これも村上春樹のある一側面として、これまであったものと感じます。 僕は今50歳ですが、高2の夏(1993年)に初めて村上春樹を読んで以来、継続して読んできました。いくつかの長編は数度読み返してますし、短編集も期間をおいて読み直ししたり、エッセイなども割と網羅的に読んでる方です。 『夏帆』は村上春樹のビブリオグラフィーからすると、今の村上春樹のキャリアの中で大変多様な側面を持った作品と感じています。 前作の『壁』からして、自身の『世界と終わりとハードボイルドワンダーランド』の「世界と終わり」の方のやり残しを大幅加筆の上、落とし前をつけたというような側面がある作品です。 続く長編としての『夏帆』もそういういわゆる大江健三郎がいうところのレイトワークス的な側面が明確に現れているなぁ、思いました。 まず、オビには「初の女性主人公の長編」と書いてあり、そこに注目が集まってもいますし、「村上春樹の描く女性主人公なんて!(全然共感できないに違いない)」みたいなことを言ってる人もいるみたいですが、短編集にはいくつもの女性視点の作品があります。 僕が特に好きなのは『東京奇譚集」における「ハナレイベイ」や「品川猿」で、この2作品が『夏帆』の執筆の前段にあることはだいぶ意味を持っていると思います。 『夏帆』が、レイトワーク的な側面を持っているというのは、こういった様々な短編集に記された表現的なモチーフを紡ぎあげて構成されていると明確に示されている部分にあると感じます。 以下、多少のネタバレが含まれますので未読の方はご自身の選択でお読みください。 まず、主人公の夏帆と母親との間の関係性は「品川猿」における主人公が名前を盗む猿から、主人公の人生の中にある悪きことの顕現として示される母や姉から愛されていないという事実と関連があります。 「品川猿」では主人公は「嫉妬の感情」がないというキャラとして表されています。『夏帆』では夏帆はこれが嫉妬の感情か? とその感情に自覚的になる場面があります。そういう意味では、「品川猿」では状況に戸惑わされているだけの受動的なキャラクターだったのが、主体的に自分の感情に自覚的になれる分精神的に成長したキャラクターとして描かれていると思います。 「品川猿」では、女性主人公はホンダのディーラーに勤めていて、自身のセールス的才覚は人並み以上のものがあると信じながらも、責任のない立場に甘んじているガラスの天井的な女性的オブセッションを抱えています。 しかし、夏帆は絵本作家としての自己を保ち、社会と接点をもちながら自立した女性として描かれています。そういう意味では、「品川猿」のカウンセラー坂木哲子まではいきませんが、個人事業主として引きこもり的で、学校が嫌いだったとかもあるにせよ、だいぶ作家本人に近いような印象を受けます。 そのほかにも、ありくいの親子が突然生活に介入してくるところなどは『神の子どもたちはみな踊る』の「かえるくん、東京を救う」と近いモチーフです。羊男やジョニーウォーカー、騎士団長や顔長などに連なる村上春樹におけるマジックリアリズム/非現実を象徴するような、かえるくんですが、これは非常に人気の高いキャラクターであると、村上春樹もどこかのインタビューで語ってましたから、今回の作品のジュブナイル的な要素として、それを意図的に配置しているのではないかと思います。 ジャガーやシロアリの女王なども、『ねじまき鳥』の綿谷ノボルやロシアの皮剥ぎボリスなどの象徴に近いような気もしますし、シロアリの女王は『女のいない男たち』の「木野」に出てくる蛇に象徴される、DVを受けている女性にかなり近い感じを受けます。 それ以外にも、ありくいの親子から荷物の運搬を頼まれるモチーフは『神の子どもたちはみな踊る』の中の「UFOが釧路に降りる」にあるモチーフですし、シロアリの女王を倒す刃物の柄が腎臓の形をしているのは『東京奇譚集』の「日々移動する腎臓の形をした石」からの流用でしょう。 そのほかには象の卵を盗むのは「パン屋再襲撃」や「象の消滅」などにあるようなモチーフですし、シロアリの女王をつくときに「今がそのときだ」みたいな木霊が響きますが、これは『騎士団長殺し』で顔ながを顕現させるために騎士団長を指した場面でも使われたセリフに近い。 また、風の声を聞く、というような村上春樹作品で繰り返し使われる表現も出てきます。 このように過去の短編に散りばめられた様々なイメージが練り上げられて『夏帆』の中には入り込んでいます。 かなり長くなってしまいました。主人公が作家ということもあり、村上春樹の創作論的な読み解きもできるとは思いますが、そこはまた別の機会に譲るとして、いろいろな過去の短編の積み残しをレイトワークスとして落とし前をつけつつ、より広い読者層に届くような文体で書かれているのも特徴と言えるでしょう。 連作短編的な読み方もできますし、お話の膨らまし方も村上春樹的で僕は大変に堪能しました。短編集との関連を読み解きながら見ていくという意味では、これから村上春樹を読み始める人にとっては、ここを入り口にすると、いろんなモチーフと逆算的に出会っていくことにもなるので、そういう読書体験もなかなかよいのでは、と思ったりもしました。 皆さんも過去の短編集と合わせて、ぜひ読んでみてください。

ひつじあられ@bananalemonsoup2026年7月26日読み終わった村上春樹の作品にしては、少し物足りなかった。いつもの食べたくなるような食事も控えめで魅力に欠ける。朝食にバターを塗ったトーストだけなんて、そっけなさすぎるし、栄養学的にも関心しない。村上春樹氏も年と共に食への関心が薄れてきているのではと思った。ブラームスのクラリネット五重奏曲だけは読後に聴いた。

もち@noro_302026年7月25日読み終わった村上春樹がじんわりと沁みる夏。 出口の見えない大きな森で 迷ってるような気分になりつつ そこに救いがあるような 疑わしいような 自分自身を探しているような まとまらない心のまま読んだ。 読めてよかった。 「ねえ、みんなそうやって いつかはいなくなってしまうのよ」



- 1Q87@ito45452026年7月25日読み終わった夏帆を読みました。村上春樹さんの本が好きで長編も短編もずっと読んできました。今回も面白かったです。最近は下ネタも減ってより安心して読めるようになりました。 あらすじだけを追うと、この長編は今までの著者の作品とは少し違い、童話のような、おとぎばなしのような感じでした。ありくい、ジャガー、女王アリなどが出てくるし。 ただ、おそらくこの著者の他の作品と同じように、この作品の出てくる登場人物やストーリーは何かの暗喩なんだろうと思います。母との確執を乗り越える話がテーマの一つのようですが、難しいことを考えずに素直に読むだけでも十分面白く読めました。 この著者は2026年現在で77歳とのこと。あといくつ長編を出してくれるのか、なかなか難しいと思いますが、次の作品も期待しています。

- ant-310345@ant-3103452026年7月25日読み終わった村上春樹の長編を読み通したのは初めて。するする読めてびっくりする。 最初は今時の26歳の女性が「かしら」のような女性言葉を話すのとブラインドデートみたいな古い言葉が気になって集中できなかったけど、お医者さんの家のお嬢さんで就職してないような人ならそんなこともあるか、と読んでいくうちに気にならなくなった。途中から人間と会話するシーンが少なくなったからかも。 彼女は唐突な予言や予知夢をなぞっていって、試練を乗り越えて現実に戻っていくけど、本を閉じてその夢から覚めた読者の私はどうしてくれると放心する。自分の感受性がとじているのだろうか。それともみんなこんなによくわからないもんなんだろうか。


かさや@kasaya_77212026年7月25日読み終わった登場する人物や、夏帆が書いている本は何かのメタファーなのだろうが、そのメタファーを理解しようとすることにどのような意味があるのか見いだせなかった。言うなれば、どこまでも解釈が可能な小説だろうが、その解釈に確固たる根拠を与えることは難しいだろうというもの。 あと、現代において、この2026年において、何を問おうとしているのかも、よく分からなかった。 春樹好きは喜ぶ小説だろうが、春樹嫌いの私は、やっぱり春樹が嫌いだと思った。
きりんが1番@nasupoi2026年7月24日読み終わった久しぶりに村上さんの長編読んで「面白い!」と素直に思えた 千と千尋の神隠し的なかんじもある。 カラマーゾフな大作書いてやるぜ!!的な気迫ではなく、ただ小説を書くという楽しみに浸ってたら書き上がりました、よかったら読んでね、みたいな肩の力の抜けた感じが非常によかった。 あとありくい可愛い




よみむすび@read-holic772026年7月24日読み終わった東京から全く離れず、どうしてこうも奇妙な世界に連れて行ってくれるのだろうと思う。 現実か幻か、 自分の内側か、外側か。 そのあわいを絶妙になぞりながら浮かび上がる世界がとても好きなのだ。 かわいい動物に誘われるのは童話を読んでいるようで 愛おしかったし、 とぎやは1984年に出てくるチャリントン古道具店のようでその存在感には肌が粟立つのを感じた。 ただ一つ、のどに小さな骨がひっかかったよう。 物語の最後は、全てスッキリ解決したとは思っていない。けど母と娘に難しさはもっとどろどろとしているのよな。 それに、ずっと父親は居るのだけれど、 同時に不在感も感じた。 いろいろ書きましたがそれくらい面白かったです。


sun@book32026年7月23日読み終わった出だしから心掴まれた。 面白かった。 面白かったけれどいつもの村上作品と比べると少し物足りなかった。 ありくいの奥さんがもっと出てきてくれたら良かったな。 これを機に過去作を読み返していきたい。









yuming0619@yuming-reads2026年7月23日買った読み終わった春樹世代の私でもこんなに読後に唖然としてしまう作品は初めてです。初の単独女性主人公と話題作と言うことですが、この女性像が、読書の想像力を試すように脳内に投げ込まれた感じ。

- ミヌエット@lulu2026年7月22日読み終わった村上さんの作品はだいたい読んでる。大好きな作家。 今作は350ページくらいだったので数日で読んだ。 でもけっこう読みながら眠気に何度も襲われて・・・ お母さんに対するわだかまりとか意識の壁を、主人公の夏帆が自分のためにとっぱらっていく話。 相手を強く求めたら、素直に純粋に求めたら、同じようにそれが返ってくる。 親子間、付かず離れず、居心地の良い関係になれるのでは? 仲が良いとか、単純な話ではなく。 本音で向き合うことは、親子間だからこそ簡単ではないのかもしれない。むしろ他人の方が楽に本音を言えるのかも。 夏帆が作る絵本の物語と良い感じに入り組んでいて、読んでいて楽しかった。



Luce@pichi-peach2026年7月21日買った読み終わった完読しました。 読んでしまった! とうとう 読み終えてしまった!! 久しぶりの村上春樹先生の新作。 でも読み始めると途端に そのストーリーに引き込まれ ページをめくる手が止められなくて でも読みきるのがもったいなくて 途中無理やり読むのを止めて 他の本を2冊挟みました。 そちらが読み終わり 何気なくまたこの本を開いたら もう今度は我慢できず 一気に完読してしまいました。 私は村上春樹先生の描く 主人公の男性に毎回引き込まれ 性別は違えど、 彼らのように生きたいと 毎回本を通して憧れて来ました。 今回は1Q84に続いて 女性が主人公のお話でした。 女性とはいえ、 やや中性的な感性をもつ 主人公の女性だったからか 違和感なく読み終えましたが やはり私は村上春樹先生の描く 男性像に強く惹かれるので また次回は男性主人公の できれば長編が本屋に並ぶことを 心から期待して、 今日もまた頑張るとします! 久しぶりに村上春樹先生の文体にふれ また過去作を巡る旅に出たくなりました! 次の作品も楽しみにしています。
mmm@carol_rukas_6542026年7月20日買った読み終わった村上春樹の新刊! すごく楽しみにしていた! だがしかし! 今回のはあまり刺さらなかった… 村上ワールドは確かに感じられたけど、少し上辺だけというか物足りないというか、、どっぷり世界観にはまることができなかった。。 でもアリクイとかジャガーとか武蔵境とか、なんかとてもよかった。


midorisaejima@midorisaejima2026年7月20日読み終わったアリクイの夫婦がすごく好きだった。新刊がでたら必ずハードカバーで買って読むようにしていて、読んでいる途中は他に代えがたい幸福感が得られる村上春樹の小説は自分の人生の重要な局面で自分を支えてくれている。象徴的に、娘が母を超克していく話のように読んだ。とぎやの主人や守護天使の猫も魅力的なキャラクターでよかった。

滋味@jimicked2026年7月20日読み終わった高校時代に夢中になって追いかけた村上春樹。 今回初めて、現在の村上春樹が書いた作品を、現在の私が読みました。 まだ新刊ですので詳細伏せますが、難解な表現は控えめで読みやすく、物語の細部をどう受け止めるかで、主題が少しずつ姿を変えていくような作品だと感じました。 読み終えた後もしばらく考え続けたくなる。そんな一冊。 しばらくしたら、もう一度読んでみようかな。 あの頃はまだ飲めなかったカティサークを傾けながら。



- うめじゃむ@ume_co2026年7月19日読み終わった心に残る一節おもしろかったなー いつもは読み終わりたくなくてちびりちびり読むんだけど今作は止められなかった 村上春樹、やっぱり好きだなー ---------- 何があろうと、たとえ誰ひとり私に感情移入なんてしてくれなかったとしても、決して失われてはならない。




Atsushi@Atsushi_Iwai2026年7月19日『夏帆』を読みながら、「顔」は社会的な役割や他者から見られる自分、「身体」は現在の自己、「卵」はまだ形になっていない自己の核を象徴しているように感じた。母娘の物語としてだけでなく、会社や家族、人生の節目など、自分を形づくってきたものから一度離れ、新しい自分へ移る過程としても読める。蛇の脱皮のように、古い「容れ物」を脱ぎ捨てることで、次の人生が始まるという印象が残った。





yurina@y_reads_2026年7月19日読み終わったアリクイの可愛い装丁に惹かれて手に取ったら、一気読みするほど面白かった〜🐈 学生時代に『海辺のカフカ』を読んだ時は難しい印象があったけど、今作はまるで絵本を読んでいるかのような柔らかい文体で読みやすかった。また動物もたくさん出てきて、不思議な世界を一緒に冒険している気分だった。 他の作品も読んでみたい🌻


ゆい奈@tu1_book2026年7月18日読み終わったどうしてこんなわけのわからない目に遭わなくてはならないのだろう、よりによって、どうしてこの私が。ーーーー誰の人生にも”よりによってこの私が”はおそらく繰り返されている。良いも悪いもすべてがこちらを向いてやってくる。だって私はこの世界の中心人物だから。いつだって視点は私にあるのだから。 序盤から終盤にかけてずっと緊張状態がつづくなか、動物たちの愛おしさが際立っていた。とてもかわいい。現実と夢の境界線は曖昧で輪郭がはっきりせず、存在すると思い込んでいるものは本当は存在していないもしれないし、存在しないと思い込んでいるものは本当は存在しているのかもしれない。「この世界に象の卵が断じて1個も存在しないということにはならない」というように、本当はあるものをないと思い込んでいるだけなのかもしれない。何が本当かなんてはっきりしない。そんな不確かさの中で私たちは生きている。 まあしかしなにはともあれ、どう足掻いても生活は続いていくわけであり、私たちはじぶんの足で歩いていくしかないのだよ。そこに物語があるという事実が私を少し強くさせてくれるのとに、乾杯!大変面白かった!ベスト本! P158「これはあなた自身の世界の物語であるからですーーーですからあなたが必然的にその世界の中心となります。そして善なるものも悪しきものも、善でも悪でもないものも、等しくあなたのもとに押し寄せてきます。ーーーあなたは押し寄せてくるそれらのものたちの中から、あるものは進んで受け入れ、あるものはきっぱり排除しなくてはなりません。それは中心人物であるあなたが引き受けなくてはならない責務なのです」










めあ@ameamea2026年7月18日読み終わった「例によって全てが端正で清潔だ。」(p251) これは夏帆が3回目に会うモーターサイクルの男に対して抱くイメージだけれど、わたしにとっての『夏帆』という小説が纏っているように思う雰囲気にぴったりだった。 さらさらと読みながらもじわじわと自分の心の奥底までなにかが染みてくる。 それがなんなのかまだわからずに、だから何度も読もうと思う。 良さをはっきりと語るにはまだ一度では追いつけていない。

nekomurice@nekomurice1232026年7月18日読み終わったあー面白かった。 今回は動物がたくさん出てきたな。 大好きな猫ちゃんも大活躍! 前は村上春樹を読んだ後はぐったりしてたけど、 今回はずっとわくわくして面白かったから 少し読書力がついたのかな?









ゆい奈@tu1_book2026年7月17日読んでるP200「真実にいくつかの側面があるのと同じように、正しさにもいくつかの側面がある。どれをとっても正解なるし、どれをとっても間違いになる」 最終章をすこしだけ読んで寝る。つかれたなあ、はあ。「タフな人間になりたい」とぼやくと「いや、タフやろ」といわれる。もしかするとタフなのかもしれない。しかし繊細ですよ、わたくしだって。とおもいながらガハハと笑う。うじうじ悩みながら、くよくよ落ち込みながら、私にできることはと考えて、あ〜彼女を家に帰らせてあげたいなあ猫と会わせてあげたいなあ彼女の心臓よ腎臓よがんばっておくれよとおもい、さてはてわたしはこれからどんな治療をしていけばよいかと頭を働かせる。さて寝よう。モーターサイクルの大きなエンジン音が聞こえてくる前に。










- ルー@yawarakaruu2026年7月16日読み終わった夏帆の中にはありくいの夫婦が 母親の中にもシロアリの女王が いっしょにおり、その存在が大きくなった。 これは現実の話であると思った。夢と現実の差なんてそんなにないんだと思う気持ちにもなった。 するすると読めるこの読みやすさはなんだ。素麺みたいだとおもった。



きくへい@KikuchiKohei2026年7月16日読み終わったこれは、『海辺のカフカ』以来の久々の当たりだ。77歳でなお、こんな小説を書けるのが本当にすごい。リスペクト。 後半部分を読みながら考えていたのは、占いについてだ。占いに自分の意思決定を預けるのは良くないように思えるが、占いを信じている人はどうもそういう意思のない人には見えない。つまり、悪い占いは無視したり、文言を大幅に読み替えたりしながら、占いをどう解釈し、どう行動するかには、多分に本人の意思が入るからなのだろう。なにかを媒介にした方が、物事がうまく進むことはよくある。不思議なことだが、ストレートなことがすべていいわけではない。モチーフやメタファーを通して何かを語った方が、人の心に伝わることがある。著者は、そのことを自己言及的に示しているようにも思えた。こんなにも複雑な世界を喜びたい。 また、本書の技巧のうまさに終始唸った。ほとんどの登場人物は、本当ではないことをしばしば口にする(主人公である夏帆も含めて)。それでも読者にはちゃんと伝わるし、物語は力強くドライブしていく。非常に複雑なことを、とても軽やかに実現している。 テーマも技巧も、朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』とシンクロしている。どちらも今という時代を映し出していて、非常に良い。 名作。



サカキ@sakaki08252026年7月16日読み終わった比喩表現や登場人物のキャラクターはらしさ全開で良かったし、村上春樹の女性視点で描かれる物語や親子関係も新鮮だった。 最後まで読み終えて、この物語の中で起こったことはすべて現実ではなかった、と捉えることもできるかなと思った。ただ、夏帆とその周りの人々に起こった結果を見ると、その原因が現実にあったのか、そうでなかったのかは、それほど重要なことでないのだなと感じる。 「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」 ノンデリカシーでプライドの高さが窺える佐原だけど、彼なりの誠実さみたいなものもあって嫌いになれないキャラクターだった。あと、"オフビートな守護天使"は何度も口に出して言いたくなる。





野猫@noneko_92026年7月15日読み終わったなんだろう。紛れもなく村上春樹の作品だし、嫌いな感じじゃない。 けれど。すごくブツブツと切れた感じがある。文芸誌連載で4回分が影響してるのかな。今までこんなこと感じたことなかったんだけどな。

らこ@rakosuki2026年7月15日読み終わった久しぶりの村上春樹。初の女性主人公ということで読んでみた。 ストーリーはシンプルに面白く、楽しい読書だった。出てくるキャラクターやものが相変わらずユニーク。アリクイやらシロアリやら、どんな見た目だっけ?と何度か画像検索してしまった。(シロアリの女王はたしかにグロい…。) そして、なぜスカーレット・ヨハンソン?笑 誰かスカーレット・ヨハンソンに「あなたの名前、ハルキの新作に出てきたよ」と教えてあげただろうか、と余計なことが気になってしまう。 武蔵境もここまでフィーチャーされると一度行ってみないと、という気持ちになった。 さらに、ストーリーとは全く関係ないが、気に入ったフレーズがある。 「良くないヴァイブレーション」 この先怪しげな人物に出会うことがあったら、「良くないヴァイブレーションが感じられる」と心の中で唱えてみたい。 テーマに関しては、母と娘の確執を扱っているのが新鮮だった。家族だからといって好きである必要はないけれど、お互いをちゃんと知ることから逃げてはいけないということだろうか。








中原メロス@56565656t2026年7月15日読み終わった文体もマイルドになった(?)印象 かつてのキレみたいなものが薄れているのは少し寂しいけれど、新作発売に祭りのごとく盛り上がれる喜びを噛み締めている。
- Biko@biko_2505122026年7月14日読み終わったがっかりである。半分くらい読んでもちっとも惹きつけられず。まるで子ども向けの絵本や寓話を延々と読まされてる感じ。2作連続でこの感じ。さらば村上春樹かもしれないなあ。


ミラノ@fumi87722026年7月14日読み終わった@ 星乃珈琲店 新潟女池店村上春樹ワールド全開でとっても面白かった〜〜! 夢か現実か分からない感じが『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』あたりっぽいな〜となんとなく思った、まさに後期作品という感じ 「そもそもなぜ?」とか「これはどうなった?」とか細かいことはこの際考えなくていいと思う 夏帆のいる不思議な世界に迷い込んで一緒にドキドキハラハラしながら物語を楽しむ、もうそれだけで幸せです…!




yo_yohei@yo_yohei2026年7月13日読み終わった@ シンガポール本の内容に触れるので、いつかこの本を読もうと思っている人は、この感想は読まないでください。この本が面白かったか否かも含めて、この本の情報は何もない状態で読むほうが良いと思います。 今回の物語は、『ねじまき鳥クロニクル』や『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』みたいに壮大な物語ではなく、とても個人的な物語だったけど、とても深く物語に入り込めた気持ちがしています。村上春樹の作品にはほぼ必ず不思議なものや出来事が出てきますが、今回はその不思議な出来事が実際の現実と繋がっているので、よりその出来事が現実なのかそうではないのかが混濁しててよかった。不思議な出来事も実は不思議な出来事ではないんじゃないか、そして、現実的な事柄で現実として一応説明できるという加減の仕方が絶妙で、村上春樹は前に進んでいると感じました。村上春樹はジェンダー的表現に問題があると言われているし、それは私もそうだなと思っていますが、今回の作品では、問題があると感じた箇所はほぼなかったかな。(でも、色々な批評や感想を口にする人が増えるなかで、問題点は浮き上がってくるかも。)母と何かしらの和解をしようとしている、つまり母とは一定の距離がある主人公が、ピンチになったときに母に助けを求めた場面はグッときました。でも、これも時の経過とともに評価は色々と変わっていくのかもしれません。村上春樹の作品はこれから長い年月を経ても残り続ける作品になるかはわからないけど、残り続けうる作品であることは間違いないと思います。そして、この作品は代表作の一つにはならないかもしれないけど、今もなお村上春樹が前に進んでいることを証明した作品だったと思います。




wingfeet@wingfeet2026年7月13日読み終わった村上春樹さんの新刊は、もう儀式のようなもので、必ず読むようにしている。 まず単純に面白かった。 相変わらずの文章の巧さ、言葉の選び方、文と文との繋ぎや組み合わせなど、高度に計算されていて、それでいて作為的ではなく、するすると読めてしまうのは、名人芸というかモーツァルトの音楽のよう。 夏帆とシロアリの女王の会話とか、実際は大した内容を話していないのに、ものすごくスリリングでヒリヒリして読んだ。 女性が主人公で、母親との対決・葛藤がテーマのひとつになっているのは興味深かった。さんざん世間からはミソジニーだのなんだの言われていることへの著者なりの回答なのかなとも思う。 作中の「殺す」という行為について、男性的なヒロイックな主人公なら、自らの意志で責任を引き受けて行うところを、夏帆は最後までそうしない。自分の意志を超えたところで、それは成立する。英雄的なるものへの対比以上に様々な寓意が込められていて、今も色々と考えている。








mimitome@mimitome2026年7月13日読み終わった生粋の村上主義者なので新潮を購入のうえ読了済。もちろん単行本も購入。総決算みたいな内容。年齢や体調を崩したことも影響したか。ちょっと泣きそうになった村上春樹の作品は初めてだった。最後の母親の台詞が実に切ない。実写化するとしたら以下の配役。 夏帆=夏帆 夏帆父=光石研 夏帆母=井川遥 佐原=鈴木亮平 とぎやの主人=柄本明 スカーレットヨハンソン=スカーレットヨハンソン





エビでんす@evanser_812026年7月13日読み終わった村上春樹は全作読んでいるけど前作が自分にとってのワーストだったので新作も恐る恐る読み始めた。 冒頭、ネット上でのあまりに雑な村上春樹批判を物語に組み込むような始まり方をしてすごく興奮するも以後それが展開されることはなく、まさかの守護天使!とものすごい肩透かしをくらう。 現実と虚構が曖昧な陰謀論的な物語展開はお得意の形だけれど、結局「ジャンクな物語」と「善き物語」を比べたときに、現実においては前者が力を持ち続けているのは明らかだし、そこに含まれる「有用性」こそが批判すべき対象なんじゃないだろうか?この頻出する「有用性」というワードを村上春樹がベタに使っているはずはないと思いながらも初読でその真意は掴み損ねた。 文体のレベルでも物語のレベルでも明らかに衰えてきているのは残念だけれど、そもそも我々はあまりに長い間、村上春樹に大きなものを背負わし過ぎている。インタビューによると大きな病気をしたみたいだし、余生はこういう肩の力を抜いた作品でファンを楽しましてくれたらいいのかもしれない。しかしやはり本音を言うと、悲しい。
よみむすび@read-holic772026年7月12日読み始めた受話器、という単語を久しぶりに目にした。 一体どの時代なんだ、と思ったれけど どうやらJR改札はIC化されているらしい。 まだ読み始めて50ページほどですが、 どうやら不思議の入り口に立っているようです。 そうだ、村上春樹ってこうだった。





- 一般文系学生@Bunkei2026年7月12日買った中身と全く関係のない個人的な話なのだけど、 図書カードって、本に用途が限定されてるゆえに、なんにでも使える現金よりも嬉しいプレゼントだと思う。 貧乏学生にも単行本を買わせてくれてありがとう。




Koh@tnsm02232026年7月12日読み始めた2026/07/11〜7/15読了 人によっては自立の物語であり、母と娘の物語でもあり、物語の力を描く物語でもある。 人はそれぞれに固有の物語を生きている。その人自身が物語の中心にあり、湧き起こる様々な出来事の責任を担っている。その時点では意味がわからなくても、自分が始めたことだからと引き受ける姿勢は、コミットメントにもつながるのかな。 象徴としての不思議な動物たちが、穏やかな優しさと狡猾な邪悪さとで対比されながら、いろんな場面で現れる。私たちが、目に見える現実だけでなく、もう一段異なったレベルの現実(=夢)を同時に生きていることを、物語に乗せて描いている。プロセスワーク的な観点で眺めてみると面白いなと思った。 --- p.99 「なぜならばこれはあなたが始めたことだからですよ」とありくいの夫は言った。「いったん始めたことは終わらせなくてはなりません」 p.104 それは現実に起こったことではあるけれど、たぶんその現実は今ここにある現実とは異なったレベルに属する現実なのだろう。 p.151 善き物語には、必ず何しらの有用性が含まれている ヴァルター・ベンヤミン p.208 あなたはあなた自身の世界の物語の中心にいる。 p.313 夢の中の現実

バナナカプチーノ@bananacappuccino2026年7月11日読み終わった早速読みました。安定の村上ワールド。何かを象徴しているんでしょうけど、母と娘?という関係性は村上作品としては新鮮でした。個人的に、武蔵境に住んでた時期があったのでそれもツボでした…



長谷川竜也@HRyuya2026年7月11日読み終わった初めて村上春樹の長編小説を読み切った。 いつもなら主人公がベッドシーンに入ったあたりで、心の片隅に眠る童貞魂が騒ぎ出し読むのをやめてしまうのだが、本作は性描写も(ほぼ)なくて読みやすかった。 テーマやリズムも変わらぬ春樹節といった風で読み進めるのが容易。 モチーフに関しては、『千と千尋の神隠し』と符合するところが多く見られた。参考にしたのか、シンクロニシティか、どちらにせよ興味深い一致だ。 例えば、主人公が女性であるとか、「境界」がキーワードだったりとか、あるいは、少し不思議な世界のちょっとした冒険であるところとか。 村上春樹を読み始めようと思っている人にも薦められる一作だった。




ne3ui@o-akubi2026年7月11日読み終わった女性単独主人公初なんだ…でまず驚いたけど、記憶に囚われひどく苦悩している、実際近くにいたら何を考えているのかよく分からなそうな男性が主人公の印象がたしかに強いわ…と我にかえる。私の現在の年齢が、たまたま夏帆と同い年なのも嬉しかった。私が春樹さんの作品にハマっていたのは中学時代なんだけど(ちょうど1Q84が出版された年、夢中で読んだ)、ページをめくるだけで現実なんだけど現実ではない、彼にしか書けない不思議な世界へ逃がしてくれるところが好きだったな、と今作を読んでいて懐かしい気持ちになった。回りくどいし質問に答えてくれないキャラクターが多いのも愛おしい。今作も例に漏れずへんてこりんな作品のため、そこへ目線がもってかれてしまうけど、綺麗なことだけを感じ、考え、述べられるわけではないこの世の中を今後も生きていく中で、誰にも奪われない、誰よりも味方になってくれる物語を夏帆自身で得るお話に感じた。私自身母について、性格において合わない部分や学生時代の蟠りがあり、100%の気持ちで返しきれない節がある。母が亡くなったら絶対に立ち直れないだろうし、母に対して感謝や愛情は間違いなくあるものの、こういった気持ちを少しでも抱えることに対して罪悪感があるため、夏帆の気持ちが分かるなあと。結局、何を考え、どう生きるかを決めるのは自分自身であり、誰かが代わりに答えをくれることも、救ってくれることもない。だからこそ、自分だけの物語を持つことが、生きていく上で誰にも奪われない支えになるように感じた。村上作品に登場する、どこか孤独を抱えた人たちが好きだ。リアルタイムで作品を楽しめることに今一度感謝したい。やれやれ。





篠乃崎碧海@Aomi_rds2026年7月11日読み終わった「実在しない生き物が子供の心に椅子を作り、それが去った後に実在する大切な人を座らせることができる」児童文学者の渡辺茂男氏の言葉を思い出す読後感。ただしこの実在しない生き物は単に目に見えないだけで、本当は今もそこにいるのかもしれない。二重写しのもうひとつの世界の中に。 守護天使界のジャック・ケルアック。声に出して言いたい日本語である。スプートニクの恋人を読み直そうか。





森乃栗@readskm2026年7月10日読んでる女性視点と聞いていたが違和感なく読める。女性の語りは短編「タイランド」以来のように思うが記憶が微妙。 第三章で、親族、親子間のごく自然な形の会話が出てきて驚いている。村上作品でこのようなシーンを読むのは初めてのような気がする。





ゆあみ@bathing3152026年7月10日読み終わったこの作品もまた、喪失と再生がテーマになっていると感じた。 「お話の中のミソラと同じように、私も力を尽くしてぎりぎりのところで踏みとどまらなくてはならない。何があろうと、たとえ誰ひとり私に感情移入なんてしてくれなかったとしても、決して失われてはならない。森の空き地にしゃがみ込んで、いつまでも泣いているわけにはいかないのだ。」 「ひとつ心に留めておいてもらいたいことがある。それはね、我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」 「しかしながら私はどう考えたって英雄なんかじゃないし、またこの先英雄になろうというつもりもない。要するにそこが問題なのだ、と夏帆は思う。英雄になりたくもない人間が、というか英雄になれるはずもない人間が、ときとして厳しい試練だけを受けなくてはならないということが。」 「いいえ、夏帆さん、それはあなた自身がやらなくてはならないことなのよ。逃げてはいけない」 喪失したとしてもそれは「ぺしゃんこに潰された」程度のもので、時間をかけて膨らむことができる。それが再生のかたちだということ。

はぐらうり@hagurauri-books2026年7月10日読み終わったまず、春樹文体が嬉しかった。すごいファン、という認識はないけれど、なんかホームに戻ってきた感じ。 初期の頃に戻ったかのような読みやすさ。メタファーはいろいろとありそうだけれど、差し置いてもストーリーが面白かった。 武蔵境とか、足立ナンバーで笑ってしまう。場末の三流大学、とか。意識的なんだろうけれど、このスノッブな感じも嫌じゃない。母親の描写も意識的にステレオタイプなのかな。この5年ほどの日本の小説は、母親の描き方が同じものが多い気がする。 ファンタジックな要素以外はわりと現実的な設定が多くて、村上春樹じゃないみたい。いや、春樹ではあるんだけれど。とにかく心配されていたような描写は見当たらなくてほっとしたし、ただ面白かった。




07@cocoa0072026年7月9日読み終わった偶然なんだけど「猫を棄てる 父親について語るとき」と並行して読んでいた。この小説とエッセイは鏡映しみたいな関係なのかな。村上春樹氏の一貫するテーマなのかも。 文体が若い頃の作品よりさらに読み易くなっている。ほぼ水。 内容よりなにより、とにかくこの口当たりの良い水をごくごく飲み続けたい!って感じなんだよな。 良い時間でした。幸せだった。




さかき@yukibee2026年7月9日読み終わった軽めの村上ワールドかな。長編といっても「1Q84」や「騎士団長殺し」などと比べれば中編ぐらいな感じで、若干物足りなさも感じましたが、新作を読めることが幸せ♡
りんご食べたい@k-masahiro92026年7月9日読み終わった「境界線」を越えるストーリーが村上春樹作品らしいなと思い、この本も「境界線」があった。 「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」「好むと好まざるとにかかわらず」「まるで〜みたいに」の文体を読むだけで謎の安心感がある。現実なんだけど現実ではない、しかし「現実でない」と思っていることは本当に「現実ではない」と言えるのか、と問いを発せられているような本。井戸のメタファーも思い出させてくれた。


でんてぃすこ@axelasayaka2026年7月9日読んでる全くハルキストではないんだけど、今度は女性が主人公で、多分「どの作品にも共通する、女性にちょっともてて、料理もできる主人公」ではないので。やれやれ。
tada@tada77242026年7月8日読み終わった久しぶりの長編、楽しく読めた 誰かがコメントしてたけど、『あなた自身の物語』であることのメタファーが、年々分かりやすくなって、読みやすくなってる気がする ずっしりした長編ではなく、長めの中編、って感じ 変わらない村上春樹節で、いつもの世界に連れて行ってもらえました アリクイが良い😊


fuka@fuka161cm2026年7月8日梅田で発売日に購入 2026/07/08よみおわり ありくい調べたら結構変わった形だった あの姿のまま自分のそばに現れたとして、平然とおれるだろうか など考えてしまい、寝れなくなった

リチ@richi2026年7月8日読み終わったどこにも引っかかりもなく、するすると読めて面白かった。村上春樹は変わらない。今までもいろんな不思議なキャラクターが出てきたけれど、今回はありくいの奥さん、シロアリの女王というのが出てきた。主要人物が女性ばかりだけれど、特に違和感は感じなかった。 村上春樹の主人公はみんな割と孤独なことが多い気がする。





梓@haineko2026年7月8日読み終わった@ 自宅すぐ読み終わらないようにゆっくり進めた。大病をされたご様子。これからも新しい物語を紡いでいただきたい。「気の向くまま、自分の書きたい話を自分にあったペースで書いているだけだ。無理に書き進める必要はない。」




Luce@pichi-peach2026年7月8日買ったちょっと開いたやった! 愛する村上春樹先生の新刊! 少しだけ読み始めたけど もう面白くて引き込まれる! 一気に読みたいのに 完読するのが勿体ない。 あー、もどしかしい!
森乃栗@readskm2026年7月8日買った買ってしまった。 好むと好まざるとに…。 もう小説世界に没入することは叶わないけれど、時折忘れられない脇役や小編に出会えることが捨てがたく。 新刊発売のたびに繰り返す店先での逡巡も愛おしい。






ゆい奈@tu1_book2026年7月7日読んでるきょうは108頁まで。 いよいよ面白くなってきていて、とまらない ねむたい、ねむたいのに読みたい そうして日中眠たくなってきのうの私をうらむ しかしきょうも読んでしまった 明日のわたしよ、がんばるのだよ









てるのすけ@Teruman552026年7月7日読み終わった感情の波の乱高下が 少なかった気がするのは 作者が歳を重ねて 穏やかな変化を書いてるからだろうか? 村上春樹さんの世界観 好きです 無理せず でも3年に一度くらいのペースで良いので 新作を書き続けて欲しい


はらちゃん@haaaarrrachan2026年7月7日かつて読んだまたはじめの方しか読めてない、けど川上未映子の描く女のルッキズムは深く理解できるのに春樹が描くとただ逆撫でされてる感じがする、本当になぜ。わたしが女だからですか? でも読んだら逆撫でされるのわかってて、それでも買ってしまうの本当に何、後期高齢者にさしかかっていても衰えない春樹のカリスマ性は本当に何、


yayano@yaya72026年7月7日読み終わった初の女性主人公。「新潮」の連載で1章と3章を読んでしまっていたので、ドキドキワクワクは控えめ。それでもじゅうぶんに楽しみにしていた。 前作といい今作といい、「あなた自身の世界のことです」というフィジカルとしての行動を促す直接的なメッセージが強く、とても好き。過去のメタファーだらけの曖昧な説明では、自由な解釈さえズレてしまうから、丁寧に説明してくれている。たとえば、そう、守護天使のジャック・ケルアックのようにね。







きよ@kiyo_kamomekko2026年7月7日読み終わったへんてこな世界なのに読みやすさは相変わらず。春樹さんの作品は「喪失」が一貫したテーマなんだと思っているけど、こういうパターンもあるのだなぁ。あっという間に読んでしまった。

shiori@shiori_4172026年7月7日読み終わった明らかに新作なのに、読んでいてどこか懐かしい気分にすらなるというか、仮に著者名を伏せても、数ページ読んだら「これは村上春樹作品だ」って確信できるのって、改めてすごいことだよなぁ。 今作は村上春樹はじめての方も、とても読みやすいんじゃないかと思う。 (Xで「『夏帆』が村上作品初読で、他のも読んでみたいと『ノルウェイの森』とかに手を出すと期待と違うというか大変なことになる」みたいなポストを見て、首がもげるほど頷いた笑) また、過去作を読んできた人には「あ、これあの作品へのセルフオマージュ?」って箇所がたくさんあり、ニヤニヤできます。 これまで対峙を避けてきた問題とも、いつかは対峙しなければならなくなる。それを乗り越えなければ「現実」の人生を生きてはいけない。 個人的に、これまでの作品の中で一番、メッセージ的なものを受信できたかもしれない(著者の意図と合ってるかは分かりませんが)。 第四章の「守護天使、象の卵とスカーレット・ヨハンソン」てタイトルすごい好き。シュルレアリスムの絵のタイトルとかにありそう。 そして守護天使って素敵なコンセプトだなぁ。 今回は「やれやれ」が出てこないな…と思ったら、279ページまで来て初めて出てきて「キター!」ってなってしまった笑 村上作品からしか得られない栄養ってありますよね… この作品の執筆前に入院してすごく痩せてしまったというお話をインタビューで読んだけど、お元気になられて、そしてまた作品を書いてもらえて本当によかった。 出版不況と言われて久しい中、これだけ多くの人が、同じ時に同じ本の話をしているって奇跡に近い。 いつまでも元気で、まだまだたくさんの物語を書いていただきたいです。
蟹座の読書@reads_kaniza2026年7月6日読み終わった面白かった!変な話だなーと思いながらも何故か平然と読んでしまう。それがまさに村上春樹を読んでるって感じで楽しい。 「本当の物語は有用性を含んでいる。」 物語を書き続けてきた人に、そう言ってほしかったのかもしれない。ちょっと嬉しくなった。その有用性がどんな形をとって現れるかは分からない。不躾な男かもしれないし、ブラジリアン・ナッツや猫、スカーレット・ヨハンソンの可能性もある。でも、目にうつる全てのことはメッセージ。なぜなら私は私が主人公の物語を生きているから。 こんなにたくさんの不思議な動物や物が出てくるのに、読み終わってみるとやっぱり夏帆の印象が強い。まさに「The Tale of KAHO」な物語だった。






kzyskhn@kzyskhn2026年7月6日読み終わった「猫を棄てる」の小説版じゃないかと思った。 千と千尋のような話だった。 最後は遺書のようにも思えた。村上春樹はもう書くものが全て遺書になる年齢でもあるだろうから。

アネモネ@anemone2026年7月6日読み終わった村上春樹の最新作『夏帆』を読み終えた。何とも不思議な話だった。今回主人公が女性なので、いつもと違う雰囲気だった。 ファンタジー要素も盛りだくさんで、特に守護天使のシーンは笑いが込み上げるくらい面白かった。自分は藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)という言葉を思い浮かべた。 村上作品では従来、家族をあまり描かない傾向があったが、今作では主人公の父と母が丁寧に描かれている。心温まるシーンもあった。 70代でこんな作品を書けるのはすごい。長生きして、いつまでも素敵な作品を描いて欲しい☺️

まっちゃくん@moriringo_09212026年7月5日読み終わった面白かった! 絵本作家である主人公らしく絵なし大人向け絵本のひとつづきの中短編集って感じ(?) 勇気を持って悪に立ち向かうというスタンスは変わらずに、それでいて悪とは?正しさとは? もにょもにょと考察を始める
数奇@suuqi2026年7月5日読み終わった第二章までは雑誌掲載で読んでいたが、それ以降は未読でどんな展開になるのか気になっていた。ありくい、ジャガー、シロアリと、ジャングルの生き物たちが夏帆という主人公の前に立ちはだかる、春樹作品のなかでも特にお伽話感の強い作風であるが、内容は過去作同様に概念的な「悪」に立ち向かう話だった。全体的にメタファーに包まれてふわっとしたお話だったが、どこか不思議な魅力がある作品で夢中にさせてくれる。「傷つけ合うことで前に進むこと」を描いているようにも感じた。掴みどころのない読後感を味わいつつも、なんだかんだ面白かったなあ。







necoaruku@necoaruku2026年7月5日買った読み終わった本を開いて一行目でその世界に引き込まれたら読むと決めている。本屋入ってすぐ目についたこの本はそのルールに則って購入した。こんなん書かれたら私は何を書けばええんや!!!!夢と現実の境目が曖昧な話がめちゃくちゃ好き!!!!!とてもおもしろかったですくやしい!!!!!!

いま@mayonakayom222026年7月5日読み終わったまだまだ消化しきれてないけど私は好きな作品だった。 宮崎駿の『君たちはどう生きるか』みたいだな、と思いながら読んでいたら同じことを思っている人がいた。 前日に『血の轍』を一気読みしていたので母は私を愛しているのか、私は母を愛しているのか、というような部分が重なって感じた。




りきに@rikinisushi2026年7月5日読み終わった待望の新刊…!!この本を紹介する時に「人が死ぬこともセックスシーンもありません」と言っていたらしいが、それよりも村上が母と娘の話をするとは…!とそこが衝撃だった。そもそも村上の小説は親の存在感が薄いことが多いので…。後母と娘の話を書くのは女性作家のことが多いし、やはり実体験に基づいたような重く読んでいて辛くなる話が多いので、村上の母と娘の話はずっと静かに進んでいくのが新鮮だった。村上がかく人間関係はずっとこんな感じではありますが…。でも分量も中身もやっぱり物足りなさは感じたかも!村上春樹!もっと長生きして沢山小説を書いてください!あと装丁の上品な可愛さが夏帆みを感じて好きです!





白い鳥@whitebird2026年7月5日読み終わった私には、こういう寓話のような物語はあまり性に合っていないのかもしれない。 アリクイ、シロアリ、奇妙な男、暴力的な言葉、殺人、守護天使 それらが象徴のように現れ、物語の床下でカリカリと音を立てている。 夏帆は誰かに惹かれているというより、傷つけられた言葉に取り憑かれているようにも見えた。 相談相手が人間ではなく、アリクイの奥さんだけというところにも、強い孤独を感じた。 好きな作品かと言われると、少し違う。 でも、読後に妙な音が残る。 私が求めているのは、たぶん焚き火のような小説なのだと思う。 この作品はむしろ、床下のシロアリの音に耳をすませる小説だった。





栗太郎@hkri062026年7月5日読み終わった発売前、今度は女性が主人公の話らしい、と母に話すと 「えぇ?じゃあ『やれやれ』とか言えないじゃない、大変ね」と言われて、そうかもねと笑ったが、別に女性だから「やれやれ」と言えないなんてことはない。 実際、生物学的性別が女である(そして母の娘である)わたし自身にも、「やれやれ」なことっていくらでもあるし。 村上春樹の新作の発売日を心待ちにする体験があと何度できるのだろうか。そんなことを思いながら読み終えた。



眠い恐竜@gaogaosaurs2026年7月5日読み終わったなんのかんので村上春樹は好きで買ってすぐ読んでしまう。 何となく女のいない男たちと同じく傷付いたり苦労したり 悩んだりすべき時にそれを避けてしまった主人公が そのことで生じた欠落を埋めるために 行動や決断を求められる話のように感じた。 猫のスカーレット・ヨハンソンには出会ってみたい。

のぼりおり@noboriori2026年7月5日読み終わった浦和やら武蔵境やら妙に生活感ある設定ながら、謎に満ちた出来事を絡めつつ、いま目の前にある世界の奥底へと誘う感じは村上春樹の面白さ。 ただ、登場人物があまり印象に残らないからか、ところどころにある「境界線が〜」などのくだりが露骨すぎてうざったく感じてしまった。ありくい夫婦の存在感はよかったが。



yt@yt2026年7月5日読み終わった「病んでいる人間の目から見れば、より病んでいるのはむしろ世界の方だ」(p20) 中流幻想の中でまさかの闇バイト。 説明するのはとてもむずかしい、いつだってとても長い話になる。 慈悲も偏見も予断も許されない勝負どきが誰にでもある。 「よくよく考えればわかるはずだよ。あるいはもう既にわかっているはずだよ。そうと気がつかないだけで」(p197) 絵本の中の空想と、空想的な現実が不可分になった状態がこの世界の見え方だ。 過去と未来も、原因と結果も混ざり合って眼前にあった。 あと何冊読めるのか。 あと何冊でも読める。








wuriko@wuriko2026年7月4日買った読み終わった@ 自宅神保町の三省堂で購入。大々的に売り出されている一冊を持って行くのがちょっと気恥ずかしく小走りでレジへ。 同じ日に電車で隣になった人が、買いたての本を開いた瞬間を目撃。シールを「なにこれ」って感じで眺めてて「もらいましょうか?」って言いそうになる。それにしてもいち小説のリリースがお祭りのごとく盛り上がるのは悪くないなと思う。


ポーチドエッグ@JunkLayla2026年7月4日読み終わった@ 自宅「原因と結果の間に等価性が見出せないことによって生じる」 女性が主人公の初の長編、とても読みやすく面白く、善き物語でした。絵本作家の描く物語と夢か現実か見分けのつかない物語。逞しい想像力? 読者との距離が1番近い主人公のように感じた。 村上春樹初心者にこそ薦めたい作品。初回特典のステッカーがすごく良きなのでみんな買って読んで欲しい。





スゥ@oneSue2026年7月4日読み終わったそんなに村上春樹を読んだことはないのだけど、個人的に本作は飛び抜けて読みやすかったような気がします。(とはいえ、本は付箋まみれですが…)個人的には、「柔らかな栗色の毛並みの、たくましい熊さんみたい」という表現が素敵だなと思いました。とはいえ、作中で登場した本や曲にも知らないものがあったので、読み返したり調べたりしながら、のんびり楽しみたいと思います。






4分33秒@4332026年7月4日読み終わった村上春樹の書く女性主人公に興味があって購入。女性というより少女という印象。出てくる土地が馴染みのある地名ばかり。武蔵境ディスりに笑ってしまった。 湯上りに冷やした烏龍茶と桃をつまみながら読み始め、そのまま読了。村上春樹は本を読む行為そのものが報酬だってことを思い出させてくれる。文字を目で追っていくのが気持ちよすぎた。





花蝶@hana-choh2026年7月4日読み始めた昨日買って読み始めました。 ブームにのり村上春樹作品の新刊はやはり気になります。 読み始めですが、すごく読みやすい。すぐ村上ワールドへ引き込まれてしまいました。







ゆい奈@tu1_book2026年7月4日読み始めた第一章まで読んだ。 裏と表、貸方と借方 裏があれば表がある、表があれば裏がある それが世界のありようだ。といわれましても 君みたいな醜い人ははじめてだと 初対面でいわれましたら あなたとはもう会いたくありません という気持ちで、 つづきはまた明日の夜。










ogyoza@uuoics2026年7月4日読み終わった読みおわっちゃった。「夏帆」だけ新潮掲載時に読んでいた。()の使われかたが気になったんだけど(やたら使われているように思えたので)これまでもそうだったっけな。村上春樹のほかの長いものを読みなおしたいな。なにがいいかな。



タオルケット@tottoro_fluffy2026年7月4日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台あくまで私見だけれども。 夏帆と彼女の描く物語、武蔵境は青の濃淡の印象を、佐原と浦和の実家はもやーっと薄黄色い印象を受けた。 だから読み終えて本屋のカバーを外した時、デザインになんだかとてもしっくりときた。


dstar10@dstar102026年7月4日読み終わった『夏帆』 難題を突きつけられ、それを解決する旅、繰り返されるモチーフ(しゃべる動物、夢の中の暴力、異世界の入り口、警告された脅威が遠くから近づく、壁抜けetc)を滑らかに漂う。難題はずいぶんヤワになった。作者自身の体力の衰え(またも)を思わせる、しかしそれは読者たる私の衰えと同時進行なのだ ともに老いを慈しむことのできる作家を持てたことを喜ぶべきなのだ

丸餅@mttb2026年7月4日読み終わった前作は発売日に購入してから3年も寝かせてしまったので、今回は一息で読み終えた ずいぶん読みやすくなった 主人公が自分に近い(性別、年齢において)から親近感を覚えるのか、設定が壮大で無いからなのか 現実をベースに不思議が続いていく話は好きです 自分の周りにもこのような不思議は起きるんじゃないかと、想像力次第では


- たちゃ@am00_00_002026年7月4日読んでる本ふと久々に村上春樹を読んでみよう、と思い購入。同時代に生きる世界的作家の新刊を原語で読める贅沢さは代替不可なものだろう、と往年の村上春樹アレルギーもそろそろマシになったかな〜と見立てたのが甘かったか。第一章から顔で選ばれた女が異性と結ばれてハッピーエンド、みたいな話が出てきて、しかもそれが子供向けの絵本という設定で、マジ?これ令和に書かれたものなの?と呆気に取られる。やっぱ村上春樹苦手かも……。先が思いやられるが読み切ったら印象変わるかな





梓@haineko2026年7月4日買った読んでる@ 八重洲ブックセンター アリオ葛西店昨日からそわそわして本屋に向かう。本扉の紙は1点物ですって。私のはずいぶんカラフル。今、いろんな場所で、同じ物語の中にいる人がたくさんいる不思議。






まだ子@225-8K2026年7月3日読み終わった仕事終わりに一気読み、お見事! 軽妙で、あたたかくて、身構えずにスルスル読めた 読んでいる間が1番楽しい、というのは実はすごいことかも 直近プレイしているDeltaruneを連想して、脳内で時々ボイスが鳴るのもご愛嬌でした




hiroka@hiroka2026年7月3日読み終わった出勤前に『夏帆』と『ワンピース』購入。 『夏帆』読了。ああ、77歳にしてまだ進化する村上春樹。良かった。 でも、短い〜。死ぬ前にねじまき級の長編をもう一冊(と言わず何作でも)書いてもらいたい。






ドッグストエフスキー@dogstoevsky2026年7月3日読み終わった春樹、読んだぞ!!!!!!ありがとう!!!! 初!切なくて温かい村上春樹! 主人公はアラサーの絵本作家の女性。だからなのか、読み心地は絵本やアニメのようで新鮮。可愛らしい作品だと思った。 それはたぶんこの作者の作品にしては身近な縁を大切に描いているからというのもある。 「アラサーの自立した女がこんなこと言うかいな」(特に還暦にもなる母親のセクシーな下着を見た時に赤面するのは変。普通は考えたくなくて眉を顰めます)はありつつ、新小岩の叔父や父親は親密に描かれる。村上作品は、世界とあえて距離をおいた主人公が多いが、この作品は「若い女性」という社会一般的に受動性を付与されやすい人物を通して、まわりからの親切や愛情を自然に受け取っている印象があった。 村上春樹という一人の男が女の登場人物を通して世界を捉え直そうとしている。 作品全体に流れる不器用な優しさは、登場人物たちが異様に内向的な人々でありながらも、世界や他者と繋ぎ直されたいように話すところにも出ている。 村上春樹はずっと父と子の話をかいてきたけど、本作は母と娘。家族と接続されている一般的な女の人のあり方を奇妙に暖かく書き出している。 最後の母親のセリフは地に足がついていて、生活に溢れ、そして人生の一般論なのに説得力がある。これはもしかしたら村上春樹作品の中でもリアルな身体が出てきた作品だからかも。異様な眠気に囚われてこんこんと眠る母親の姿は、誰でも見たことのある「体の弱い家族」だ。タフで健康的な村上春樹作品の登場人物とは違う。そんな身体性を通して、ありがちだけど切なくて苦い人生の教えが嫌味なく浮き彫りになる。 いかにも村上春樹らしい作品だし、こんな人いるのかなとはなるけれど、なのに、遠目で見たら「いま、ここ」にいる人たちを浮き上がらせている。つまり近くで読むと村上春樹的な人工性や違和感が目につく。でも一歩引いて作品全体を眺めると、現代の人間の姿がちゃんと浮かび上がっている。そんな変わった読み心地の一作だった。 村上春樹はこれからの執筆についても意欲的なようだから、一読者として楽しみにしています。




マツユキ@Matsuyuki-honnyomi2026年4月27日気になるやっぱり村上春樹は気になる。多分それは私の性分に合っているだからなのだろうけど。他の媒体(SNS)ではうやむや言われているみたいだけど、ここは純粋に待っていたい自分がいる。
まり@mari02161900年1月1日気になる現実と非現実の境界が曖昧で、絵本のような愛らしいタッチの世界観。 村上春樹のガチ有識者じゃないので詳しいことはよくわからないけど、読みやすいし入りにはいいんじゃないか。異論は認める。
イシイルカ@ishiiruka04211900年1月1日読み終わった長編はもちろん、短編作品に至るまで、ほとんどの今まで刊行された作品は読んでいるつもりだけれど、割と最近の村上作品には、え?これで終わり?という感じの、読者を置き去りにするような投げっぱなしジャーマン的な物語が多い印象があるのだけれど、今回も実はまさにそういう感じを受けた。 まあしかし、作者がこれでオシマイ、メデタシメデタシと考えたんだからここで物語は収束してるのだろう。多分。 女性を主人公にするという作者にとって初の試みの長編というは確かに新鮮だった。 例によって、ナチュラルにある地域(大抵は田舎である)を貶すというか、さほど意味なくディスる描写を入れるのがなんとも村上春樹さんらしいといえばらしい。一度はマジで受け取ってしまった自治体が抗議してきて謝罪と書き換えをしたこともあるのにね。 猫のホルのくだりがネコ好きとしてはとても良かった。しかし突然のスカーレット・ヨハンソンってね(^_^;) 2026/07/11






- 絶対零度@daizu1001900年1月1日読み終わった女性が主人公という本だったけど、いつもと変わらず楽しく読めた。よみやすく、引き込まれる。そして不思議な読後感。はいつも通り、村上春樹の新作が読めるのは幸せだな、と思う。

chika@koitoya1900年1月1日今回特に気になったのは、現実とフィクション、どちらが主人なのかということ。 単純にフィクションを通して自分の現実を見つめ直すというだけの話ではないと思う。 現実を理解するためにフィクションを使っているうちに、フィクションのほうが現実よりも強い現実になってしまう……というのもまたそれだけではない。 私たちの生きている世界は、物語で溢れている。「母親ならこうする」「娘ならこうする」 そうした物語を、自分で作っているだけではなく、他人から渡され、社会から与えられ、それを知らないうちに自分の中に取り込んでいる。 今回母親殺しの物語なので、父親殺しの物語として『海辺のカフカ』を思い出した。 カフカには、父親から「父を殺し、母と姉と交わる」という呪いのような物語が与えられており、カフカはその物語から逃れようとする。 しかし『夏帆』はもっと複雑なこんがらがった話になっている。 自分の人生に他人が物語を与えてくること自体が問題なのではなく、その物語が自分の中に入り込み、自分自身の現実を規定するようになってしまうことが問題なのではないか。 夏帆は冒頭から母親とは物理的に、精神的にはすでに距離を取れているように感じられる。 ただ読み進めていくうちに「母親ならこう言う」「母親ならこう考える」「母親なら私をこう見る」という想像が、夏帆の中に存在する。 夏帆にとって母親から逃げるというより、自分の中にいる「母親を想像する自分」から逃げる必要があるのだろう。 母親が読んでいる本がジェーン・オースティンの『高慢と偏見』なのも印象的で 「独身の青年で莫大な財産があるといえば、これはもうぜひとも妻が必要だというのが、おしなべて世間の認める真実である。」 という有名な冒頭。 「世間の認める真実」と言っているけれど、客観的な真実ではない。 そして『高慢と偏見』の母親・ベネット夫人は、その「世間の真実」をものすごく忠実に生きている。 彼女は娘を苦しめようとしているわけではない。むしろ彼女自身は、娘たちのためを思っている。ベネット夫人自身もまた、社会から与えられた物語の中で生きている。そして、その物語を娘たちに渡している。 そう考えると、母親が子どもに何かを押しつけるということは、単純な「親から子への支配」ではない。 親自身もまた、誰かから与えられた物語を生きていて、その物語を次の世代へ手渡している。 村上春樹は人間が他者に物語を与え、その物語によって他者の人生を規定してしまうことへの関心があるように思える。 だから『夏帆』で問われているのは、 「親から逃げられるか」だけではなく、「自分の中に入り込んだ他者の物語から逃げられるのか」なのではないか。 しかしどこまでいっても物語から逃げる、というのはできない。 大事なのは物語の取捨選択なのかな。



































































































































































































































































































