みみみ "戦国武将伝 西日本編" 2026年7月26日

みみみ
みみみ
@kmkdnrd
2026年7月26日
戦国武将伝 西日本編
やっぱり短編はさらーーーっと気負えず読める。そしておもしろかった。 石田三成めあてで読んだけど滋賀県の石田三成のエピソードは『五葉のまつり』と同じものだった。が、まあとにかく各所に出てくる石田三成がやっぱりかっこいい。加藤清正のところででてきた賢しい佐吉の話もよかったけど、加藤嘉明の妻の語る「石田様は優しい方」の言葉も大変によかったな。で、加藤嘉明が妻と一緒に領民のために生きていくっていうの、『八本目の槍』を読んでいたからこそ感慨深いよねーーーー穏やかな時間を生きているようで安心した。三成も安心していると思うよね。 好きだったのは、北畠具教・謝名利山・島津義弘・立花宗茂だな。島津と立花はかわいいね!!!という、きもちで、北畠と謝名はまんまわたしの好きな、最期まで誰かのために戦う、憎まれ役を引き受けて信念を貫いて死ぬ、という話だった。 そういう思いや覚悟がどこから生まれるのか、さらにそれをどうして貫くことができるのか。ほんと漠然とすごいなあ信じられないなあとぼんやり思うだけなんだけど、基本的なところは今と変わらないんだよね。もちろん立花のところであった「殿様たるもの些事を気にせずドンと構えているもの(だから濡れたら困るものだからって雨に濡れないように家の中に入れたりするな)」てのは今は価値観が変わっている気がするけど、家族や仲間を大切に思う気持ちとかそのあたりはずっと変わらずあるんだよね。やっぱり環境と周囲の人間が覚悟を作っていくのかなあ。蜂須賀の話にもあったように先代や先先代への劣等感はあっただろうし、周囲がそれをいかに上手に育てたか、絶対的で尊敬に値する殿と仰ぐ人物に会えたか、というのも大きいよね。とはいえ、やっぱり本人が周囲からのそういう気持ちや願いをいかに受け止めどう育てたかによって生まれる覚悟もかわるんだろうとおもうんだけど、その受け止め方育て方の違いってのはどこから生まれるんだろうか。 わたしがたとえ戦国の世に生まれていたとしても、確固たる覚悟みたいなものはできなかったんじゃないかと思っちゃうもんな。まあそりゃ大名格じゃないからね、わたしはね。でも百姓は百姓の誇りがあったと思うんだけど、だから秀吉のゴボウの話とかになるんじゃないかと思うけど。揺るがない意志、というのはどこからうまれるんだろうなあ。今を生きるわたしは「仕事なんだからやって当たり前だろ」ておもっていやでもなんでも絶対やるし手を抜いてる人にはイライラするけどそれはちょっと違うと思うんだよなあ。 うーん時代が違えば価値観はもちろんかわるけど、実際は昔も今も本当に変わらないのかもね。わたしたちも500年後には想像を交えて語られるようになって「確固たる覚悟」を持つ人々になっているのかも。つまり、戦国大名たちにもたくさんの葛藤や迷いがあったということだよね、あたりまえだけど!!!!!くうーーーー!覚悟とは!!!彼らの抱えた様々な思いはどこに繋がっていってどこに残っているんだろう!!ほんとうに彼らの生きた未来に私が今生きてんの!?!?信じられない!!!と、めちゃくちゃ興奮するよな、こういう時代の話を読むと。
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