
草下
@ksk_moeno
2026年7月27日

絢爛たる屍
Poppy Z.Brite,
ポピー・Z.ブライト,
柿沼瑛子
読み終わった
小説
図書館で借りた
屈服させた挿入するみたいな感性が、動物的だと思った。カブトムシのオスとかそういう感じだったな…と。
死体と殺人が好きな男、好きになると殺して食べたくなっちゃう男、不良青年、エイズで死にかけている愛が重めな男がメイン。中盤まで読まないとメインの男が出揃わないので、それまでこの人がこの後出張るのか? とハラハラするがそういう人は大概みんな殺されていく。推理小説より人が死ぬ。
メインのカプは、①死体と殺人が好きな男×好きになると殺して食べたくなっちゃう男②エイズで死にかけている愛が重めな男×不良青年③好きになると殺して食べたくなっちゃう男×不良青年④ 死体と殺人が好きな男×好きになると殺して食べたくなっちゃう男×不良青年 の4カプ。みんなつまみ食いしまくるので他にも色々ある。
おそらく異常性愛とエイズが主題になっている。
私は、エイズの兄からエイズを移された弟が、性的虐待を受けていたのか? と聞かれた時の「自分が好きでも虐待っていうのかな?」という台詞が印象に残った。なんとも言えない気持ちになる。知らない人には理解してもらえないし、相手を加害者にしてしまうのって孤独だ。
④の3pが始まった時は、青年に対して、ええんか? 君は? と思った。君の好きな男、君の頭の上で自分じゃない男とキスしているけど??? 青年はノリノリだった。サイコパスカプの間に入り込む才能を発揮していた。
登場人物の誰にも入り込めなかったので読むのにすごく時間がかかったが、面白かった。
読み終わった後に、どんな退廃的な街だよと思いながらニューオーリンズを検索したらめっちゃレトロオシャレな街で拍子抜けした。九龍城みたいなのを想像していた。