
イツキ
@maruitsuki
2026年7月28日

読み終わった
堀元見著『読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全』は、最初の一文から強かった。
「知的な下ネタは、おもしろい。」
知的なのか下品なのか、どっちかにしてほしい。だが、読み終わってみると、この組み合わせこそが本書の魅力だったと思う。歴史、医学、宗教、科学、経済学、言語、テクノロジー。扱っている分野はやたら広く、参考文献もきちんと示されている。それなのに、話が行き着く先はだいたいおしっこか性器かセックスである。賢い話とアホな話の落差が、とにかく面白かった。
本書の知識には深刻な副作用もある。アリストテレスを読めば「この人、セックスが下手だったのでは」と思い、ニーチェの「神は死んだ」には勝手な続きがつき、恐竜展を見れば巨人のキンタマを思い出す。コーンフレークも、アボカドも、天気の話も、もう以前と同じ目では見られない。知識が増えた結果、日常会話の安全性は明らかに低下した。
この本を読んで、私の世界は大きく広がった。
もちろん、卑猥な方向に。


