つちやそうた
@pompomkisya
2025年3月30日

美濃
小島信夫
読みかけ
"読者は読まれたかどうか知らないが、新年号の『文藝』と言う雑誌に「モンマルトルの丘」という題の文章を書いた。幸か不幸か「モンマルトルの丘」に登りかかったところで締切が来て、ひとまずやめざるを得なかった。あれは実は幸福の部類に入ることだ。おかげで作者はあれ以来、「モンマルトルの丘」のことをたのしみにしながら思いうかべ、登場してくる古田と語り、そうしてあそこへあらわれてきた篠田和馬とともにより愛しているからだ。"p79の出だしのところ引用
これを書き出すまで、前章の終わりからわくわくしていたんだなと(本当なんだろうな、、と思いつつ)力ずくでわくわくのスイッチを押された
ずっと「ふーん」という話をしているけれど何故か面白いし色んな気持ちになる