
mikechatoran
@mikechatoran
2026年7月29日
ジョルジュ・ぺレック
塩塚秀一郎
読み終わった
海外文学
ペレックはポーランド系ユダヤ人移民の子としてフランスに1936年に生まれるが、父は第二次大戦に志願して戦死、母は幼いペレック疎開中に強制収容所に移送され亡くなる。幼かったペレックは両親との思い出も薄く、それらの死についてさえよくわかっていなかったようだ。そうした「不在」や「欠如」に規定された彼の人生、そしてウリポとしての方法論と絡めて、本書は代表的な9作品について読み解いていく。コンパクトながら丁寧で読み応えがある。私はペレックの小さなささやかなものに向けるまなざしが好きなのだが、あらためて作品を読み返したくなった。/ 長らく一部が公表されてこなかった未完のプロジェクト『場所』の翻訳も近く刊行されるようだ。






