
きらた
@kirata
2026年7月29日
モナミは世界を終わらせる?
はやみねかおる
読み終わった
ユーモアに溢れたドタバタ学園ミステリ
‥?
ミステリ、かなぁ?🤔
どちらかと言うとファンタジーの様にも思え‥‥(ゲフン
真野萌奈美は高校2年生
細身で華奢な大食いで、周りに迷惑を掛けやすいが反省すれば許されると思っている、少しクセの強い子
かなりドジだが、ドジっ娘と呼ばれるのは嫌い
今日も弟の朝ごはんも食べ尽くして、モナミは高校に向かう
バス停でバスを待ち、やってきたバスの中に居る同級生のナル造と言葉を交わし、前を歩く小学生が落とした定期券を拾おうとして頭をぶつけ
パン!と大きな音と共にバスの車体が傾く
「すいません、パンクです」
降りてきた運転手がそう言ってタイヤ交換をはじめた
頭突きでバスのタイヤをパンクさせたと揶揄されながら歩く学校への坂道
友人のルナとも合流し、グラウンドを横切っている時、足元にサッカーボールが転がっていたのでモナミは思いっきり蹴飛ばした
蹴った勢いで片方の靴は脱げ、ボールは校舎の方へと──
それで起きた争いに我感せずと立ち去るモナミだったが、その後も様々なトラブルが巻き起こる
それら全てが世界の出来事とシンクロしているのだと、そして未来の不確定要素のモナミは一部の者から命を狙われて居るのだと──
モナミがそれを知るのは、その日、家に帰宅した後の事だった
買って少し読んでその後かなり放置していました
話が悪いとの事ではなく、やはりそれははやみねかおる、文体や雰囲気が小中学生向けに思えるので、読む年代によっては些か辛く感じてしまうのです
そんな訳で、長い間未読の山に埋もれていたのを掘り起こして読みました
やはりノリや掛け合いが小中学生向き‥児童文学かなぁ?と思いはしましたが、さり気なく大事な事を織り込んで書いているのは流石だと感じました
ジュニア向け?ティーン向け?で長い間確固たる存在感を保持出来ているのはこういった“伝えるべき事を話に忍ばせられる力”なのでしょう
モナミの言動をみるに、高2でなく中2で良かった様な気もしましたが、理解出来なかったモナミに更にわかり易く噛み砕いて説明する事が、読み手に対するフォロー?サポート?にも繋がり、嫌味を感じさせる事なく読者を掬い上げ導く形を作っているのかも知れない
私は角川文庫版で買ったのですが、調べてみると元々は?、“子供から大人まで読める”をコンセプトとした“カドカワ銀のさじシリーズ”の中の1シリーズとして発売された作品らしい(本作がシリーズ1作目との事)
そう考えれば、本作から漂う児童文学感は正解なのだろう
特徴付けされたキャラクターは生き生きと動き、文字を追っているのにその姿が脳裏に浮かぶよう
明るくて前向きで、ドタバタしながら話は進むけど、さり気なく考えさせられる事が練り込まれていて、読後感は爽やか
大人が読むとしんどい面もあるかも知れませんが、読みやすい本をお探しの方、小中学生向けの本をお求めの方にはお勧め出来ると思います
はやみねかおるは早いうちに履修しておくと沼れるような気がします(作品数かなりありますからね!)



