
octo
@mothmanoir
2026年7月29日

ネオ・ダダの逆説
菅章
読み終わった
日本の現代美術史上にその名をはっきりと残しているにも関わらず、様々な条件(残存作品の少なさなど)のもとで現在は等閑視されている〈ネオ・ダダ〉についての「日本で初めてのまとまった書籍」。
1960年、新宿ホワイトハウスに集まった若者たちの熱狂。「反芸術」を掲げた彼らの活動を立体的に描き出したエッセイの数々は資料として貴重で、日本のシーンで彼らが果たした役割がわかりやすく記述されている。
中心人物として、芳村益信、篠原有司男、赤瀬川原平、磯崎新に特にページが割かれている。通説としての日本美術史を補完する一冊。その意味で必読。

