
にゃめたま
@seiji_s
2026年7月29日
新居格 随筆集
新居格,
荻原魚雷
読み終わった
表紙の感じとパラパラ捲って知らない人だけど好みっぽいなと感じて買ったけど、正解で嬉しい
新居格(にいいたる)の人柄が好き
編者解説に頷きまくっている
わたしは優しいひとの優しい文章が好きだから、読んでて落ち着く
好きな話は"雑草の如く"、"順境・逆境"、"本と読書との好み"
この人気が合うな〜と思えるところがあるのも好き
"わたしは読書家と云はれる方ではないが、満更読書をしない方でもない。本を読むのが遅いから、新しい出版を追つかけるやうな芸当は出来ない。それに自分の好みに合はなければ、どんなベスト・セラアの本でも、読まうとしない堅意地がある。いゝことか悪いことか分らないが、事実さうなのだから仕方がない。その代り、人々が一同に顧みない、今ごろそんなものを読んであるのかと冷笑されさうなものでも、好きなものなら熱読する傾きがある。そんな風なのも性癖なれば止むを得ないとしなければなるまい。"(本と読書との好み)
これは好きな文
"人生にあってほしいことは善良にして快活なことだ。富でもなく、地位でもなく、名でもない。それらをえることを順境と思ふならば、その人は間違つてある。といふのは、それらのものは正しい生活の云はゞ附録みたいなもので、附録は人生の本文ではないからである。
正しく生きる、勤勉にしてなすべきことをしてゆく、それだけの話である。他人との無用な比較などは夢にもしないことだ。"(順境・逆境)

