
プールに降る雨
@amewayamanai
2026年7月30日

夢みる宝石 (ちくま文庫 す-31-1)
シオドア・スタージョン,
川野太郎
読み終わった
『トピーカ・スクール』の訳者つながりで。
どのような小説なのかは訳者解説に一文で書かれている。
“これはひとりの孤児が酷薄な家と学校を逃れた先であたらしい人や芸術と出会い、変容していく成長物語であり、超自然的存在をめぐる闘いが、カーニバルを舞台にときに禍々しく、ときに奇妙な美しさをたたえて展開するゴシックホラーであり、抑圧者に虐げられてきた者たちの復讐劇であり、彼らの運命がそのまま人間と生命への問いかけになっている、SF的仕掛けに満ちた冒険譚である。”
まったくこの通り。
SFとかファンタジーは肌に合わないことが多く途中で離脱することがしばしばあるのだけど、これは最後まで楽しく読み通せた。
行動原理に愛がある純粋な人間を衒いなく描くことで得られる強度ってあるな。


