阿部義彦 "スペクテイター56号" 2026年7月30日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年7月30日
スペクテイター56号
スペクテイター56号
エディトリアルデパートメント
忘れた頃にでる、カルチャーマガジン、SPECTATOR, 今回の特集は『場づくりのヒント』でした。大きなレポートが4回にわたって掲載され、そのどれもが良かったです。先ず先頭の、表現したい人の為の変わった本屋、神奈川県妙蓮寺の『生活・綴方』は、前から気になってた、出版社、三輪舎の代表の中岡裕介さんが監修の立場で参加して、本屋の運営はベテラン書店員の鈴木雅代さんがしています。そして、自主出版というシーンから登場した安達茉莉子さんが「文学フリマ」のZINEから誕生して、大きくこの書店に貢献しています。リソグラフという簡易出版装置を武器として、少部数のZINEを多数打ち出しています。そして次のレポートは神奈川県真鶴町の真鶴出版です。ここに移住して、出版社と宿屋の複合した会社を立ち上げた川口瞬さんに、話を伺ってます、風光明媚なこの町には、大資本によるマンション建設を阻止するための『美の基準』と言う条例が敷かれており不便ではあるもののそれを補って余りある、自由とゆるい連携による自主性を重んじる気風に溢れています。そして三番目は、細野晴臣、小坂忠、大瀧詠一が若い時に世話になった米軍ハウスにまつわるジョンソンタウンの知られざる話題、ラストは世田谷での自宅を解放しての『住みびらき』笑恵館での共同生活について、触れています。自分の居場所とは?に答える刺激的な特集でした、是非読んでみて下さい。
スペクテイター56号
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved