
ルリオ
@rulio
2026年7月30日

ピーティ
ベン・マイケルセン,
Ben Mikaelsen,
千葉茂樹
読み終わった
ピーティが教えてくれるたくさんのこと
脳性麻痺を持って生まれたピーティの一生が描かれる。
本書は二部構成となっており、第一部はピーティが知的障害者ではないと気づいた人たちと交流を深め、別れていく描写が繰り返され、喜びも悲しみもあったピーティの半生が描かれる。中には不当に解雇されてしまう人物も出てくるため、読み心地としてはやや重い。
『自分の人生を、信じられないほどの感謝の思いで受け止めてるの。人生の大半はつらいことばかりだったのにね』(179ページより引用)
第二部はトレバー少年が登場し物語が展開していく。少し気が短くも、心優しく、ピーティのために奔走するトレバー少年は痛快で、二人の行く先を気にせずにはいられなかった。第二部に差し掛かるとページを捲る手が止まらなかった。第一部での多くの悲しみも第二部で回収されるため諦めずに読んでいただきたい。たくさんの別れを経験しながらも、大きな大切なものをピーティが得られたことは明白である。それはまた、ピーティの周りの人物たち、とりわけトレバーもまた同様だ。
脳性麻痺に対する誤解を解くには本書はとても良いと思った。大切なことは内面にあることがよくわかる一冊である。
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当たり。鎌倉のブックカフェにて、私の身の上を伝えたところ、「それならこの本」と強めに店主様よりおすすめいただきました。この本を読んでいたら、脳性麻痺の方との関わりも、もっと変わっていたのではないかと思いました。教訓も去ることながら、第二部の展開の引きも強くて、楽しく、涙腺にも来ながら読ませていただきました。







