くま吉 "オリエント急行の殺人 (クリ..." 2026年7月30日

くま吉
くま吉
@kumakichi___
2026年7月30日
オリエント急行の殺人 (クリスティー文庫)
オリエント急行の殺人 (クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー,
山本やよい
積雪に閉ざされたオリエント急行内で殺人が起こり、名探偵のエルキュール・ポアロが解決する。 聞いたことあるな~という程度で読んだことがなかったから、Kindleセールを機に購入して読んだ。 読んでみるととにかくテンポが良い!ほぼ会話ベースで進むのが読みやすくて、ミステリにありがちな重さ・複雑さが一切無くて驚いた。 ただスルスル読めすぎて、相関図も状況もしっかり把握しないまま読み終わっちゃった...。ミステリ愛読者なら常識かもしれないけど、登場人物とそれぞれの関係性はメモして、一緒に推理しながら読むのが一番楽しそう。 内容に関しては、ポアロの事件解決までの進め方・推理の仕方がすごく新鮮だった。 現場を見る、証人に話を聞くのはもちろんやってるけど、あとは頭を使って考える・仲間と意見を交わすだけで話が進んでいく。 探偵って動き回ったり途中でトラブルに巻き込まれたりするイメージが強かったから(逆転裁判のイメージ)、静かに確実に真実を掴んでいくのがむしろカッコよかった。あと推理の材料として、証人の人柄を重視しているのも面白かったな〜。アメリカ人はこうだとかイギリス人はこうだとか...。今は客観的な事実を集めて推理するのが主流な気がするけど、一見すると偏見や主観になるような要素が、ポアロの手にかかるとちゃんとした証拠になるのがへえ~!と感心した。確かに犯罪は人によって起こされるもんね...。 今のミステリの元祖を見た感じがして、とにかく面白かった!
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