長谷川スピン "目が" 2026年7月31日

目が
目が
背筋
んんんちょっと期待値上げすぎたかも……………???? 怖いか怖くないかで言うと私的には怖くなかったです。最後の展開は面白いが勝りました。「あーこういう風に持っていくんだ…」的な。 ただ、三編ある短編のうち三分の二がほとんど非現実的な(とまではいかないけど、人物がなぜそうなったかの理由・背景が薄い印象だった)ホラーで、少々力技かな…?と思ってしまったり。真ん中の話は主人公の理由・背景はしっかりあるものの、そもそもの前提が語りきれてない印象がありました(そもそも何であのバイトが発生してるのかとか。説明が少なくて謎が多い。)。短編で語るにはページが少なすぎる…?(短編という制約がキツすぎるのかな)とも。 最後の展開も私たちに語りかける的な、(それこそ)背筋がゾワッとするホラーですが、もう少し没入感がほしかったです。登場人物に共感してしまう人にはかなり怖いかもしれませんが、私の印象としては「登場人物や舞台背景へのあるある感」が薄くて少し現実から浮いてる印象でした。ホラーだけどフィクションだな、と思ってしまうというか。(ホラーはリアルなほうがやっぱり怖いので…。) しかしながら文体はすごく好みだったので、他作品や比較的長編(「近畿地方の〜」も持ってるのでそちらを…)も読んでみようと思います!
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