
さきこ
@_skk1026
2026年7月31日
ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒
読み終わった
最後まで本当に美しい文章でめちゃくちゃ好きだった。主人公の橘が自分がスパイであることを隠しながらチェロを通じて出会うひとたちと交流して次第に居場所ができるんだけど、自分の立場に後ろめたさを覚える心理描写や2年かけて集めてきたデータを破棄する覚悟を決めるまでの葛藤、スパイだとバレるシーンの浅葉の怒り、アンサンブルが行われた日のヴィヴァーチェでの再会、どの場面も読んでてすごくぐっときた。浅葉の台詞が本当に良かったな〜。あと、演奏や音の表現、音色が聞こえてくるかのようで、とても素敵。最近読んだ小説の中で1番のお気に入りになった。


