ラブカは静かに弓を持つ

72件の記録
- あーち@88_aaachan2025年10月6日読み終わった武器はチェロ、潜入先は音楽教室。 心に傷を抱えた美しき少年の孤独な闘い。 著作権法の演奏権侵害の証拠を掴め。 人と人を結ぶ信頼と絆が心を救う。
- エマ子@emma-05082025年9月21日読み終わった静かで抑制のきいた文章が心地よい一方で、最近刺激的なものばかり読んでいたせいかなんとなく薄味。違うタイミングで読んだら違った感想になってたかも。 たびたび主人公の容姿が褒められることや、ある登場人物がちゃんと名前があるのに「美女」呼びされることには違和感あった。
- umi@Umibook_2025年9月8日読み終わった橘をこのままにしておけなくてぶっ続けで読み進めてしまった これが実際に著作権問題で事件を元に書かれていると知って双方の言い分もわかるためなにが1番なんだろうと考えさせられた 橘を引き止めるかすみの言葉、いい意味でも悪い意味でも積み重ねてきたことは消えない 橘の考え方に共通点があって初めて本を読みながら泣いた
- 椅子氷@is_uof2025年9月1日読み終わった夏が終わってしまうことを受け入れたくなくて、最後まで読みきってしまおうとした。朝が来るまで読んでいれば、昨日の延長でまだ私は輝けるのかもしれないと思ったけれど、今日が昨日の延長線上にあっても、なくても、今日は今日でしかなくて、橘も絶対にあの日に帰ることは出来ないんだと、3年振りに読んでようやく分かった気がする。 結局朝が来る前に読み終わってしまったし。
- zelkova@zelkova2025年8月30日読み終わった「一瞬、あの頃に戻ったかのような錯覚を起こしたが、そんなことはあり得なかった。 時間はただ前に向かって突き進むのみで、逆行を許さない。」 これが諦めや絶望ではなく、重く受け止めつつも前向きな気持ちだったのが印象的だった。
- マウンテンやま@ya3a2025年8月25日読み終わった最近ずっと小説が読めない期だったけどなんとなく読み始めたらスッと一晩で読了できた(うれし〜) 舞台が音楽教室なのもあって教室でのレッスンや通う道のり、日常に音楽のための時間がじわじわと増える感覚、発表会のための準備と緊張が丁寧に描かれつつ、本番の演奏シーンは驚くほど最小限で、その対比が強く印象に残りました。(本筋?のようなそうじゃないような部分だけれど) 巻末解説が誰なのか知らなくて驚きつつ、「確かに好きそうだな…」と納得もかなりありました
- 背等体@yomotuhegui2025年8月24日読み終わった気になっていたけど読めていなかった。読み始めれば一気読み出来る綺麗な物語だった。人間味のある善き人々の話。本当は一文一文大切に読む作品だと思うけど止められなかった。
- 書庫@was19052025年8月21日読み終わった主人公と自分自身が似ている(性格、思考回路、経験など)からか、同じ気持ちや目線で読めました。 第二楽章は、「その時」がいつ来るかずっとハラハラしながら読んで、ラストまでのその展開にページをめくる手が止まらなかった。 なんやかんやあっても、救いのある終わり方だったので良かったです。 私が主人公の立場だったらどうしてたかな。
- 🦕@n_503262025年8月4日読み終わった主人公が無愛想で冷めた無表情さから笑顔や穏やかさ、不安や恐怖と、終盤にかけて表情が広がっていく様が深海から浮かび上がってくるようですごく良かった。そんな主人公を見続けていたからこそ、終盤の不眠外来の先生の一言に私が泣いてしまった。 スパイとして嘘をつき続けていても、チェロが好きで音楽に対しては冒頭から一貫して真摯に向き合っていたことも、うまく言語化ができないけどよかったなと思う。
- N@r_is_for_read2025年7月10日読み終わった音楽を使うお稽古ごとの教師をやっているので、某音楽著作権に関する裁判のニュースは気にして見ていた。スパイのニュースまでは知らなかったけど、こんなことがあったのかと……。 しかしこの本を読むと思いもしなかった視点が見えて、考えさせられました。 人間関係というのも難しい。だけど、人と人との繋がりは大切にしていきたいなと、この本を読んで改めて感じました。
- マオカ@maoka_102025年7月8日読み終わった4.3 ナツイチで購入した、普段は買わない類の装丁。音楽がテーマの小説は、文章で表現される音色が好き。ちゃんと聴いた事がないチェロの音色や知らない曲を想像しながら読むのは楽しい。300ページほどしかないのに心動かされるシーンが多々あり、とても満足できた一冊でした。
- ふーる@fool62025年7月5日読み終わった音楽の著作権を巡り音楽教室への潜入調査を行う橘、徐々に音楽に向き合い始め… 序盤あやふやな主人公にモヤモヤしましたが、中盤から前向きとなり面白くなりました。嘘と音楽と再起の物語
- Kadoma@Enchin20112025年7月3日読み終わった感動良いこれもこの前本屋に行った時に「一次元の挿し木」と一緒に買った。 タイトル見た時からずっとラブカってなんだろう、って思ってたけど、深海魚のことだった 大体のスパイ小説とか映画ではミッションを無事コンプリートして終わるけど、この本には青春要素が絡んでくるから一味違くて、それがすごく良かった。 「戦慄きのラブカ」とか「小野瀬晃」とかって作中で自然に出てくるから実在するのかと思ってYouTube で検索したら、創作のやつしかなくてびっくり。 ちょっと聴いてみたかった。 この本は「一次元の挿し木」と違ってリラックスしながら読めるような話だったので、3日かけて読了。
- 緋色@hiiro_kyoju2025年7月1日読み終わった@ 電車めっっちゃよかった。 橘樹の行動や感情に揺さぶられた。 死ぬ時に後悔したくない、という1節が酷く刺さって。 浅葉先生の人間性めちゃくちゃいいんだよ、こんな人に教わりたい、音楽やりてぇ 斉藤壮馬さんの解説も共感しまくりです。 良すぎて良かった……しか言えなくなってしまった
- 兎華白 莉犀@togarise2025年6月29日読み終わった中盤から引き込まれ、一気読みしてしまった。 斉藤壮馬さんの解説もとてもいい。 彼はこの物語の鍵となる言葉は「嘘」だと書いていたが、私は「信頼」が鍵となると思う。
- ちぃ@shi_09152025年6月21日読み終わった2023年本屋大賞第2位のスパイ×音楽小説 ずっと気になって手が出せなかったけど文庫になっているのを発見してすぐ買った! 期待以上に面白くて、のめり込んで、サクサク読んで、いつのまにか読み終わってた… ちょうど先月から5年ぶりくらいに楽器を再開すべく音楽教室に通い始めたから、橘の音楽や楽器に心を絆されていく気持ちが手に取るようにわかるし、穏やかで楽しい時間が続いていけばいいのにって思ってた。後半の展開が怒涛で苦しかったけど、その展開にあたふたさせられるのが楽しかったな… 文庫の特典「音色と素性」 浅葉先生の人間性としてもそんなんだろうけど、浅羽先生×橘の相性の良さがッ!! 読めてよかったです…書き下ろしありがとうございます…
- sa*@saaai2025年6月7日読み終わった企業スパイ×音楽という一見内容が読めない組み合わせだったけれど、読み始めたら止まらなかった1冊。 文体が読みやすく臨場感もあり、つい没入してしまった。 主人公が音楽や仲間を通して変わっていく姿がよかった。
- 1140k@FELTz752025年6月7日買ったかつて読んだaudible文庫化されて、その特典がいいなって。オーディブルで聞いたけど、とても好きな感じだったので、買っておこうかな →で、買いました。スピンオフ短編も読んだ。これは持っておきたいやつ。