
紺
@kon_
2026年8月1日
哲学者が走る
マーク・ローランズ,
今泉みね子
読み始めた
「ひゃくえむ」を読んで(観て)からスプリンターやランナーの精神、〝人はなぜ走るのか?〟というところに興味が生まれていて(自分はめちゃくちゃ走るのが遅いしスポーツ全般に根強い苦手意識があるのに…)、タイトルに惹かれて手に取った。
《 わたしたちは狩りをするために走った。(中略)その結果、わたしたちの食物中のタンパク質成分が増加し、それがわたしたちの脳が著しく増大したことに少なくとも何らかの役割を果たした。
(中略)
けれども、この説明は暗に、走ることを何らかの価値に帰そうとしている。走ることは、それによって成し遂げられることの故に価値がある、走ることは、走ることがもたらす他のものの故に価値がある、というわけだ。
(中略)
走ることは道具的価値を持っている。けれども、走ることを個々人のレベルおよび進化のレベルで説明するときに暗に含まれる誤りは、この道具的価値だけが走ることの唯一の価値だとみなす点にある。
だが、道具的価値だけが走ることの価値ではない。道具的価値は、走ることがもつ第一の価値ですらない。》
興味深く読んでいるのだけど、集中して読まないと頭に入ってこないタイプの文なので、寝室で読むと睡眠導入剤になってしまうかも……🛏️