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@bunkobonsuki
2026年8月2日
定本 批評メディア論
大澤聡
文学に通暁した文人たちだけが入ることを許される象牙の塔、「文壇」。実は、案外現金な世界である。
『底本 批評メディア論』では、戦前期の日本文学やジャーナリズムの界隈でどんな"壇"が形成され、そこにいた人々は何をしていたのか明らかにする。
戦前期ということもあって、今から100年以上前の出来事もを取り上げる・・・・・・のだが、「今と変わらん!」と言いたくなるほど現代的なエピソードで溢れている。
例えば、座談会。
雑誌を売り上げるために文壇・論壇のスターたちを集め、戦わせ、果ては「存在しない対決」をも特集してしまう。
ニュース番組の討論会そのままである。
戦前期の壇を総括し、同時に未来の壇のも占う一冊。


