たるたる
@miyabi
2026年8月1日
チンギス紀 十五 子午
北方謙三
読み終わった
感想
星4
集英社文庫
チンギスカンの、イスラム圏・ホラズムシャー国攻略の最重要地点として、首都のウルゲンチを息子たちが攻め続ける。
長男のジョチに次男のチャガタイ。そして三男のウゲティ(オゴタイ)。四男のトルイもチンギスの麾下の一部として活躍する。息子たちそれぞれの性格や考え方の違いが描かれる。
『天幕のジャードゥーガル』では少しおバカで傲慢で子供っぽいキャラとして描かれた彼らとは、勿論ながらかなり印象が違うが、彼らにとっては略奪自体は大した目的でもなかったのはどちらも同じ。
支配地の文化も人もそのまま取り込んで拡大していくチンギス国は、当時の周辺国では理解不可能な存在だったろうなぁ。もちろん、苛烈な宗教的価値観で戦線を拡大していたイスラム圏も、非イスラム圏からは理解不可能だったろうけれど。
この物語も、あと残り二巻。