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@13_rooms
2026年7月1日

まぼろしの馬
イサク・ディネセン,
田辺欧,
酒井駒子
読み終わった
病床に臥した少女と、彼女の若い叔父と、死んだ少年の話。あらすじから思い描いていたよりずっと苦味の深い話で、英語文学っぽいなとおもった。馬具部屋の描写がとても美しい。
「午後の陽光は金色に満ちて、その素朴さと貧しさを王家の壮麗にまで高めていた。石灰塗りの白壁は、大理石のごとく半透明に光り、天井の梁は銅色の艶を呈していた。陰に潜むものさえ、海底の宝物のように、年月を経た琥珀の多彩な色調で妖しげに燃えていた」

