
メメ
@elwin_04
2026年8月5日
地獄変・偸盗
芥川龍之介
読み終わった
平安朝の史料を題材にした中短編が収録されている一冊。有名な『地獄変』や『藪の中』だけでなく、その他の作品も味があって面白かった。
特に『偸盗』は、ある盗賊集団の頭(かしら)である女性を巡る兄弟の愛憎劇で、少しメロドラマ風な展開が印象的。現代風に映像化しても面白そう。
また、今回初めて読んだ『地獄変』は、物語の途中から切なさと凄惨さが際立ち、一節読むごとにちょっと休憩が必要。
巻末の解説まで読み、芥川龍之介の古典文学に対する造詣の深さに改めて圧倒された。
