
風邪ひき
@damdamdan
2026年8月7日
デメキング
いましろたかし
読み終わった
鬼才いましろたかしの問題作。
風呂敷広げて未完で終わり、
完結編として人を食ったラストが追加されている。
この人は、クリエイターにリスペクトされている。一般ウケはたぶん良くないかもしれないが、モノ作る人に刺さるらしく、マイナーな漫画なのに2回も映画化されている。
一つは、なだぎ武主演の正統な映画化。監督は映画監督としてはブレイクしなかったものの、後に大人気YouTubeチャンネル『フェイクドキュメンタリー「Q」』でとんでもないブレイクをした寺内康太郎。
二つめは、何故かピンク映画(原作漫画にエロの要素がほぼ無いのに)。このピンク映画が実はとんでもない傑作で、監督は、この人も鬼才いまおかしんじ(名前が似てるが別人)。
自分の好みとしてはいまおか版の方が意味不明なパワーで「なんだか分かんないけど凄いの観た」感があって好き。
で今回読んでみて、この原作漫画が一番ぶっ飛んでるね!!!
いましろたかしの漫画の登場人物は、つげ義春的な貧乏でどうしようもなく愚かゆえに、自由な魅力がある。そして常に鬱々としてて、でもカッコつけたがる。いい。共感しまくりである。
そこに怪獣デメキングというSF要素が加わり、カオスに拍車がかかる。
とにかく大ゴマがカッコいい。
貧乏くさい日常描写の中に、バイクとか怪獣とかが大きなコマでスタイリッシュな構図でドカーンと出てくる。マジ痺れる。
大好きだし、傑作だと間違いなく思うが、
広く支持されないだろうし、またそこが良いと思っている。
ちなみに、いましろたかし原作、いまおかしんじ脚本で『化け猫あんずちゃん』というアニメ映画がある。







