

風邪ひき
@damdamdan
よく風邪ひく。
ここを参考に今まで知らなかった本に出会えてます。感謝🙏
- 2026年10月7日
読み終わった金田一耕助初登場、つまり金田一シリーズ第一作。 先日、映画『八つ墓村』を観て、そう言えば横溝正史原作映画はたくさん観てるけど、ちゃんと読んだことないなと思って、手に取った。 本書の語り文でも言及されるが、当時の都会に住む読者からしても、田舎の旧家の世界は神秘性や怪談的怖さが入り込む余地のある『異世界』だったのだろう。 古い因習の残る田舎の和の世界+海外ミステリー的な理詰めのトリック(今回は密室)という組み合わせはやっぱり魅力ある。 やっぱり中盤にやっと金田一耕助が登場してからが俄然面白い。ポワロもそうだが、ちょっと抜けてる感じで笑いを誘う。(それが油断させるという利点でもあるが) ただ終盤、金田一による謎の解説が延々続くのは、ちょっと長えな、と思った(笑) それと、そんな面倒なことを!とも。 でもミステリー好きだから、というメタな設定が当時としても新しい感じがあったのかなと思う。今だと「オタクの心理をついた」みたいな設定。 あと、犯人の動機がキモいのだが、当時の刑事たちもキモさを感じてドン引きしてるので、「あ、書いてる人はまともなんだ」と思って安心した。 - 2026年10月6日
町長選挙奥田英朗読み終わった不思議なんだけど、なんでこんなグロテスクで愚かな登場人物ばかり出てくるのに、読後感が清々しいのか!! 本で読んで、今回はオーディブルで聴いたんだけど、やっぱ人間を肯定する名作だと思う。 最近バタバタして活字をゆっくり読めてないんだけど、運転しながらオーディブルで聴くには最適すぎた。 - 2026年9月29日
- 2026年9月27日
反ミーム部門は存在しないqntm,鳴庭真人読み始めためーちゃくちゃ面白いやん!! と第一章を読み終えた時、 驚きと共に声に出して言ってましたね。 この第一章は、とっつきにくいSFな世界観とルールが、古典的推理小説のようなドンデン返し的展開でもって理解できる仕様になっていて、 『いやいやいや、まだ始まりだが?』とビビってしまった。やばーい、おもしろ〜い。 空き時間にちょっとずつ読んでいこう。 - 2026年9月26日
鴨川ホルモー万城目学読み終わったタイトルは知ってたけど初めて読んだ。 京都+妖怪(鬼)+スポーツ(謎競技)+青春(自意識過剰)で、面白かったし、ウケるのも分かる。 なんか、気分的にこういう軽くて楽しいものを読みたかったので、ぴったりだった。 いろいろお約束どおりだが、それがむしろ気持ちいい。 キャラたちも定番っちゃあ定番だが(メガネ取ったらかわいいとか)、ホルモーという謎競技のおかげでリアクションが楽しいし、細部も面白い。 ただ、ちょっと主人公の自己中っぷりにイライラするとこもあったけど、大学生ってこんなもんかなぁって。 これは二作目も読んでみよう。 - 2026年9月21日
- 2026年9月15日
- 2026年9月13日
よつばと!(1)あずまきよひこ読み終わった友達に貸すために本棚から出してきて、つい読み始め、 『やっぱ名作よなぁ』と最後まで読んでしまうパターン 笑 天真爛漫な5歳児よつばに振り回される、とーちゃんや隣の綾瀬家の人々の日常を、 『親が我が子の成長を愛おしく見つめるような視点』で描いたコメディ漫画。 なんというか、『かけがえのない時間』を笑いながら体験する漫画。傑作。 - 2026年9月12日
いねむり先生 4伊集院静,能條純一読み終わった『麻雀放浪記』で知られる阿佐田哲也/本名・色川武大(いねむり先生)との日々を書いた伊集院静の自伝小説、のコミカライズ。 マンガを描いたのは『哭きの竜』や『月下の棋士』の能條純一。 実は小説で一番好きな場面と二番目に好きな場面がマンガでは省略されていた。一番目は夜中に先生が神社の境内でぼんやり考えごとをしてるのを主人公が陰からじっと見守るシーン。ここ、マンガではサラッと終わった。二番目は全カット。まぁ薬物シーンだからか。茶目っけと解放感があるユーモラスなシーンなんだけどな。掲載誌がグランドジャンプだからかな。 マンガは、能條タッチだと色川先生はこうなるのかーって感じで楽しめた。表情を描くのが天才的な絵師による、麻雀の神様の顔や美味しいものを食べる時のゆるんだ顔など。伊集院静は能條キャラっぽいキザさあるしハマってた。黒鉄ヒロシはよく雰囲気出てる。井上陽水はちょっとオーバーかな笑 今度は西田敏行演じるドラマ版も観てみよう。 - 2026年9月12日
女の園の星(5)和山やま読み終わったこの端正な絵で、全話ずっと声出して笑っちゃうほどのギャグ漫画なの、すごいよね。 鳥井さんみたいな人、周りにいたら楽しそう…と思ったけど、大阪弁な鳥井さんぽい人、けっこう周りにいたわ。 - 2026年9月10日
空中ブランコ奥田英朗読み終わった3回目か4回目の再読。 伊良部シリーズの中で直木賞受賞作。 すごく好き。 頭空っぽにして何か読みたいな〜って時に、奥田英朗先生の本を読みがち。 超変人の精神科医・伊良部の面白キャラが目につくが、このシリーズは患者たちがいちいち身につまされるので、毎話読んでいてハラハラするし、最後に心が軽くなる。 描かれてるのは「自分の間違いが認められず、修正できずに精神的に追い詰められていく人たち」で、色んな職業の「中年クライシス」がコミカルかつ、切実に描かれる。 認められないよね、そう簡単に、自分の間違いなんて。(他人のは客観的にみえるのにね!) もう、我がことよ。ほんと。 救われていると思う、この小説に。読むたびに。 - 2026年9月10日
どくだみの花咲くころ(5)城戸志保読み終わった信楽くんと清水くん以外にも、キャラの立つ子供たちが沢山出てきて群像劇の面白さもある。 何考えてるかわかんない爆弾みたいやヤバい生徒を中心にもってきた「ちびまる子ちゃん」。 - 2026年9月10日
叫び畠山丑雄読み終わったすごく変。 変で良かった。 まず、登場人物たちが関西弁で朗々とウンチクを語りすぎる。 浜村淳か!やかましいわ!笑 それで、ものすごく自分中心というか、猪突猛進というか、一歩間違えたらアホ。 こんなヤツおらんやろ、と。 大衆小説が読者に共感を求めるとしたら 文学は不快・不可解な他者たらんとする、 …のかもしれない。 でもこの小説は変な笑いが出てしまう。愛嬌がある。 そして文章のグルーヴ感。 この感じ、町田康のデビュー作を読んだ時の感じ、 …かもしれない。 『難解』という感想も目にしたが、 はぐらかされてる感じがした。 そういう知的な遊戯に参加してる感じ。 なので難解というより、「こいつまた急に変な話してはぐらかしよった」みたいな感想。 それは嫌じゃなくて、楽しかった。とても。 急に恋愛小説になったり、政治犯みたいになったり、なんやねん、真面目に乗ったら作者の思う壺。でも乗った方が楽しい、パラレルワールドにあるジェットコースター。 楽しかった。まじで。 - 2026年8月29日
身から出た闇原浩読み終わった積読消化最近ホラーばっかり読んでる理由が この小説に書いてあった。ヤダ怖い。 ホラー短編の合間に、実在する『角川ホラー文庫編集部』とのやりとりが挟まれる。 それぞれの短編も趣向が違って面白い(特に『らくがき』と『828の1』が好き)のだが、 作家と編集者のやり取りがモキュメンタリー的面白さを加えてくれる。 メタ構造のホラー小説は背筋『近畿地方…』や梨『コワい話は≠くだけで。』のような傑作が既にいろいろあるが、実在する組織を、陰謀論とは違った想像力で描くのはホラーとして新鮮に思った。 と、と、とりあえずしばらくはホラー小説以外を読むかな、うん… - 2026年8月24日
- 2026年8月21日
お梅は次こそ呪いたい藤崎翔読み終わった呪いのお梅人形が活躍するコメディシリーズの第二段。 相変わらず、健気に人を呪い殺そうと頑張るお梅人形だが、ピタゴラスイッチのごとく何故か相手を幸せにしてしまう…というパターンは前回と同じだが、今回は叙述トリックとか、お梅も恐怖するヤバい奴とか、趣向も盛りだくさん。 飽きないし、バカバカしくて大好き。 ちなみに、紙の本でスティーブンキングを読みつつ、オーディブルで移動中などに本作を読んでたのだが、キッツイ展開が続いて心がえぐられるキングの小説の合間に、マジで清涼剤のようにお梅に助けられた笑 - 2026年8月21日
ミスト 短編傑作選スティーヴン・キング,矢野浩三郎ミッドナイトジュンクラブ読み終わった映画とはまた違う読後感。 ただし、絶望感は半端なくただよう。 キングの小説は幾つか読んでいるが これは初めて。なるほど傑作。 すごい濃密で、ジトっと不快で、捕食者を前にした無力感が読んでてしんどくて、 何より追い詰められた人間の描写が怖い。 すごくリアルだ。 最初の方、なんか和気あいあいとした場面の最後に『それが◯の姿を見た最後になった』と一行あって、えっ!ってなってからがもうジェットコースターだった…。 面白いが、早くこの地獄が終わってくれ〜と思いながら読む手が止まらなかった。 今回、必要があって買ってみたのだが、 良い出会いだった。 キング、未読のものに手を出してみるか… - 2026年8月15日
入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください 2ギギギガガガ,寝舟はやせ読み終わった面白い。絶妙なセンスのホラー小説。 グロさと可笑みも魅力。 人間の住む世界と、怪異のいる世界の、 境界に立つマンション。そこに住んで「隣人」と友達になり、彼の話す怪談を聴いてやるのが主人公の「仕事」。 怪異たちは彼らなりのルール(それは人間には理解できないものもあるが)で動いていて、主人公はその空気を読むのに長けている。人間社会では生きるのが下手な彼が、怪異、特に「隣人」と上手く付き合えてるのが面白いし、それは彼自身の心の傷による優しさなので応援したくなる。 今回は怪異並みの変人キャラが活躍する。 最初は嫌なヤツとして登場するが、 だんだん彼の弱さに同情してしまい、 最後はちょっと好きになってしまった。 このマンションを通していろんな人の人生が垣間見えるのも良い。続編も楽しみにしてる。 - 2026年8月13日
入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてくださいギギギガガガ,寝舟はやせ読み終わった面白くて変。 ブラッドベリの昔読んだ短編集に、一人の男の体に彫られた刺青が夜な夜な動いて色々な物語を見せてくれる、という設定のものがある。それぞれの短編が一人の刺青男を通してまとまっているのだ。 それを思い出した。 この作品はマンションの隣に住んでいる怪異が主人公に向けて様々な怖い話を語り聞かす、という設定で、各怖い話が全てその怪異の語った話としてまとまっている。 怖いのだが、なんだか愛嬌がある。必ず語り終わりに『怖かった?』と聞いてくる無邪気さが可笑しい。 語られる怖い話の合間に、主人公と親の話や、主人公と隣人との日常のやり取りなどが挿入され、それが層を成して奥行きとなっている。とても好きな感じの小説でした。続編も読もう。 - 2026年8月9日
剣持麗子のワンナイト推理新川帆立読み終わった新川帆立『元彼の遺言状』の剣持麗子シリーズの3冊目。 今回は弁護士剣持先生が眠れず一夜を駆けずり回るというパターンの5つ(5夜)のオムニバス。剣持先生が酷い目に遭うのをついつい楽しみに読んでしまう。 と言っても各話趣向が違ってて、正調な殺人ミステリーの回もあれが、哀しい人間模様にしんみりする回もあり、飽きさせない。 そして、おそらくいつか出るであろう次回作は、手強い犯罪組織『トラ』との激しいバトルが描かれる予感。それを手助けしてくれる仲間の存在も今回は登場する。こういう盛り上げ方をしてくるとは本当に予想外。ある意味、人気マンガ的な盛り上げ方で、けっこうワクワクしている。
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