

風邪ひき
@damdamdan
よく風邪ひく。
ここを参考に今まで知らなかった本に出会えてます。感謝🙏
- 2026年5月27日
裏バイト:逃亡禁止(3)田口翔太郎読み終わった - 2026年5月27日
裏バイト:逃亡禁止(2)田口翔太郎読み終わった - 2026年5月27日
裏バイト:逃亡禁止(1)田口翔太郎読み終わったホラーとしてのハードコア度が高く、ほのぼので回収したりしないで、いや〜な読後感をべっちょりと浴びせてくる。好き。 なんか先入観で、もっとコメディノリ、もっとお仕事マンガ寄り、なのかと思っていたが、めちゃくちゃ殺意高い、ホラーが苦手な人には全く薦められない、やばいマンガ(褒め言葉)だった。 怖いコマが描けるって才能だと思う。 継続して読むぞ! - 2026年5月26日
緑の予感たち(1巻)千葉ミドリ読み終わった50代のおじさんには青くて照れちゃう作品もあったけど(カッパ)、未来人と靴の二つの話は、話の転がりが次から次へと知らない場所に連れてってくれる感じで、楽しかったり怖かったりとても良かったし、この作者さんは才能爆発してるなぁと思った。 - 2026年5月24日
二鳥翠 黒谷知也作品集黒谷知也読み終わった好きな感じの、だけど、お腹いっぱいにならないくらいの、オヤツみたいな読後感の短編集。 淡白だが筆で描いたような(黒田硫黄をよしもとよしともに寄せたっぽい)絵で、話は日常の中に不思議なことや偶然が起こるのだけれど、登場人物は案外慌てず、人生ってこういうものかというように受け入れる。その静けさが地味に感じる人には物足りないかもしれないが、僕は好きでした。 あ、でも特に好きなのは、非現実なことが起きない表題作と将棋の話かな。非現実なことが起こる作品は、もっと先まで読みたいところで終わる感じ。 - 2026年5月21日
ユーチューバー村上龍読み終わった予想以上に良かった。鋭利な感じで痺れた。 帯文が扇情的だけど、そんな感じじゃなかった。優れた建築物のように冷たくて、安っぽい装飾などなく、空間を贅沢に使ってるような、それでいて愛想なくスッと終わる感じが最高だった。 事前に村上龍の自伝要素が強いと知ってたので『69』や『映画小説集』の系譜かと思ったが、読んでみたら『ライン』のような、人は分かり合えないし、そもそも自分のこともわからない、というシンプルな真理を、ある場面を複数の視点から書くことで描いた作品だった。現代人の持つ根源的な寂しさというか。 確かに帯の扇情的な文にあるように過去の女性遍歴を語る場面があるのだが(それも4話のうちの1話の後半だけ)、共感を呼ぶような感じではなく、寂しさだけがあった。 老境でいてなお若い頃と変わらぬ純度の高い孤独を抱える姿と、老境ゆえに時代錯誤な欲望を垂れ流す姿(もちろん自覚的に書いてるのだろう)の両方を、同時に書いていて、こういう作品はあまりないのではないか?と思って凄いなと思った。 僕は、村上春樹の描く孤独よりも 村上龍の描く孤独の方が直感的にわかる気がするし、好きだ。 - 2026年5月20日
- 2026年5月13日
ひらやすみ(10)真造圭伍読み終わったタイトルにあるように、 やすむことは大事。 だけど休息したら、腰を上げることも大事なんだよな! っていう、主要登場人物それぞれが『人生の重い腰をあげる日』を迎える巻。 ちょっと泣きそうになった。 超リスペクト! - 2026年5月2日
私と街たち(ほぼ自伝)吉本ばなな読み終わっためちゃくちゃ感動した… とかではないのだけれど、 なんかいつでも困ったときには(不思議なことに)自然に手の届くとこに置いてありそうな本だった。とても良かった。 大好きな色川武大の本と似た匂いがした。 - 2026年4月25日
つげ義春日記つげ義春読み終わったつげ義春先生の6年間の日記。 前半は長男の誕生と、ブーム到来による印税生活の始まり、そして奥さんの癌の発見と手術の成功が主な出来事。 後半は奥さんの癌が治ったものの、自分も癌じゃないかという不安から始まる不安神経症が重症なっていく。 驚くのは、家族や近所の女性や友人知人のことまでも率直に『〇〇が嫌だった』とか赤裸々書いていること。ブームによる印税まで入金のたびに金額が書かれている。実際、発表後に奥さんと大喧嘩になったらしい。奥さんの藤原マキさんによると、事実が誇張されているとのこと。 しかし、つげ義春は編集者から『これは私小説ですよ』とおだてられて書いた、とあとがきに記しており、つまり、ドキュメントではなく、『つげ義春から見た日常、思った日常』なわけで、ここにつげ義春らしさが溢れているのだ。 出版の良いところは書いてから発表まで数年のタイムラグがあることだなと思った。これがインターネットだとすぐ炎上して続かなかっただろう笑 それくらい赤裸々に遠慮なく書いている。人間関係が壊れることが怖くないのか?笑 ただ読んでると『それお前の思い込みだろ!(勝手に不幸と決めつけるとか)』『なんでそれは書くんだよ!(他人の小さな失敗とか)』と心の中でツッコミも発生し、つい笑ってしまうところもあり、なんというか前半は『人間だねぇ、つげ先生』とほのぼのする。 しかし後半はその決めつけと思い込みが自分の病状に集中して向けられ、不安神経症が酷くなり、日記なのに1日の文章も長く、病んだ心の動きが克明に描かれ、圧巻だった。 - 2026年4月22日
アクロイド殺しアガサ・クリスティ,羽田詩津子読み終わったアガサ・クリスティの有名な作品で、トリックがフェアかアンフェアかで論争になった作品…という予備知識で、なんとなくだけど、今の推理小説では普通に使われるトリックの元祖的作品なのかな、と予想しながら読んだのだが、いやいやいやいやいやいやいやいや、面白いのなんの。 わかってても面白いんだから凄いね。 探偵ポワロはもちろんのこと、脇役にいたるまでキャラクターが魅力的だし、カードがめくられていくがごとく謎が次々明かされる度に脳汁がドバッと出る。 さすがの名作でした。 - 2026年4月19日
2025年かつて読んだ長年積ん読してたことを後悔するくらい激しく面白かった。 近未来、アジアの漢字文化圏の奇怪な辺境地を舞台に、泥と油と謎機械と謎生物が跋扈するハードな世界で、労働者たちが戦時下を『マッドマックス』ばりにサバイブするドライなSF小説。 漢字を小説でしかできない表現として大胆かつイマジネーション豊かに使い、泥の世界での生死をマジックリアリズム的に描く。 50年代に黒澤明が『七人の侍』のクライマックスを泥まみれで描き、その体重を感じさせる引き摺るようなリアルなアクションシーンが世界の度肝を抜いたわけだが、この小説の感性はそれに近い。アジアのSF小説。 今年これを超える読書体験があるのだろうか? - 2026年4月19日
- 2026年4月19日
- 2026年4月19日
- 2026年4月18日
横浜駅SF 全国版 (カドカワBOOKS)柞刈湯葉,田中達之読み終わった続編であり、番外編。 こんな傑作と知らずに積ん読にしてた自分の馬鹿野郎!てくらい個人的に良かった!! 『攻殻機動隊』とか『アドバード』とか、ハードボイルドなアンドロイドが活躍し、未知の生物なのか無機物なのかわからないものが襲ってきて、、、みたいなディストピア的世界での事件捜査や冒険譚が好きな人は必読の面白さ! まず、なんで横浜駅かと言うと、、 世界大戦に参加した日本政府は、『すごい修復機能があれば本土が攻撃されてもどんどん修復するから占領されないぞ』と、そういう人工知能を開発した。 その方法が、その土地にあったものを外見と中身の構造も複製するということだったので、攻撃されてもその土地にあったものを複製して、その人工知能建造物は増殖していった。鉱物とかは得意だけど、液体とか生物は複製が苦手で、だから鉄道網の金属レールを介して本州全土に拡大した。 しかし、戦火が激しくなると、もう中央の人工知能が処理しきれず、それぞれの土地で勝手に複製増殖するプログラムを導入。 壊れた制御不能の機械みたいになり、全国的に『駅』を複製し始めた。そして200年後、今だ増殖し続ける『横浜駅』が本州全土を覆い、何十階層もある巨大建造物と化していった訳なのだ。 海で離れた北海道と九州はなんとか防衛線を作って横浜駅化を阻止。四国は大橋から横浜駅が上陸していた… こういう世界観で、いろんな人物が登場し、いろんな事件が起き、いろんな冒険がある。その結末は決してハッピーなだけではない。謎は謎のままの場合もある。 そういう骨のあるSF小説なのだ。 続編欲しい。もっと読みたい! - 2026年4月15日
- 2026年4月14日
ねじ式(1)つげ義春読み終わったもう10代から何度も読んでいるが、何十年かぶりに読み返して、こちらの年齢が経ってるがゆえに異常な迫力を感じることができた。 シュールな芸術というより、過度なリアリズムが幻惑にまで達してるというか。 - 2026年4月12日
横浜駅SF柞刈湯葉,田中達之読み終わっためっちゃくちゃに面白かった!! 横浜駅が科学技術で自己増殖し、日本の本土を呑みこみ始めて200年。本州を覆うエキナカに棲む人々は横浜駅によって生かされ、誰もそのことに疑問を持たなくなった世界。 駅の外の貧民街に住む若者が5日間だけ横浜駅に侵入できる「18きっぷ」を手に入れ、横浜駅を旅する。しかしそれは、巨大な横浜駅の秘密を知る旅となってしまう… 悪い冗談みたいな設定なのに、読み進めると物語世界内での説明がしっかりしていて説得力があるのだ。そして意外にも骨太なハードボイルド冒険譚なのである。 こんなタイトルでこんな設定なのに全然ふざけてないのだ!(ネーミングとかに悪ふざけはあるけど) 奇想天外な世界を旅するストーリーが、椎名誠の『アドバード』に似てると思ってたら、あとがきにて作者の柞刈湯葉氏自ら『アドバード』の影響を語っていた。 (『アドバード』は「広告」が世界を覆い尽くした奇想天外なディストピアの冒険譚) いやぁ、椎名誠の『アドバード』みたいな小説、読みたかったんだよな〜って人には超オススメしたい。(アニメだとたつき監督の『ケムリクサ』がそれなのでオススメ) - 2026年4月8日
紅い花(1)つげ義春読み終わったつげ義春さんが亡くなった。『紅い花』と『ねじ式』の文庫本は若い頃に初めて買って読んで、いまだ10年単位くらいで読み返している。今回も、あ、こんな事描いてたか、とか、こんな繊細なコマが、とか新鮮に読めた。 いま『つげ義春日記』をチョビチョビ読んでいる。その中で、70年代にマンガ文庫ブームが来て印税で貯金が一気に1千万円になる記述がある。難解で芸術的ゆえの貧乏暮らしのイメージがあるが、つげ義春は芸術志向のマンガとはいえ、そこはかとないユーモアやしみじみと胸に迫る抒情性、底辺の人々に向ける上からじゃない眼差しなど、読者への間口は広いのだな、と改めて思った。 で、つげ義春の文庫を、しかも最初の70年代に出た小学館版が欲しくなり、取り寄せた。表紙はこれとは違うし、収録作品も3作品少ないが、読みたいものは全部入っていた。 『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』も久々に読んだので、この2作を三宅唱さんが映画化した『旅と日々』、まだ未見で早く観なければと。
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