umi "世界史のリテラシー 清朝は、..." 2026年8月7日

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@umi0218
2026年8月7日
世界史のリテラシー 清朝は、「中国」に何をもたらしたか
読みやすく面白かった。世界史や義務教育で習う近代史に関心があれば、習っていた歴史的出来事の流れがより繋がって見えるようになるのではないか。 本書はアヘン戦争から始まり、清以前の明から、清から中華民国、そして現在の中華人民共和国まで、中国という国がどんな国で、そして現在もどんな国を目指しているのかを紐解いてくれる。 「おわりに」にはこんな副題がある。「アヘン戦争の落とし子──香港問題」。 香港民主化デモのニュースは記憶に新しい。そして日本の外務省はいまだ香港の渡航レベルを「レベル1:十分に注意」と設定している。2020年以降、抗議活動に関する情勢は落ち着きを取り戻しているものの、不測の事態が起こる可能性は十分にあるので注意せよ、という内容だ。ちょうど直近、香港に渡航しようか検討したときにこの渡航レベルについて知ったのだが、デモが落ち着いても香港問題はまだ終わっていないのだと自分の無知さが恥ずかしくなった。この本を読むと、中国政府の目的も少しだけ見えるようになった気がする。 その他、面白かったところのメモ。 ・明治日本が西洋概念を頑張って翻訳した結果、たくさんの漢字語が生まれたのは知っていたが、それが中国に逆輸入されていたのは初めて知った。梁啓超は蒼穹の昴でいう梁文秀のモデル的存在なのでめっちゃ覚えてる。すげー人だ。 ・アヘン戦争以降結んできた条約に対して、清朝と列強諸国とではそもそもの前提認識が異なるという視点が面白い。現代では国連的な存在があって国際法があるけど、そういうものがまだ生まれる前の世界だと条約にすらそういう認識違いが存在するんだ、、、
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