はる
@reads_spring318
2026年8月8日
スーツケースの半分は
近藤史恵
買った
この本を今日、今から1時間前に購入した。
私は、これから、生まれて初めて海外へ行く。しかも、観光ではなく仕事で。まさかこんな機会をいただけるなんて、という思いもあるが、これから後のことを考えると、すでに緊張で胸がいっぱいで、苦しくて少し吐きそうなほどだ。
空港へ向かう新幹線に乗る前、スーツケースの中に本を入れ忘れたことを思い出して、大急ぎで本屋へ駆け込んだ。10分以内に持っていく本を3冊買うことに決めて。緊張で頭がぼんやりしているから、選ぶのも大変だった。そんな中で、この本がパッと目についた。
そして、たった今、全体の三分の一を貪るように、縋るように読んだ。
いいタイミングで出会えたと思う。少し、強張りが緩んだ気がする。残りも今日明日の移動で大事に読みたい。
怖いことしか無いような気がして、足元がぐらつく様な、頼りない自分に揺さぶられていた。でも、まぁ、それはそれとして、きっとこの出張が終わる頃には、新しいものを見聞きして、感じて、考えて、また一つ成長しているだろうから。だから、今はこの不安感も持ってて良いことにする。この本の登場人物たちのように、沢山のものを得て、元気に帰ってくる。きっと大丈夫。

