
octo
@mothmanoir
2026年8月9日
イメージか モノか
高島直之
読み終わった
1970年代前後の日本美術にイメージとモノをめぐる問題系が集約されていたとして、その読解に挑んだ著作。
本書は、モリスの「アンチ・フォーム」を手がかりに〈もの派〉を再考するところから始まり、中原佑介や中平卓馬(そしてその大元のベンヤミン)の(写真)イメージ論を検討しながら、イメージとモノに関する思考を巡らせていく。
そこでは、唯名論的な個別性を突き詰めたところにある普遍、つまり「(ものにまつわる)概念性であるとか名詞性とかいうほこりをはらうこと」で顕現してくる「もの」の次元が、様々な角度から検証されていく。
