
きくへい
@KikuchiKohei
2026年8月10日
読み終わった
加速主義、テクノ・リバタリアンなど、これまでよく分からなかった思想のつながりが見えてきた。ピーター・ティールやニック・ランド、イーロン・マスクなどが、その資本や社会的影響力を使って社会へ働きかけ、トランプ大統領を取り巻く環境も理解できる。
彼らの議論の根底には、「現在の社会は行き詰まっている、現状の延長線上に未来はない」という強い前提があると思う。だからこそ、テクノロジーや社会制度を大きく変革し、新しいパラダイムへの移行を志向する。
賛同はしないが、支離滅裂なことを言っているわけではないことは分かった。
ただ、私はそもそも「現状の延長線上に未来はない」という認識に乗れない。社会には問題があるが、絶望していないからだ。現在の社会を改善しながら、その先により良い未来を作ることはできると思っている。
それでも、アーギュメントとしては非常に強い。現在を否定し、そこから未来への突破を提示する構造が、人を惹きつける主張としてよく組み立てられている。

