
化皮
@bakenokawa813
2026年8月10日

いちねんかん
畠中恵
読み終わった
読み返した
読み返ししゃばけシリーズ21冊目。
長崎屋夫妻が一年の長い湯治の旅に出て、若だんなが店を預かる間の様子を描く。なんだかもう、“両親の不在に店を預かる若だんな”と聞いた時点で「若だんな……立派になられて……!」みたいな仁吉か佐助のごとき心境になってしまう。お赤飯を炊きたい。
何度も言うけど、時空を止めてサザエさん的に一切変わらない状況を描き続けることもできるのに、少しずつ状況を変えていきそれでも続けているのがしゃばけシリーズの好きなところ。
それから今作でようやく金次と屏風のぞきの奉公が始まるけど、しれっと前の『またあおう』ですでに奉公してたので少し混乱が。連載順と文庫収録順の兼ね合いだろうか。
この2人の奉公も状況の変化として美味しく効いている気がする。若だんなが少しずつ病気してばかりでなく店に進出していくにあたって店の方にもっと妖が必要になってこうなった感が。
本当にいつまでも連載していてほしい。死ぬまで読みたいので畠中恵先生には健康に長く執筆を続けていただかなくては。