
化皮
@bakenokawa813
読んだ本の記録です。大概毎年年間30冊程度。
気に入った本を極端に繰り返し読む傾向にあります。
- 2026年4月5日
怪談ぐるい深津さくら読み終わった怖い話が読みたくて、でもグロさや凄惨さ、気持ちの悪さ、人の心のえぐみのようなものをいたずらに強調するお話ではないものがいい……と、本屋さんで慎重に中身を見て買ったもの。結果的に欲しかった通りの本だった!こういうのが読みたかった。 人々が体験した不思議な話を淡々とその通りに語っている本。中には怖いというより切なかったり心が暖かくなるお話もある。これが正しく「怪談」なんだなーと思ったところで、私が欲しいのは『怪談』であって『ホラー』ではないんだなと思った。巻末に紹介のあった、著者の深津さんの他の作品『怪談びたり』と『怪談まみれ』も是非読みたい。 最後に、深津さん自身の体験談『願い』が心配。Readsでこの本について書いている人の投稿を読むとこれに言及している人が多く、共感を覚える。深津さんにはぜひご自身を大事に、健康に長生きしていただき、長くこういう感じの怪談を出版し続けていただきたいと思ってしまう。 - 2026年3月27日
すえずえ畠中恵読み終わった読み返した読み返ししゃばけシリーズ14作目。 先々のことについて思いを巡らせるお話で構成された『すえずえ』。『仁吉と佐助の千年』が好きすぎる。やるべきことを考えて考えあぐねて、最終的に「やりたいこと」に正直に回帰していく2人と、そのやりたいことが、読者としてはだいぶ嬉しい。 このお話も含め、なんとなく「若だんなと妖たちはこの先これで大丈夫なんだろうか。これは若だんなの一生において1番楽しい一時のみのお話なんだろうか」という先々のぼんやりふわふわした部分に、しっかり地に足のついた(物によっては途方もない)答えが出揃っていき、なんか足元がしっかりしてきたような感じがする。 しゃばけはなるべく状況を変えずに日常譚を続けていけば無限にできるお話だと思うけど、状況を変えることをあまり厭うてなくて、それでいてしっかり長く続けていけてるのが素敵だなーと思う。あと30年くらい頼みますね。 - 2026年3月22日
儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)米澤穂信読み終わったちらっと中を見て、書き出しのまるで『人間椅子』(江戸川乱歩)のような美しくて上品な敬語の文体に惹かれて購入しておいた本。すっごくよかった……。 それぞれ浮世離れしたとんでもないお金持ちのお屋敷で起こる、外に漏れようもない事件が五篇、「同じ世界の話」くらいの繋がりになっている短編集。ネタバレになってはいけないのであまり詳しくは書きようもないけど、情報を小出しにして読者が気づくタイミングをある程度コントロールしていて、「だんだん意味がわかってきて確信した瞬間の気持ちよさとぞわぞわ感」にはたいへんなものがあった。最後まで読むと「おや?ということはあの短編のあの人物は……?」と戻って読み返したくなる。寝る前に読むと睡眠時間を想定より削ることになるし、ぞわぞわして眠れなくなるので、なるべく昼間に読むのがいいかもしれない。 - 2026年3月18日
たぶんねこ畠中恵読み終わった読み返した病院の待ち時間が長すぎて1日で読んでしまった……。読み返ししゃばけシリーズ13冊目。番外編の『えどさがし』を挟んでいるため巻数としては「シリーズ第十二弾」という扱いになるらしい。 記憶を失った男の視点で話が進む『みどりのたま』がすごく好きだった。しばらく読んでると読者は誰だか気がつくから「思い出せ……思い出せ……!!」と別の意味で手に汗を握っちゃう作り。 表題作の『たぶんねこ』は、幽霊の化けて出た理由が我が身に染みてしんどかったけど、基本ドタバタしているのがかわいらしい。 しゃばけ、「読んだはずが全然覚えてない」が多すぎて一気に通読してると「あ!ここでこうなったからこうなったんだっけ!」となって楽しいけど、十一月に読み返し始めて早4ヶ月半も経ってしまってまだ半分くらい?なので早く進みたい気持ちもあるけど、他の本も読みたくてなかなか……。 - 2026年3月16日
えどさがし畠中恵読み終わった読み返した読み返ししゃばけシリーズ12作目。 若だんな抜きのしゃばけ外伝集。『親分のおかみさん』の、呼び名が役割から名前になっていく自主性の奪取みたいなものもいいし、なによりやっぱり『えどさがし』が良い。ちょっと不安になってる家鳴の切な可愛さでどうかなりそう。この時代で若だんなが帰ってきてどうなるかも観たいけど、このあとって動乱の時代だよな……と思うとなかなか……。またさらに後の、長く平和が続く別の時代の若だんなも見てみたい。 ……令和が舞台になれるほど平和でありますように。 - 2026年3月7日
青列車の秘密アガサ・クリスティ,アガサ・クリスティー,青木久恵,青木久惠読み終わった - 2026年3月1日
ニーチェ 道をひらく言葉ニーチェ,野田恭子読み終わった名言集的にニーチェの著書から文章を引用してまとめた本だった。私としては脈絡がちょっとよくわからないと感じた。 その言葉に至る文脈がないからなのか、当時の空気感や雰囲気、時代の流れを知らないからなのか、引用された文章も納得できないものと共感できないものが多く、正直「この人好きじゃないな」という印象のみが残ってしまった。ちゃんと元の本を読むと違うのかもしれないが、女性という性別を下に見たような言葉が数件並ぶ部分もあり、道徳などを徹底的に否定している部分もあり、正直もうこの人の本読みたくないな……という印象。 - 2026年2月25日
ひなこまち畠中恵読み終わった読み返した読み返ししゃばけシリーズ、ようやく11巻にあたるひなこまちまで読了。ろくでなしの舟箪笥の素朴な祖父のやさしさや、この時空では初めての花見、この時空では初めて会えた河童のあの人と、あっちの時空の花見もあの人との出会いもよかったけどどうしたって馬手の時空はつらいから弓手であって欲しいけど、無事弓手をすすんでいるとふと比べて楽しめるから嬉しい。 それと『ひなこまち』、稀に見る解説が面白すぎる本だと思う。『お馴染まない一席』と称した落語家さんの、本編を交えたエッセイ的な解説、オチまで含めて楽しくてとても好き。解説で本編を楽しんだテンションが下がってしまうのが1番好きじゃないパターンなので、こういうのだととても嬉しい。 - 2026年2月25日
- 2026年2月19日
武器としての非暴力中見真理気になる - 2026年2月19日
NかMか (クリスティー文庫)アガサ・クリスティー,深町眞理子読み終わった今読むにはタイミングが悪いと言うか、自国で国籍差別があからさまに顕在化している時に読むものではなかった……。 筋は抜群に面白いけど、主題が戦争とスパイなので他のクリスティ作品よりも他国への憎悪が素朴に色濃い。引っ掛かりが多いと言うか、「◯◯人は信用ならない」とか「彼は◯◯人だから」とか「◯◯人はつむじまがり」とか「◯◯人なんてみんな呪われるがいい!」とか、そういう素朴な国籍差別が溢れるほど出てくるし、特にそれに対する反省や抗弁もなく主役がそれを言うのでつらかった。もちろんそれを変えるべきとかキャラクターの性格が特別悪いとかではなく、単に「当時はそれが普通だったんだろうな」「今ほど人権感覚が進んでいなかったからだな」と思って読めたはずのものを、今はその状態に向かって日本が突き進んでしまっている感覚があるためにひどく身に引き寄せて読んでしまって、かなり苦しかったのだと思う。 こうなりたくない。私はどこまでフラットであれるだろう。 - 2026年2月16日
- 2026年2月5日
やなりいなり畠中恵読み終わった読み返したアニメ放送開始と同時に始めたしゃばけシリーズ読み返し、10巻にあたるやなりいなりまで来た。 料理のレシピではじまる短編で構成されたオムニバス。最後の『あましょう』の五一の真実が辛い。 若だんなと栄吉がずっと仲良く長生きするといい。 豆腐の味噌漬けがおいしそう。 - 2026年2月4日
コレで生き残れる!! 絵師サバイバルガイドさいとうなおき読み終わった生き残りたいなと思って……。 EQの話が刺さった。まず心が穏やかで安定している必要がある。またそのうち生き残れないなと思った時に読み返します。 - 2026年2月2日
脳が冴える15の習慣築山節読み終わった何度も読んだけどまた読んでる読んだというか、オーディオブックで聴いた。紙の本も持っており、何度も聴いたり読んだりして指針にしている本。時期をずらして読み返すたびに気になる部分が違うので、状況によって使えていない脳機能に違いがあるんだと思う。半年くらい経ったらまた読む。 - 2026年1月22日
ゆんでめて畠中恵読み終わった読み返した昨年11月から始めた読み返ししゃばけシリーズ、ゆんでめてまで読了。シリーズの中でも作りが独特な一冊。毎回内容をすっかり忘れていて、読んだ日の遠さとシリーズの続く月日の長さに想いを馳せてる。 ゆんででよかったよ、屏風のぞき。
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