
チュロステーション
@churrostation
2026年8月11日

ある男 (コルク)
平野啓一郎
読み終わった
面白かった
なかなか感想が難しい
結婚、親子、恋愛、名前、ルーツ、更生、死刑、あと俳句など、過去から現在にかけて興味を持った要素が色々と出てきてそれだけでも読み応えがある
人には色々な要素があるということをドラマチックな一つの人生と、その周囲の人々を使って、丁寧に表現したということなんだろうな
これ全部構成として俯瞰して考えているのだとしたらすごい


チュロステーション
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谷口の人生は結構現実味がない設定だけど、それを語る城戸のほうには現実の事物を取り入れることで、入れ子の中で事実と架空の境目を曖昧にしている気がする
また城戸の話も第三者が聞いた形になっていることにより、さらに境目をぼかしているというか
この現実との段階的な接続により、人の多面性とか人を構成する要素とは何かという問いかけがリアルさを増しているように思う