つきつづ
@tsuzuru
2026年8月11日
神欺く皇子
三川みり
読み終わった
あらゆるがっつり系ファンタジーとごりごりの歴史モノに共通する、設定を覚えていられるうちに通しで読むしかない……みたいな謎のプレッシャー
ここからあちこちの国が絡んでいく展開になるとして、果たしてどこまで馴染めるのか……
まぁまぁ理不尽な思想のもとにある統治体制に立ち向かう主人公、後方で応援したくなりますね……!という気持ちで楽しく読めました
思慮深いところと、わりと勢いで走り出すところの差がなかなか愉快でよろしい
妻たちの秘密が闇深すぎていきるのってこんなにもしんどい……という気持ちになったので、はやめに世界を穏やかにして陽のもとで穏やかに過ごせればいいよねという気持ちと、それはそれとしてこのタイプの主人公たち、心へし折られかけた瞬間が輝くからな……という気持ちが複雑に絡み合っています
鬱屈したキャラがたいせつな光のために必死になるところも、傷だらけになってもいろいろ預けられたさまざまとか背負ったもろもろのせいで立ち止まることは許されない主人公の足掻きも、どれだけあってもいいですからね
謎解きパートはおおむね予想がつくところと、なるほどね?というところが半々ぐらい
かわいい光の妻と、うつくしい陰の妻、そして線細めの旦那さま……百合の園の壁になりたいな……みたいな気持ちで過ごしていましたが、そんな感じにはならなくてしょんぼりです
さておき、この類いの設定、わざわざ「何と言っている?」とか聞かなくても、そもそも聞こえる側が統治者になる方が話し早くない?と思わないでもないな……