-ゞ- "22世紀の民主主義 選挙はア..." 2026年8月11日

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@bunkobonsuki
2026年8月11日
22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)
民主主義が成熟した国ほど経済やコロナウイルス対策で遅れを取っている——その事実を前に、私たちはどのような手を打てば良いのか。 本書で語られる未来の民主主義は、「選挙以外の場面でも民意を読み取る」制度であるという。 現状の民主主義において、民意を確認する場は選挙しかない。しかし、民意とはごく日常に滲み出るもの。ならば日常から民意を読み取る仕組みがあれば、より的確な政治ができる。 タイトルにある「政治家はネコになる」だが、これは比喩でもなんでもなく本当にそうなる可能性がある。 考えてみれば、政治家に求められているのは能力どうこうよりも「能力があるように見える」ことだ。 選挙のたびに現状を変えうるスター候補が現れ、担ぎ上げられるが、本当に現状を変えた例は少ない。それはなぜか。 変えたが最後、その人はスターではなく現実の役人としてしか認識されなくなる。国民から人気でいるためには、「この人なら変えるだろう」という期待された状態を維持し続ける必要がある。 本書において実際に政治を行うのはアルゴリズムだ。アルゴリズムに担えない役柄は、この「能力があるように見える」ことだ。それは人間でなくてもいい。愛されるということにおいて、人間より適切な存在(ネコ)がいる。 政治において、実務はもちろん、矢面ですら人間が不要になる時代。それは22世紀を待たずして来るかもしれない。
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