
とめ
@m_ake
2026年8月11日

差別 その根源を問う 上下セット
安岡章太郎,
野間宏
読み終わった
下巻まで読了。最初、狭山事件から始まったが、だんだん話も逸れてきて…?野間宏と安岡章太郎は、最後まで特に差別問うてないのでは…?とは思ったが、鼎談者がとにかく良かった。
金時鐘…野間宏と安岡章太郎が失礼過ぎてイライラしたけれど、金時鐘が「そうじゃない」ってことをきちんと言ってくれてて良かった。
「石川青年など、ぼくのもう一つの分身でしかない」と語る金時鐘…。それをちゃんと受け止めてんのか野間と安岡は⁉️となる…。「朝鮮で飼ってた犬食われたから今も朝鮮憎い」とか、金時鐘に言える神経なんなの…?
宮本常一、高取正男の話もめちゃくちゃ面白かった。社会通念として「月夜の晩は、畑の野菜とってもいいよ」となっていたことが、近代化の経過の中で犯罪となり、前科者になることで差別されて行く構造。稲作に関しても、ある一定の時期だけ大量の労働力が必要になる構造であることから、水呑百姓みたいなのが誕生する…など。
鼎談者はみんな、差別の構造を掘り下げたりしてたけど、野間宏と安岡章太郎は全然掘り下げてなくて、なんでこんな企画なんだ…???と素朴に疑問だった。二人で被差別部落を訪ねな後の章など、この二人でさえなければもっと有益な章になり得ただろうに!?
安岡「狭山事件そのものは小さな事件ですが、それの根ざしているものは深かった」っておま…お前は〜⁉️なんも分かってねえじゃねえか‼️石川青年を分身だと語った金時鐘のことも、なんもわかってないでしょ…?って、すごいイライラした。
こんな感情揺さぶられる読書ができて良かったです(むりやり…)
