
沙南
@tera_37
2026年8月12日
イマジン?
有川ひろ
読み終わった
「ふと視線を感じて良井良助が振り返ると、ゴジラが高みから見下ろしていた。」
明るくて前向きな物語が読みたくて、(夏だし!)中高生ぶりに有川浩作品を手にとってみた。主人公が私と同い年で、なんとなーく選んだのになんだか、運命感じた。等身大の悩みや、人生への戸惑いにすごく共感できた。
これまでの有川作品のセルフオマージュがたくさん出てきて超ノスタルジー。読んでいて、これあれだ!と懐かしくなった。
ただ、登場人物たちがみんな真っ直ぐで、展開にも水戸黄門的なベタさがあって、皮膚の下に広がる毛細血管ごと掻きむしりたくなる瞬間が何度かあった。有川作品ってこうだったな…としみじみ。
作品が変わったわけではなくて、斜めから読んでしまうようになったのは、私がだいぶ大人になってしまったせいなんだろうなあ。この真っ直ぐさをもう一度取り戻したい。
やりたいことと、それに向き合う覚悟がぼんやりと定まってきたタイミングだったので、この作品にいま出会えてよかった。私もイー君みたいに突っ走ろう。
