貝殻
@kaikara_rarara
2026年8月12日
ラナーク王国竜葬記 偽りの花嫁は剣を抱く
夢子,
栗原ちひろ
読み終わった
一気読みしてしまった、なぜなら普通に男男のラブのような気配が大好きだから
ファンタジーとしても面白かったなと思っている。世界が丸ごとそこにある物語(ハイファンタジーと言うんですよね)、そういうの大好きだ。竜という強大な存在のもとで生きる国、国同士の文化や価値観の違いとその理解、歩み寄り。
ライネスは初めからいらないけど他者の都合、利用価値の有無だけで生かされて、死ぬこととされてきたけど、それが初めてヴァルスにただ生きていることを望まれたんだな。
ヴァルスは幼い頃におよそ人間の「正気」からはかけ離れた世界で生きることになってしまったわけだけど、だからこそ「正気」で懸命に生きるライナスは輝いて見えるのかも。
ただ終盤の戦争のくだりからエピローグまでは、もっと丁寧に描写したって良かったのではという気もする。最後の一章が駆け足に感じて、なんだかもったいなかった。普通に、戦争の後の2人の関わり合いをもっと見たかったという下心はあります。
それはそれとしてまだまだ気になる点、解決していない点が多いけど、続編があるってことで合っている?
・妹いま何してんの?てか妹ほんとにライネスが思ってるような子なの!?非道で心がなくてライネスのことなんとも思ってない妹だったらどうしよ〜、、
・エルセリア、どう突き進んでいくんだ エルセリアの光の影の側面も出てきたけど、それで終わらせていいんですか。それがどう作用していくのか、エルセリアがどう受け止めるのかまで書くべきではないですか
・ヴァルスの半分になった兄の「いま」もチラリと出たけど、もっとやれること・話せることあるんじゃないですか?
・そもそも世界の真実がまだ全く不明ですよね?ハイファンタジーをやり、「世界の真実」を置くなら、その開示までやってほしい!
・ヴァルスは人間としての生殖機能を失ってるらしいけど、あの、ライナスが洗礼を受けて竜化したらその、あれ……あの…………あるんですか。
