
サブレとポッポの往復書簡
@snowflake
2026年8月12日

読み終わった
心に残る一節
学び!
読書日記
@ 自宅
お盆休みに読みたかった本:①
歴史のifを描いた、フィクションとノンフィクションのハイブリッド小説です。
私も学生時代から、第二次世界大戦以前からの世界情勢にまつわる史実について、関心をもって勉強していましたが、当時はまだ、それぞれの国家の思惑や駆け引き、コミンテルンの暗躍や杉原千畝の為した偉業までは詳しくは知りませんでした。
そして当時の知識の前提として『日本が悪くて、アメリカが正義』という二項対立の価値観が疑いなく存在していました。
その後、折に触れて様々な文献や資料、証言などを見ていく中、そして現在に至るまでの国内、そして国際情勢を見続けて来る中、あの当時、本当に日本だけが悪者だったのかな? もしかしたらドイツも窮鼠という意味では被害者の側面もあったのでは? ベルサイユ条約のあと、あそこまで追い詰めなければ、もしかしたら歴史は変わっていたのではないか? もしあの時ロマノフ朝が倒れていなければ…?
歴史にifはないと、高校生のときに当時の先生から聞かされました。しかし、パラレルワールドの概念があるように、歴史にもifの世界線はあっても不思議ではないのだと考えています。
この小説では触れられていませんが、私はソ連侵攻がなかった世界線について、時々思いを馳せることがあります。
北方領土、千島列島、南樺太、そこには確かに日常を送る日本人がいて、それが令和の今まで、変わらず続いていたら、いったいその世界はどんなだっただろうか、と。