
くる見
@walnut966
2026年8月12日
冥途
内田百間
読み終わった
件が読みたくて。
夢の中にいるような、足元がぐにゃりと歪んで、覚えのあるようでないような空間に取り残されたときの不安な感じがあって、はじめは上手く場面を想像できなかったが、三十三篇を読み進めていくなかでふと自分にはまる瞬間が訪れる。
わたしにとってそれは『笑顔』の赤い林檎と『二本榎』の最後、左様ならという言葉だった。
二本榎に、赤い瑪瑙でできた金魚が出てくる。偶然、自分の好きな話のどちらともに赤いモチーフが出てくることに気づいてちょっとにやりとしてみたり。