
なつ
@shiro_kuro
2026年8月13日

読み終わった
さすがこのミスを受賞しただけあって、ミステリとしての発想力の高さに驚いた。
舞台はある小学校。2人の「女王」がしのぎを削る教室。非常に描写がリアル。
全3部で構成され、一部ではある生徒の視点でその教室の日常と、起こってしまった「事件」について描かれる。あまりに衝撃的な場面で終わるため、続きが気になって仕方がない。
2部では視点と雰囲気がガラリと変わる。教師の目線で教室を描写しているのだ。けれど、そんな中に拭えない違和感が確かにある。あんなことがあったはずなのに、どうして君たちはそんな風に過ごせるの?
そして、生徒たちの隠し事と、教師としての不安。読んでいるうちにこちらも疑心暗鬼に駆られてしまう。
そして3部。ここが本当の衝撃で、この作品が「このミス」を受賞した理由になるだろう。非常に新鮮な読書体験であった。
