
花春
@haru-tuge
2026年8月13日
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(1)
jyajya,
廣嶋玲子
読み終わった
絵本・児童書
廣嶋玲子さんの代表作!(だと勝手に思ってるのだけど実際どうなのだろう)
巻数が多いな〜と後回しにしてたのだけど、妖怪の子預かりますシリーズが第一部を読み終えたので、満を持して読んでみた。
不思議なお店でそれぞれが求める商品を購入してどうなるか…を描いた、すこしこわくてドキドキするお話! なるほど!
購入者が駄菓子をうまく使って幸せになるラストが多いのだけど、でも、読み心地としてはホラーっぽいな…因果応報として悪人が不幸になるオチが刺激的で強く印象付くからだろうか。廣嶋さん、因果応報を主軸にした連作短編、よく描いてらっしゃる気がする。読後感が子預かりではなくて鬼遊び系に近い。別作に例えるなら世にも奇妙な物語かなあ。
でも、雰囲気のあるお店描写にキャラの立ってる店主のおばさん、いろんな効果がある駄菓子たち、お代の支払い時のやりとり…と、人気になるのもわかるなあと納得。これアニメ映えする。わかる。
因果応報オチや裁けない悪人が異界のモノによって裁かれる筋書き、個人的にはとくに嫌いでもないのだけど、「クッキングツリー」だけは嫌だなあと感じた。
この話の主人公兄弟の家にはソーシャルワーカーが訪ねてきており、彼らには現世の福祉の手が差し伸べられていたし、与えられた不思議駄菓子の約束を破ったのは兄弟たちも同じはずだった。それなのに、虐待していた母親だけツリーに食われて母親が別人に入れ替わった?オチはなんか…安易でご都合!!
あと自分が持ち込んだわけではないにせよ、母親がおそらく殺されて、でも「新しい母親はやさしい!このほうがずっといい!」ってこどもたちが喜んで終わるのはあまりにもブラックで読後感が悪すぎる。これ差し入れた近所のお姉さんも間接的に殺人に関与してることになるが??とか、なんかどこ見ても後味悪いなこの話!!
んんー…他にも気になるシリーズたくさんなので、そちらを読んでみて、続きも読むか決める感じかな!