
かりさ
@karisalilac
2025年4月1日

女が死ぬ
松田青子
読み終わった
感想
表題作「女が死ぬ」(シャーリイ・ジャクスン賞候補作)ドキリとするタイトルは、兎角生きにくいと感じることが晴らされていくような感覚。色彩豊かな53篇の掌握世界を堪能。特に「水蒸気よ永遠なれ」の斬新さよ。端正な筆致に包まれた感性の宝箱。著者ひと言解説面白い。大好きなカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』翻訳の松田さんとあれば!と読んだらやはり好きな感性だった。「少年という名前のメカ」「星月夜」「みつあみ」「若い時代と悲しみ」などお気に入り。

