ユリカ "はじめてのウィトゲンシュタイ..." 2026年8月15日

ユリカ
@yurika_todo
2026年8月15日
はじめてのウィトゲンシュタイン NHKブックス
すば日々に影響され、ウィトゲンシュタインをもっと知るためにまずはこの本を読了 前期ウィトゲンシュタインの「語り得ぬものは沈黙しなければならない」という言葉は知っていたが、それの意味することや真の意図はよくわからなかった。 本書の、幸福・奇跡・神秘を「語り得ぬものは」として世界の外に置き、それを「沈黙しなければならない」とすることで、それらが自己中心主義や経験論によって語られるのを阻止する。という解説に納得した すば日々で取り上げられているのは、主にこの前期の内容だったので後期ウィトゲンシュタインのことは本書で初めて知った 後期の主張は像(物事を何かになぞらえて把握すること)は物事の1つの側面を示したものに過ぎないことを認識し、物事を多面的に見る(抽象的なことではなく、特定の物事の別の見方を具体的に提示すること)ことが硬直した思考の手助けになるということだった。  この像という概念は前期ウィトゲンシュタインも囚われていたもので、それを自身が批判してるのも面白い 哲学者の本を初めて読んだが、身近なことをここまで考えられてて思考の次元が違うことに驚き 後期ウィトゲンシュタインの主張(像の誘惑と物事の見方)もこれからの日常で胸の中に入れておけば、役に立ちそう。具体だけでも抽象だけでも駄目だよねという 自分の視座が高まる本って面白いね
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved