しま
@simap2
2026年8月12日
黄色い家(下)
川上未映子
読み終わった
花の「でもわたしたちがわからなかったのは、その人たちがいったいどうやって、そのまともな世界でまともに生きていく資格のようなものを手にいれたのかということだった。」という台詞が強烈に印象に残った。それは親ガチャかもしれないし、自身の考え方や生活環境によってはまともな生活が送れなくなるのは万が一のことではないんだと感じた。
彼女たちの言動や考えには共感はしないけど同情や憐れみのようなものを感じてしまって、それが優生思想や差別ではないかということも考えてしまったので自分の認識が試されたり調整される作品だと感じました。とてつもなく重苦しい作品だけど読んで良かったです。