黄色い家(下)
79件の記録
- 和@nnnn10152026年2月13日買った読み終わった金の嵐はあっというまに人を包んで、どこかに連れて行ってくれるかと思いきや、どこにも行けなくしてしまう。閉じ込めて縛ってしまう。 ふたりはきっと本当は、一緒にいられるだけでよかったはずなのにな

- らくだ@sohmen2026年2月12日読み終わった重いテーマだけど綺麗な文章で読みやすいし話も面白い。 金の稼ぎ方がだんだんエスカレートしていくが、普通借金もないのに犯罪に加担しないし、犯罪で稼いだ金を貯めないと思う。花の母親の方がよっぽど切迫詰まっていたし、出し子をやるのような下っ端の金は遊びに使うか、生活費に消えるはず。 真面目に犯罪で稼いで貯めているところが狂気。花にあまり共感できなかった。 桃子の方が人間味があって共感できた。

まっつ@mattus_1232026年1月25日読み終わった真面目で勤勉な主人公・花が、貧困による足元の覚束なさから来る恐怖でシノギに手を染め、金に対する執着で狂気を孕んでいく様子がありありと描かれていていた。 彼女が狂気を孕む要因は金に対する執着だけじゃない。人一倍真面目だからこそ、将来についてきちんと算段を立てられるし、誰かに安心して心も体もを預けられた経験がないからこそ、自分の周りの人に対する責任を全うしようとする。これが全て、貧困による将来への不安と恐怖で悪い方向に振れてしまっている。 誰だって花になる可能性を孕んでいるよきっと。
ぴぐ@pgmn2026年1月25日読み終わった花にのめり込んで読んでしまった。もう止めなよとか、なんでそんなことするのとか、全然思えなかった。第十章を読み終えたとき、この章の題が「境界線」であることにハッとして、私は花との間に境界線を引けていただろうかと自問したが、いやもう今さらだなと思い、一息で最後まで読みきった。今は、水中でずっと息を止めていた後ようやく浮上できた時みたいな気持ちでいる。



亜希@aki2026年1月24日読み終わったヤングケアラーと毒親は一緒にして考えてはいけない問題で、けれどここにはたしかにヤングケアラー的な価値観を刷り込まれてそれが正義だと信じる主人公の花がいた。 生まれ育った環境こそが彼女にとってのあたりまえで、だからその生き方が間違っているだなんてことは誰も言えない。言うべきではない。 犯罪に染まっていってしまう、そうしてバランスを保てず崩れていく精神の脆さは、若さゆえなのか、彼女のもった正義故なのか。 都合のいい耳障りのいい思い出で事実を覆い隠しているのを彼女自身が細かく思い出していく過程、そこからたどり着いたいま、彼女の前にあった夕日。作中では黄色がモチーフで登場してくるのに、ラストシーンが美しくて涙が溢れて、その視界は眩しいほどのオレンジだった。
阿部義彦@xtc1961ymo2026年1月24日読み終わった下巻読了。面白く無かったとは言わないが、テーマが無知による貧困そしてシノギとしてのカード詐欺と割と一面的に直結してリーダビリティには優れてますが、『ヘブン』や『すべて真夜中の~』に比べると平板な感じがした、黄美子の人物造形が知恵遅れなのか、発達障害なのか、はっきりせず意志的に策略を巡らせて子供(花)を巻き込ませる事ができたのか、その黒幕が映水だったとも考えにくいと思うのだが、新聞小説だから敢えてわかりやすい図式にして、この位分かり易くしないとベストセラーにはならないという事か?正直自分的には物足りなかった、前の二作の方が自分の好みでしたがまだ『夏物語』を読んでないのでなんとも言えない、それにしても旦那さんより、知名度、売上ともに今や圧倒的ですね。





読沼美紀子@aitoheiwa312026年1月20日読み終わった「誰にでも起こりうる話」と片付けるより、 私は、 知らないだけで、今日もどこかで ギリギリの場所にいる若い人たちが 確かに存在している そう思わされる物語だった。 実在しそうな人物像を、 ここまでリアルに描ける作家の想像力に ただ圧倒される。



はるか@illtakeiteasy2026年1月20日読み終わった@ 電車(移動中が1番読書捗るのでグリーン車で遠足ごっこしています)わたしは川上未映子の作品が本当に本当に大好きです。下巻は一瞬で読み終えてしまった。 お金がないって、お金がないことが問題じゃないんだと訴えている作品だった。「普通」らしき人が「普通」らしきことをどうやって手に入れているのか、それが純粋に不思議でたまらないという描写に数年前の自分を重ねました。 花ちゃんは贅沢をしているときにお母さんの顔が浮かんだそうだ。わたしは空港に行くと、いつも必ずお母さんのことを思い出して、本当にたまらなっていることに気づいた。




りりり@renon12122026年1月19日読み終わった最初に記事を見つけたときに想像した「共同生活」とは全く違う生活 花目線だけど花がいちばん異常だと思うわたしが、おかしいのか お金にとらわれすぎててこわかった 川上未映子さんの本、言葉選びと文章がすきでもっと読みたくなる

ちゅん@mtng08232026年1月18日読み終わった二度と読みたくないほどに容赦ない。 本当に救われない。 そうするしかなかった。 仕方がなかった。 そんな言葉で片付けたくないが、 生きる環境があまりにも悪すぎた。 主人公のバカ真面目さとその環境が、 途方もなく相性が悪い。 真面目さが刃になり、 気がつけば周りの親切や期待をカツアゲし、 挙句は未来までも刺してしまった。 この読後感の悪さこそがこの本の凄さであり、 よさなのだと感じた。 できることならば自分はそうなりたくないが、 誰しも近くにある闇なのかもしれない。



月日@tsu_ki_hi_2026年1月4日読み始めた読み終わった@ 自宅安全地帯から高みの見物みたいに物語として興味深く引きこまれていく自分にも黒い気持ちになりながら、わたしはこちら側にいるつもりになって安心している。 花ちゃん、花ちゃん、どうしてそんなに、って祈る気持ちで最後まで一気に読んでしまった 川上未映子さんの小説はいつも色のある光景が浮かぶ、黄色いペンキを塗りたくりながら転げ回って笑うシーン

ほんね。@Honne_03302025年12月29日読み終わった下巻からさらに転げ落ちる…すごい…重厚な内容だった。 主人公の周りの人間も、真っ当に考えればそんなうまい話があるか!って話でも騙されてしまうのが辛い。グループの連隊意識が崩れていく時、主人公の焦りがダイレクトに伝わって読んでいてしんどかった。貧富の差が他の色んな余裕に繋がるのは分かるけれど。あと、こういう人ほど風水だとかそういう迷信に頼ってしまうのもあるあるなんだろうか。 ある意味川上未映子さんらしい、派手なことはなく、ただ理不尽が重なりに重なって淡々と悪い方向へ転がっていく感じ。 はーこれが本屋大賞6位か。。


北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年12月12日読み終わったす、すごかった……。端的に言ってしまえば、不遇な生まれの少女たちが水商売や闇バイトで生きていくしかない理不尽を煮詰めまくった話。 なんだけど、連帯意識が崩れていくときのリアルさとか、金が一番大事で金のために動いていたはすなのに、最後にどうでも良くなるのは金のことだっていう諦めに行き着く過程とか、まざまざと描かれていて一気に読み切った。す、すごかった








いぬを@_____on7222025年12月9日読み終わった読み進めるほど辛い作品でした。 「お金が人を変える」とはまさにこのことだと思いました。 お金はあくまで何かをするための「道具」であって、「目的」ではない。 お金が減っていくと、少し嫌な気持ちになるのも分かります。 幸福のためのお金だと考えさせられました。

















































