なおまる "やっぱり食べに行こう" 2026年8月15日

なおまる
@naomaru
2026年8月15日
やっぱり食べに行こう
なおまる
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パリに滞在中の楽しみのひとつは、朝いちばんでブランジュリー(パン屋)にバゲットを買いに行くことだ。なんといってもオーブンから出てきたばかりの焼きたてのバゲットにかなうものはない。 2ユーロコインをポケットに入れて、手ぶらで近所のブランジュリーへいそいそと出かけていく。「ボンジュール、ユヌ・バゲット・シルヴプレ」と、顔見知りのおかみさんに声をかけると「ウイマダーム」と歌うような返事が返ってくる。バゲットの真ん中にくるりと紙を巻いて、はい、と手渡され、店を出る。部屋に帰るまで待ちきれず、あったかいバゲットをその場でかじれば、パリッともちもち、ああ、おいしいっ! またパリに帰ってきた。その喜びがあふれる瞬間なのである。
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岡山のホテルでは、私の好物「木村屋バナナクリームロール」と「えびめし」が並んでいたことがあった。やっぱり、朝食が一番楽しみなのである。
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先だって、大阪の旅友・御八家千鈴とともに、女ふたり旅「ぼよよんグルメ」(ばよよ〜んとグルメを楽しむ旅。略してぼよグル)をするべく、長野県の上高地へ行ってきた。 目指すは歴史と伝統を誇る老舗ホテル、上高地帝国ホテル。大学生の頃、バイト先のアートショップのオーナーが、ご主人とふたりでこのホテルに泊まりに行ったとかで、どんなにすばらしいかを切々と語られ、「いいなぁ…•••••」と指をくわえて憧れていたものだが、ようやく念願かなって宿泊することに。「人間、あきらめなければなんとかなるものだ」と実感。 上高地はマイカー規制もあって、空気の清らかさはほとんど天上的。蓼科の空気だって清澄なのだが、上高地の空気は別格。都会から来た人々は、逆に肺が「え?何これ!!」とびっくりしてしまうんじゃないか・・・・・・なんて思うくらいだ。 ここでの名物はなんといっても朝食のパンケーキ。「食べなきゃ来た意味ない」と千節のイチオシもあって、注文してみた。三層になった熱々のパンケーキに、バターお祭り、メープルシロップをとろりとかけて....・・ふわっふわの口あたり、上品なすさは、まさに天上前。この地の空気、水、光、すべてがこの一品を引き立てている。
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パリのスーパーの乳製品の陳列棚はありとあらゆる種類とブランドのバターのオンパレードである。「種類って?」と思われるかもしれないが、「無塩」「ハーフソルト」「スモーク」「海藻入り」「いちじく入り」「アーモンド入り」などなど、バラエティに富んでいる。あれもこれも、とついつい買い込んでしまう。目下のお気に入りは「スモーク」。これを焼きたてバゲットに塗ると、ほのかにスモーキーな味と香りが漂って絶品。元気に一日を始められるのだ。
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いうわけで、『暗幕のゲルニカ』を書き始めるまえも、「ワールド・ツアー」と(自分で)冠して、ニューヨークからスペインのマドリード、マラガ、ビルバオ、ゲルニカ、バルセロナ、そしてフランスのパリと約一ヵ月間旅して回った。 マドリードは十年ぶりに訪問。そのときは「取材だから」と大奮発して、作中にも登場する名門ホテル「リッツ」に泊まった。 旅先の楽しみのひとつは朝食。 なんだし、エレガントに決めていかなければ!と必要以上に朝っぱらからおしゃれして、いそいそとレストランへ。ここの朝食の名物は揚げパン、チュロス。熱々(やっぱり重要)の揚げパンに、チョコレートをとろりとかけてかじる。ハフッ、あまッ! スペインの人々は、朝っぱらから甘々なのである。幸せの甘い朝食。スペインでの取材を彩ってくれた。
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私がニューヨーク近代美術館(MoMA)に勤務していたのは、二〇〇〇年の夏のこと、約六カ月の赴任期間であった。その間のニューヨーク食体験の為らざる印象は、値段と味のレベルは比例しているーということ。要するに、安くないお金を払って それなりの店に行けば、そりゃあおいしくないはずはない、という感じなのである。 つまり、日本の定食屋のように「安い、早い、うまい」の三拍子が揃った店にはなかなか行きあたらなかった。そのどれかがけている店はたくさんあったのだが…ひょっとすると、当時の私の食事運があまりよくなかったのかもしれない。 が、ニューヨークの食べ物で、何よりも安くて早くてうまいものがある。そして、こればっかりは世界のどこでも食べられない、まちがいなく世界一だ!と私の中で「世界一認定食」となった食べ物。それはベーグルである。
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もちろん、日本で食べるベーグルもおいしい。しかし、ニューヨークのそれは別格である。ほんとうに、何がどうしてこうなったんだろう?とその秘密を探ってみたくなるほど、魔法のようにおいしいのである。 ニューヨークベーグルのおいしさの決め手は、歯ごたえにある。一般的なパンと違って、ベーグルは、バター、卵、牛乳を使わずに生地が作られ、一度ゆでたあとにオーブンで焼く。この製法が、独特のもっちりした歯ごたえを生み出しているのだ。 マンハッタンには一ブロックごとにデリ(食料品などを売る雑貨店)があるのだが、どこのデリに行っても必ずベーグルがある。プレーン、セサミ、オニオン、ポピーシード、クランベリー・・•・・・色々な種類のベーグルがガラスケースにずらり。朝とランチタイムには、簡単な食事を作る料理人が店先にいて、卵料理やホットサンドイッチなどを注文できる。私の定番は「トーストしたオニオンベーグル、バター付き」。これを早口で注文するのがマンハッタン流。最初はもじもじして素早く頼めなかったが、任期を終えて帰国する頃にはすらすらと注文できるようになった。 いまでもニューヨークに戻って、最初に行くのはデリ。「トースティッド・オニオン・ベーグル・ウイズ・バター・プリーズ!」。ニューヨークに帰ってきた!と実感する瞬間だ
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地方へ旅をすると、ホテルの朝食を取らずに、ときには町中へ出かけてみる。おしゃれカフェではなく、モーニングを出してくれる純喫茶を探して。みつけたときには小躍りしたくなる。入り口で小便小僧が待ち構えている店は皆無ではあるものの。
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『サロメ』作中にロンドンの名門ホテル「ザ・サヴォイ」が登場する。劇場やレストランを併設するこのホテルは一八八九年の創業、ワイルドが恋人との密会に使った場所だという。私は何度かこのホテルを取材したが、朝食のメニューに「ホワイトオムレッツ」というのがある。健康志向のゲストのために卵白だけで作ったライトなオムレツだ。これがクセになるおいしさ。見た目は真っ白で、ナイフを入れるとふわふわ。 淡泊な味ながら、心なしかエレガント。新しいもの好きのワイルドもひょっとしてこれを食べたかも、と妄想をたくましくすれば、いっそう味わい深い。優雅な朝の逸品である。
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二〇一三年の夏、トルコのイスタンブールに長期滞在をした。イスタンブールを舞台にした小説を書くためである。トルコのいいところは枚挙にいとまがないが、食事のすばらしさには圧倒された。世界三大料理のひとつにトルコ料理が数えられている理由は、行ってみればよくわかる。豊富な食材と調理法で、とにかく飽きない。私は朝昼夜三食ずっとトルコ料理で三週間過ごしたが「もう十分」と一度も思わなかった。 そして、トルコは実はヨーグルト大国。市場に行くと大きなバケツのような容器でフレッシュなヨーグルトを売っている。料理にもヨーグルトを使っているが、瞠目だったのは「甘くないヨーグルトドリンク」だった。無添加のヨーグルトと氷をミキサーにかけて作るアイスヨーグルトドリンクは絶品。飲むまえに塩を一振りすると自然の甘さが引き出される。私はこれを夏じゅう飲んで夏バテをしなかった。日本に帰ってきたら、ヨーグルトが全部甘くて逆に衝撃。今年の夏もあの味を自宅で再現しよう。
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私は、旅先ゆかりの作家のエッセイや小説などをまず読んで、その中に登場する食事や店を訪ねてみたく、旅程の中に組み込む。「池波正太郎が真田太平記を書くときに通った蕎麦屋」なんていうのは、かなり好み。
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移住まえから「あそこはかなりうまい」と噂の店があった。いつも長蛇の列ができていて、ハイシーズンには一時間待ちはざら。しかし行かねばなるまいと、「ぼよグル」 旅友の千鈴がゴールデンウィークに蓼科へやってきたとき、行ってみない?と誘った。 おいしいものには目のない千鈴は、「ぜひ!」と即答だった。 私の運転する車で勇んで出かけていったのだが、なんと二時間待ち。そば一枚に二時間.....が、ここまで来たら待つしかない。私たちは待った。じりじりと待った。一時に行って、ようやく店内に案内されたのは三時。ここまで待っておいしくないわけがない。あんまりお腹が空いてしまったので、天ざるに卵焼きもつけて注文した。 ところが、である。そばは、うまかった。普通にうまかった。しかし、そば以上にうまかったのが、卵焼きのほうだったのである。おそらく卵四個以上が投入された巨大なそれは、ふわふわの食感、中はとろりとして、ほんのり甘味が感じられ、真に絶魚の形んが下ろされた戸口から出てきた私たちはひと言。「蓼科の卵焼きは日本一かも。」意外な結論であった。
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とはいえ、どんなにおいしいフレンチでも、食べ続けるのには限界がある。しばらくすれば、梅干しやしょうゆの味が恋しくなってくる。海外旅行で外食が続くと、どうしても白いご飯やラーメンが食べたくなる、という経験は、読者の皆さんにもきっとあるだろう。 当然、私もそうである。パリにしょっちゅう行くとはいっても、三ツ星レストランで食事をすることなど、一年に一度あるかないか。日々の食事も、ピストロのこってりしたソースの料理やパン食ばかりでは胃腸が疲れてくる。 そこで、とっておきの店をみつけた。パリに滞在中に週に一度は訪れる、「麺館」という名のヌードルレストランである。 この店、単なるラーメン店ではない。韓国系・中国系のヌードルを中心に、エスニックな料理が注文しやすいように写真入り・番号入りでメニューにずらり。酸辣湯麺、肉味噌麺、麻婆豆腐、餃子に春巻・・・・・・パリでこのメニューを開く瞬間、私はいつでも体内にドーパミンが一気に発散するのを感じる。通い始めた頃は、何にしょうかとメニューの隅々まで眺め渡して目が回りそうなほどだったが、いまでは迷いなく「17番」ワンオーダー。これは枝豆・高菜が入った麺で、トッピングにフライドオニオンがパラリとのっている。太めのもっちりした縮れ麺に、(化学調味料ではない)野菜ブイヨンのスープが妙にマッチング。私の疲れた胃袋はこの17番にどれほど助けられたことだろう。 美食の都・パリは、私にとっては麺食いの都なのだ。
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その土地の名前が冠された食べ物を、その土地で食べるーというのが、旅の目的のひとつになっている。 つまり「天津丼を天津で食べる」「北京ダックを北京で食べる」「ハンバーグをハンブルクで食べる」「スパゲティナポリターナをナポリで食べる」「松阪牛を松阪で食べる」ということである。 「だったら、こんなのもある!」と思いつかれた方もおられることでしょう。ちなみに、ここに列挙した食べ物、すべてその土地で食べてみました・・・・・と言いたいところだが、天津丼だけは例外。天津に行ったとき「ついに天津で天津丼が食べられる!」と意気込み、レストランに出向いたのだが、写真付きメニューのどこにも天津井らしきものが載っていない。どうしたことかと思い、お店のスタッフを呼んで、メモに「天津井」と書いて見せると首をかしげ、「ない、ない」というリアクション。
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本場で食べるジェノベーゼがどれほどのものか、試してやろうじゃないか、うむうむ…・•••・とほとんど仕事そっちのけで、ジェノバに到着するやいなや、ホテルのコンシェルジュに紹介してもらったローカルレストランを訪ねた。そして着席するやいなや、メニューも見ずに「スパゲティ・ジェノベーゼ、プレーゴ!」と頼んだのだった。 そしてついにジェノベーゼとご対面。あざやかな緑色の生パスタにはしっかりバジルが練り込まれ、バジルペーストとオリーブオイルが絡められ、少々のニンニク風パルメザンチーズをパラパラふりかけ、一口食べて、泣けてきた。バジルの香りがいっぱいに広がって••••・これぞイタリア、ビバ・ジェノバ!とひとりテーブルで叫びそうな ランチタイムであった。
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『暗幕のゲルニカ』執筆のための取材ツアー(二〇一二年秋)の思い出話である。 二十世紀最大の美の巨人、パブロ・ピカソが生まれた国・スペインを巡る旅は、マドリード、マラガ、ビルバオ、ゲルニカときて、最終目的地・バルセロナまでやってきた。 マラガで生まれたピカソは、マドリードの美術学校で学んだ後、バルセロナへ行った。そこで画家仲間とボヘミアンな生活を享受し、やがて芸術の都・パリへと旅立っていく。ちょうど世紀の変わり目、一九〇〇年のことである。 ピカソが青春時代を過ごしたバルセロナは、見るべき文化遺産や美術館がたくさんある。モダン建築の奇才、アントニオ・ガウディ設計のサグラダ・ファミリア教会や住宅カサ・ミラ、ミロ美術館、そしてピカソ美術館。街自体もとても魅力的だ。取材の予定が詰まっていたので、市内観光できるのは半日のみ。
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タクシーじゃ運賃がかさむし、地下鉄じゃ風景が見られない。かといって徒歩では限界がある。うーむ、どうしたものか。と、裏路地でレンタサイクルを発見。おお、これだ!とばかりに飛びついた。手荷物を預け、午後一時から六時まで五時間一本勝負!ペダルをこいで軽快に出発。 ところが••••・・街に出てみると、店という店すべてがシャッターを下ろし、通りには人っ子ひとりいない。いったいどうしたのだろうといぶかしく思いつつピカソ美術館へ行くと、開いているはずの日なのに閉まっている。守衛の男性に聞いてみると「ああ、今日はどこも全部閉まっているよ。ゼネストで」と言うではないか。なんとその日、スペイン全土でゼネラルストライキが決行されていたのである。ええっ!? そんなあ、と半べそかきつつペダルをこいでいくと、大通りの向こうからうわ~っとデモ行進が押し寄せてくる。自転車ごと巻き込まれてしまい、全然知らない場所までデモと一緒に行進するハメに。これじゃ返却時間の六時に間に合わない!とウロウロ迷いながらどうにか帰り着き、はたと気づいた。すべてのレストランが閉まっている。はて、晩ご飯どうしよう…………・。 ということで、バルセロナのディナーは持参したカップ麺。ゼネストのせいペコペコ、さあ食べよ、とふたを開けた瞬間に、はっとした。ちょっと待て、割り箸がない......。 で、どうしたか。ええ、食べましたよ、歯ブラシで! はふはふ、ずるる〜っ。あ あ、おいしいッ。我が人生で最高のカップ麺だった。
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『楽園のカンヴァス』の中に登場したルソーの展覧会を大先輩のKさんと見る。うれしいけれど、ちょっと緊張もする。展覧会のまえに、ランチをご一緒する約束だったが、ここは時間がかかるビストロランチなどは避けたいところである。 ということで、サンジェルマン・デ・プレにあるそば店「yen」にお誘いした。 ここは、パリで本格的な手打ちそばが食べられる貴重な店。いくらおいしいフレンチでも、何日も続くと胃が疲れてくる。胃袋が疲れた日本人をここへ何度連れてきたことか......。 季節のメニューがいつも楽しみなのだが、その時期は「ホワイトアスパラのそば」がメミューにあった。ホワイトプスパラのおひたしが、温かい麺の上にのっている。 ただそれだけなのだが、シャクシャクした食感がおいしい。
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ロンドンの食事情について少々語らせていただきたい。 ここだけの話だが、実は私、イギリスでの食事に関しては、いつもあまり期待をしないようにしてきた。なにしろ物価が高い。そして為替は円に対してポンドが強い。 イギリス人の感覚だと、ーポンド=百円くらいなのかもしれないが、この二十年間で私がイギリスを訪問したときには、だいたい一ポンド=百七十円~二百円あたりだった。いっとき、一ポンド=約二百二十円という驚異的な円安の時期があった。そのときには、ほんとうにすべてが高く感じられて、何も食べられない気がしたものだ。ホテルでうっかり冷蔵庫からミネラルウォーターの小瓶を取り出して飲んだら、これが一本五ポンドで、計算すると千百円。もうびっくりである。うかつに水も飲めないのか・・・・・・となれば、食事はなおさら限定されてしまう。仕方なく毎日スーパーでサンイッチを買ってきてホテルの部屋で食べる始末。
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ところが、今回ロンドンに行って「ほお ~」とうれしくなったのは、日本のファストフードの店が、ここ数年でたくさんできたことである。ロンドン在住の日本人の知人に最近の食事情を聞いてみたところ、「そこそこの値段でおいしい日本のラーメン店がいくつもある」と言うではないか。これはぜひとも行ってみたい!と、ロンドンの中心部、ピカデリー・サーカスの付近にある博多ラーメンの店を訪れた。
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