いさ
@zvsinombvs36502
2026年8月16日

読み終わった
ほろ苦い短編集。
表題作から、こんなにも不穏さが醸し出せるんだ……と慄く。正しいこと、はきっと優しくはない。優しい正しさもあるんだと思いたい。
「立体パズル」は、あとがきで著者が「私が今まで書いてきた物語の外側にも様々な人の生活や思いがあるのだなと改めて考えさせられた。」というように、そういう隙間をつい考えてしまうからこそ、という物語の構造と入れ子のようになっているのも含めて好きだった。あと「投了図」も、なんだかビターで愚かしさとかそういうのの末って雰囲気で好き。